2024年5月23日
この日の朝、愛知県を出発して、仙台空港でレンタカーを借り、
お釜ピザを食べてから、お釜の観光をして、蔵王温泉街にやってきました。
宿にチェックインして、蔵王温泉共同浴場の入浴協賛券をもらってから、
温泉街に繰り出して、上湯共同浴場へ入浴後の湯上りとなってます。
上湯共同浴場は、高湯通りの山側にあって、高湯通りの先は酢川温泉神社の参道となっています。
酢川温泉神社の石段の右側には・・・・・・、
享保元年の創業以来300余年の老舗旅館「深山荘 高見屋」がありました。
蔵王温泉に来たら一度は泊まってみたい老舗宿ですね。
高湯通りのその先には、酢川温泉神社の石段の参道が続いています。
長い石段を見て参拝するのを躊躇しそうですが、蔵王の湯に浸かったことで体が軽くなった気がしてます。
さっぱりとして気分爽快な今のうちならば、苦も無く石段を上れそうです。
酢川温泉神社へ参拝させていただきましょう。
参道脇には石灯籠が並んでいて、石灯籠の明り取りの部分にブラ板がセットしてありました。
そのプラ板の一枚一枚に、誰が書いたのか、面白い川柳が書かれています。
みんな力作で、おもわずうなづいたり、クスッと笑ったり、と楽しめます。
川柳坂と書かれた案内板もありますね。
参道横には「最上義光公の力石」もありました。
最上義光公が家来たちと、持上げ競争をした時、義光公だけが持ち上げることができたという石なのだそうです。
私なら簡単に持ち上げられ・・・・・・いいえ、ビクとも動きませんでした。
義光公がまだ16歳の時、父上と一緒にいた時蔵王温泉の夜道で盗賊に襲われたことがあるそうです。
そのとき、一番最初に勇敢に敵に立ち向かって、敵やっつけたのだとか。
父上は、たいそう喜んで最上家に伝わる名刀「笹切丸」を義光に譲ったという説話もあるそうです。
灯篭の川柳は続きます。
時代を反映して、コロナ禍や電子マネーを題材にしてあるものもありますね。
どれもこれも力作ぞろいで面白いですね。
石段の参道は、林道と交差してまだ上に続きます。
酢川温泉神社の本殿に到着です
この先の旅の安全を祈願して参拝させてもらいました。
酢川温泉神社の御朱印は、セルフで押すタイプの物でした。
私は御朱印を集めていないので押しませんでしたが、セルフとは珍しいと思いました。
酢川温泉神社の横に薬師神社がありましたので、そちらにもご挨拶してきました。
薬師神社は酢川温泉神社の摂社にあたり、神仏習合時代酢川温泉神社の本地仏であった薬師如来像が安置されています。
薬師如来像は鎌倉時代に制作されたもので山形県内にある三仏に数えられているそうです。
その脇には「蔵王高原系こけし発祥の里」の石碑がありました。
蔵王温泉街で、こけしの絵付け体験ができるところがあるようです。
時間があれば体験参加したいです。
さてと、これから高湯通りを散策しながら、下湯共同浴場を目指したいと思います
つづく