梅雨に楽しむ「あじさい寺巡り」奈良県明日香村の岡寺へ① | cotsplaceのブログ

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2024年6月22日

 

岡寺のあじさいが見頃を迎えていると聞いて、

朝一番の電車で名古屋から橿原神宮前駅までやってきました。

橿原神宮前駅のバス停から奈良交通バスに乗り、岡寺前のバス停で下車します。

 

 

梅雨なのでお天気を心配していましたが、太陽も照り付ける晴天に恵まれて暑いくらいでした。

 

 

岡寺前のバス停から岡寺まで430mですか、少々歩きますね。

 

 

路地の径の板塀にホーロー看板があったり・・・・・

 

 

お地蔵さまが祀られている祠があったり・・・・・

 

 

とても長閑な参道を進みます。

 

 

途中にあったのは、岡寺じゃなくて、岡本寺です。

 

 

本尊は如意輪観世音菩薩で、子安観音として、安産、求子、良縁等にご利益があるそうです。

 

 

手を合わせてから先に進みます。

 

 

岡寺までたどり着きました。

お天気がいいので、まだ午前中ですが、体から汗がにじみ出ています。

湿度が高いのかもしれませんね。

 

 

岡寺は、奈良県明日香村の東にある岡山の中腹に位置しています。

 

 

現在は「岡寺」という寺院名ですが、これは地名に因る名なのだそうです。

創建時は「東光山 真珠院 龍蓋寺」だったそうです。

 

 

西国三十三所観音霊場の第七番札所として、また日本最初の厄除け霊場としても知られています。

 

 

江戸時代に長谷寺第32代化主法住が岡寺に入山して中興第一世となって以来、長谷寺の末寺となっているそうです。
 

 

いまでは、長谷寺も岡寺も「あじさい寺」としても有名になっていますね。

 

 

岡寺の手水舎と池が花で敷き詰められていると聞いています。

早速、拝観料を支払って参らせていただきましょう。

 

 

睨みを利かせた仁王様の山門をくぐると・・・・・・

 

 

すぐに手水舎がありました、

水盤に花がちりばめられていて、とても綺麗ですね。

 

 

こちらには、ガラス玉が敷かれています。

 

 

清らかな水の中に、色とりどりの花が水盤をぎっしりと覆いつくしています。

 

 

手を清めるのが申し訳ないような美しさです。

 

 

色の配色も良くて、素晴らしい手水舎ですね。

 

 

直ぐ近くの小川にも、あじさいが綺麗な花を咲かせています。

 

 

ピンクのあじさいも素敵ですね。

 

 

あじさいとは思えないような彩の花もありました。

 

 

苔むした石像もいい雰囲気を出しています。

 

 

参道の石段にも、あじさいの鉢が置かれていて・・・・・・・

 

 

この季節ならではの美しい境内が楽しめます。

 

 

蓮の蕾を見っけて、まだ早いと思っていたら・・・・・・・

 

 

咲いている蓮の花もありました。

 

 

紫陽花も、いろいろん品種があって、それぞれの綺麗な花が楽しめます。

 

 

あじさいに交じって、ダリアも咲いています。

 

 

可愛らしい姿のお地蔵様が・・・・・・

 

 

岡寺は古くは「龍蓋寺」という寺名でした。
飛鳥の地を荒らし農民を苦しめていた悪龍を、義淵僧正がその法力をもって池の中に封じ込め大きな石で蓋をし改心をさせたことから寺院名になったそうです。
 

 

その後、悪龍は改心し、善龍となって今でも池に眠ると伝わっています。

 

 

本堂へ参拝します。

 

 

お線香で焼香して・・・・・・・・

 

 

ろうそくの灯をともします。

 

 

晴天に恵まれたことの感謝と旅の安全をお願いして参拝します。

 

 

あちらこちらに、ぶら下がっているのは「龍玉願い珠」です。

 

 

紙に願い事を書いて、玉の下から入れて蓋をします。

 

 

それから、本堂横の奉納所や、木にぶら下げるのだそうです。

 

 

龍が持つ珠には願いをかなえる力があるという・・・・・・・ドラゴンボールみたいですね。

 

 

参拝を終えて帰ろうと思いましたが・・・・・・

まだこの奥に、あじさいの見所があるようです。

それではそちらへ参りましょうか。

 

つづく