いろいろな童話や昔話を題材に
人間が成熟していくための
さまざまなテーマについて
学んでいきます。
お申込みは
年１０回継続して受講する形になっています。
（一括３００００円）
また、興味がある月だけを選んで、受講することも可能です。
（ひと月３０００円）
人間の深層心理や
童話や昔話に
興味がある人は
どうぞお申込みください。
第1回は
６月１３日（土）です。
「幸福ときこり」という物語を通して、
「喪失と回復」というテーマを学びます。
「幸福ときこり」は
勤勉なきこりが仕事を辞める（喪失）ことによって
幸福の女神がきこりの元に訪れる（回復）お話です。
第２回は
７月２５日（土）です。
「魔法の手ぬぐい」という物語を通して、
「自分の邪悪との対決」というテーマを学びます。
「魔法と手ぬぐい」は
修行僧にもらった手ぬぐいで顔を拭くと、
親切で若い嫁はますます美しく
嫉妬深い老女はますます醜悪になるというお話です。
第３回は
８月２２日（土）です。
「老錬金術師」という物語を通して
「自己対決と智恵」というテーマを学びます。
「老錬金術師」は
生活を忘れて錬金術にのめり込む娘婿を
老人（嫁の父親）が智恵を使って
実際の生活の大切さに気付かせるお話です。
第４回は
９月２６日（土）です。
「魔法の森」という物語を通して
「自己犠牲と自己超越」というテーマを学びます。
「魔法の森」は
蛇（嫁）によって魔法にかけられしまった息子を
老婆（息子の母親）が嫁（蛇）の仕打ちに耐え
自分を犠牲にして救うをお話です。
第５回は
１０月１７日（土）です。
「海の龍王」という物語を通して
「内的自己との出会い」というテーマを学びます。
「海の龍王」は
老人が助けた魚に龍宮城に招待され、おみやげに魔法の升を貰います。
その升を泥棒にとられますが、犬と猫の智慧でとりかえし、
老夫婦が安楽に暮らしたというお話です。
第６回は
１１月２１日（土）です。
「こぶとりじいさん」という物語を通して
「解放された無垢」というテーマを学びます。
「こぶとりじいさん」は
こぶとりじいさんは、鬼の前で上手に踊りを踊ることによって、鬼がこぶを取ってくれました。
それを聞いた意地悪なこぶとりじいさんも鬼の前で踊りを踊りましたが、
あまりに踊りが下手で、怒った鬼がもつひとつのこぶをつけてしまったお話です。
第７回は
１２月１９日（土）です。
「つつましい草刈り男」という物語を通して
「無垢の行為と統合」というテーマを学びます。
「つつましい草刈り男」は
草刈りの老人が、つつましい暮らしから東の王女と西の王子に贈り物をし続けました。
そのことがきっかけになって、王子と王女は結婚することになりました。
老人は王子と王女からのお礼の富を断り、つつましく生きることを選んだというお話です。
第８回は
１月２３日（土）です。
「六地蔵」という物語を通して
「神秘体験と自己統合」というテーマを学びます。
「六地蔵」は
貧乏なおじいさんが、雪の中の六体の地蔵に町で売るための笠をあげてしまいます。
その晩、六体の地蔵が贈り物として持ちを持って老夫婦を訪ねて来るというお話です。
第９回は
２月２７日（土）です。
「未亡人とカエル」という物語を通して
「超越的自己と実際的課題」というテーマで学びます。
「未亡人とカエル」は
未亡人がカエルの熱心な頼みを、カエルのお母さんになりました。
カエルは魔法の力で花嫁を見つけ、三人で暮らしました。
ある日、妻がカエルの皮を焼くことで魔法が解け、人間はカエルに戻りました。
その後、三人は幸せに暮らしたというお話です。
第１０回は
３月２７日（土）です。
「花咲きじいさん」という物語を通して
「回帰と変容」というテーマを学びます。
「花咲きじいさん」は
親切なおじいさんは、愛犬のおかげで大金持ちになります。そのことを羨んだよこしまなおじいさんは犬を殺して埋めてしまいます。
親切なおじいさんは犬が埋められた木から、菓子があふれだす不思議な臼を作りました。それをねたんだよこしまなじいさんは、その臼を焼いてしまいました。
しんせつなじいさんは、その臼の灰をもらってきて、桜の木に花を咲かせました。殿様は喜び、しんせつなじいさんに褒美をくれました。
よこしまなじいさはがまめて灰をまいても、花は咲きません。怒った殿様はよこしまなじいさんを牢屋に入れてしまったというお話です。
こちらのお問い合わせフォームより、お知らせください。
