5月3日のさわやかウォーキングは「土岐高山城址からの眺望と窯元の街並みを巡る」でした。
土岐市駅をスタートし、途中の喫茶店でモーニングを食べてから、ウォーキングに復帰しました。
ここ岐阜県土岐市は「土岐源氏」の発祥の地、美濃源氏の時代、戦国時代に君臨した土岐高山城があります。
戦国時代には武田信玄、勝頼親子と織田信長の天下取りの合戦場となりました。
そして、馬継場、宿場町として栄えた「下街道高山宿」がありました。
江戸時代から明治にかけての下街道は、中山道恵那槙ヶ根追分から名古屋城下を結ぶ庶民の街道として、
多くの旅人や荷物が行きかい、その中間地点である高山宿は宿場町として栄えたそうです。
ウォーキングコースは南宮神社の中を通ります
狛犬が有名だそうですが、写真を撮り忘れてしまいました。
せっかくになので、拝殿へ参拝してからウォーキングを続けましょう。
ウォーキングコースは、神社の横を抜けて穴弘法方面へ進みます。
汗取り名人の販売もされてました。
これから暑くなると欲しくなるグッズですね。
境内の脇の細い道を進みます。
山の中へ入っていくような雰囲気ですね。
「土岐高山城址の森」の案内板がありました。
こちらの方が少しだけ細かくなってます。
穴弘法へ行く途中に弘法池がありました。
水面が鏡のようになっていて、周りの木々や空が写り込んでいます。
大きい池なので全体を撮ることは難しかったです。
歩道を歩きながら何か所かで撮ってみました。
逆さもみじの案内札がありました。
逆さ紅葉の名所みたいですね、行って見ましょう。
大きな池の周りを囲むカエデやモミジの木は、今は青々としていますが、水鏡に写って綺麗です。
秋になればこれらが赤く染まり、水面に映る「逆さもみじ」が絶景となるようです。
穴弘法(あなこうぼう)とは・・・・・・・
穴弘法は戦国時代にこの地で命を落とした人々の霊を弔うために元禄元年に開創された「慈光院梵燈寺」の跡だそうです。
岩肌に穴を掘り石仏を納める様式は鎌倉時代の「やぐら」に類似し、古くは高山城の武将の墳墓が存在したと推定されます。
大きな池や石仏の周囲には数多くのもみじの古木があり隠れた紅葉スポットとなっているようです。
今は紅葉の時期ではありませんが、毎年もみじのライトアップもされているみたいでした。
高山城址の東谷岩壁の穴には104体もの石仏が安置されています。
今日はウォーキングイベントで大勢が押し掛けていますが、ひっそりとしている時の方が趣が感じられると思いました。
木陰になっていて、苔生した岩肌がよい雰囲気になってます。
祠に二体入っていたり、一体だったり・・・・・・
6体入っているものもありました。
真言宗の高山教会と書かれていますね。
お賽銭をあげてウォーキングの安全を祈願です。
さらに奥に行くと、高山城址へ行けそうな細い道がありました。
ウォーキングマップを手に持ったおじさんが行くのでついていきました。
少し険しいつづら折りの道でしたが、高山城址への近道でした。
つづく