仙台の耳権現様に耳の治癒をお願いしてきました | cotsplaceのブログ

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2024年5月26日

 

薬師堂から地下鉄に乗って下車したのは、蓮舫駅じゃなくて蓮坊駅です。

 

 

蓮坊駅から歩いて南へ500mほど進みます。

 

 

そこには、三宝大荒神社がありました。

 

 

文亀3年(1503)京都の聖護院の末寺に花京院というお寺があり、

その脇仏であった三宝荒神を修験者の熊谷文長がここに堂を造り安置したのが始まりだとか。

 

 

二度目の元寇(弘安の役)の際、当地の修行僧が国家の安寧平和を祈願して、

自身の耳を切り落とし地中に埋めて祈祷したのだとか。
 

 

その後、地元の人々はその修行僧の行為を称賛して石造卒塔婆を立てたのだそうな。

 

 

後年、耳を煩い苦悩していた旅の修験者が、当地に来たとき枕元に権現神が現れ、この卒塔婆を指示してお告げを受けます。

 

 

修験者は道場に籠り祈祷したところ、ある日の朝、耳を通して物音が聞こえるようになります。

 

 

この伝説により、地元ではこの石造卒塔婆(板碑)のことを「耳権現」と言うようになり、

耳の病気の人等が当碑を参拝すれば立ち所に治癒するという民間信仰となっています。

 

 

そして、境内には耳権現様の説明書きもありました。

 

 

こちらが石造卒塔婆(板碑)の納められた小さな社です。

 

 

賽銭を入れて鈴を鳴らして、知人の耳の完治をお祈りさせてもらいました。

すこしだけ、お堂の中を拝見させてもらいましょう。

 

 

お堂の中には、二基の板碑が安置されていました。

これが由緒ある石造卒塔婆なのですね。

 

 

文字が刻まれていますが、何と書かれているのかはわかりませんでした。

 

 

境内には、大きな石板碑が他にもたくさんありました。

 

 

この石が五つ並んだ場所にも、何か謂れがありそうですね。

 

 

さて、ここから地下鉄の連坊駅まで戻ります。

 

次は何処へ観光に行きましょうかねぇ~。