2024年5月25日
蔵王温泉に連泊して、仙台に戻る日がやってきました。
独鈷沼へ高原散策もしたかったけど、時間がありませんでした。
それならばと、蔵王温泉から車を走らせて独鈷沼まで行くことにしました。
ドッコ沼は、標高1264mの蔵王中央高原にある神秘的な沼です。
日差しによって水が青色やエメラルドグリーンに幻想的に変化するそうです。
水上様に参拝してから進みましょう。
山形市の水瓶ともいうべき源泉でもあり、沼畔にひっそりとたたずむ「水神様」は水と竜神の伝説とあいまって、先人達の水に感謝する思いがあるようですね。
ドッコ沼の周囲は約350m、平均水深2m、沼底から湧き出ていて、沼の水が枯れることはないそうです。
金剛杵の独鈷(両端のとがった金属製の仏具)と似ていることから、独鈷沼といわれるようになったと伝えられています。
ブナ林のなかにある、ドッコ沼畔には、テーブルや椅子があり、昼食をとったり、昼寝をしたり、のんびりとくつろぐことができます。
昔々、覚山法師が修行のためにこの沼を訪れたところ龍が現れたため,持っていた独鈷を投げ入れてこれを修めたことからドッコ沼と呼ばれているようです.
水上様とは竜の事だったのですね。
大きな沼ではありませんが,グリーン色に染まる独特の色を有した水は神秘的です。
天気が曇りだったのが残念ですが、それでも神秘的な雰囲気が感じられました。
近くには、ロッジ蔵王ドッコ沼という宿泊施設もあって、高原散策を楽しみたい方には便利だと思いました。
ドッコ沼へは、細い林道を走ってやってきましたが、ここから先は車で行けないようなので引き返します。
すれ違いもできない細い道でしたので、対向車が来ないことを祈って山を下りたいと思います。
スキー場のゲレンデ越しに街並みが見えるようでしたが、お天気が良くないので通過しました。
これから蔵王エコーラインを通って、遠刈田温泉まで車を走らせます。
曲がりくねった蔵王エコーラインのドライブを楽しみます。