「笠原鉄道廃線跡ウォーク~笠原町街歩きとタイル感謝祭」 笠原町街歩きとタイル感謝祭編 | cotsplaceのブログ

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2024年4月21日

 

「笠原鉄道廃線跡ウォーク~笠原町街歩きとタイル感謝祭」の続きになります。

昨日は、笠原鉄道廃線跡ウォークをご紹介しましたので、今日は「笠原町街歩きとタイル感謝祭」になります。
 

 

笠原鉄道廃線跡ウォーク、陶彩の径の終着点は、笠原駅跡でした。

 

 

陶彩の径をそれて、笠原の街中へ進みます。

 

 

モザイクタイルで作られたゴミ集積ステーションです。

地元の方たちが、とてもきれいに管理されていて素晴らしいと思います。

 

 

人だかりがしているお店は・・・・・・・

 

 

笠原町にある三千蔵(みちさかり)の酒蔵でした。

 

 

さわやかウォーキング特別企画で、からくち三千盛の有料試飲会もやっていました。
 

 

公共交通機関を使ったウォーキングイベントならではの試飲会はいいですね。

早速、私も並びます。

 

 

江戸時代中期のことです、安永年間に初代 水野鉄治が造り酒屋を現在の笠原の地に開業しました。
 

 

明治の中頃までは「金マル尾」「銀マル尾」「炭マル尾」の三種の銘柄で親しまれます。
 

 

昭和初年に上級酒を初めて「三千盛」と銘うち販売したのが、今日の三千盛となっています。
 

 

戦後の甘口のお酒がもてはやされる中「からくち」にこだわり続けた三千盛さんのお酒です。
 

 

「もっと甘くしなければ売れない」という声があちらこちらから聞こえてきても、

かたくなに「からくち三千盛」を守り続けたようです。
 

 

すっきりとした「からくち」のお酒を、私も飲み比べてみたいと思います。

 

 

一番左がスタンダードの三千盛で、真ん中が春限定の「香るしぼりたて」、右側が夏限定の「アクティブスパークリング」でした。

 

 

まずは、夏限定のにごり酒から頂きます。 

濁っていても、口当たりがさっぱりとしていて、とてもさわやかなお酒です。

美味しいですよ~

 

 

おつまみに頂いたのが、クランチチョコのお菓子でした。

辛口のお酒に、甘いチョコがよく合うのには、とても驚きました。

 

 

一人品評会と気取っていましたが、あっという間に終わってしましました。

どれが美味しかったのかって・・・・・・どれも辛口で和食にも洋食にも合うと思います。

料理の味を邪魔しないとても品の良いお酒に仕上がってました。

限定酒もいいけれど、スタンダードが一番かな。

 

 

開業当時、操業者が尾張藩の水野地区(瀬戸市)の出身であったため屋号を「尾張屋」としていました。


 

江戸末期から明治期にかけて、尾張屋の「尾」の字を付けて、

酒の上級商品を「金まる尾」、中級を「銀まる尾」、下級を「炭まる尾」

と呼ばれて親しまれていたそうです。

 

 

試飲した美味しいお酒を買って帰りたいけれど、ウォーキング途中なので悩みます。

持ち運びがとても億劫になるのです。

 

 

悩んだあげく、ここではお酒を買いませんでした。

多治見駅周辺で、帰りの列車に乗る前に、買うことが出来たら嬉しいです。

 


三千盛さんの酒蔵を後にして、笠原の街の中を歩きます。

コース上の真っ直ぐでない細い道を迷路みたいに感じながら進みます。

 

 

モザイクタイルミュージアムが左手に見えてますから、ウォーキングコースは少し大回りしているようですね。

 

 

多治見市モザイクタイルミュージアムに到着です。

モザイクタイルミュージアムは、生産量日本一のタイルの町の笠原に、2016年に開館したタイルの博物館です。
 

 

今日は、イベントが開催されていました。

 

 

建築家藤森照信氏のデザインによる建物は、タイルの原料である粘土の鉱山をモチーフとした独創的な形になってます。
 

 

約20年の時をかけて、町の有志が集めてきたタイルの製品や資料を約1万点収蔵しています。
 

 

4階では斬新なスタイルの展示方法で、いろいろな作品の展示がされています。

 

 

3階では歴史や製造工程なども絡めたテーマの展示が鑑賞でき、タイルの様々な可能性も感じられるエリアです。

 

タイルの様々な可能性といえば・・・・・・・

 

 

「たたいる」いう作品は、タイルを叩くと音楽を奏でるようになっていました。

 

 

♪. わたしゃ音楽家 山の小りす じょうずに バイオリン ひいてみましょう ♪

 

 

広場では太鼓の演奏が始まってます。

 

 

モザイクタイルミュージアムの入場券が、ウォーキング参加者は割引になるようですが・・・・・

 

 

11時から雨が降る天気予報なので、入場をパスしてしまいました。

 

 

何度か、お邪魔させてもらったこともありますし、雨に濡れるのも嫌だからです。

 

 

先を急ぎます。

 

 

和菓子屋さんのディスプレイもモザイクタイルの作品ですね。

 

 

近くの神社に参拝させてもらいます。

 

 

 

ちょうどお宮参りをされています。

 

 

おめでとうございます。 すこしだけ待ちましょう。

 

 

参拝後、コースに戻って急ぎましょう。

 

 

でも、狐塚古墳がすぐそこと言われたら、立ち寄っちゃうんですね。

 

 

こんもりと盛り上がった所が古墳で、柵に囲まれて入れないようになってました。

 

 

おやおや、古墳の前にブルーシートを敷き、狐さん達が宴をしていますよ。

呑んでいるお酒は三千盛なのでしょうか。

 

 

交差点を直進したら、東農鉄道の笠原車庫に辿り着きました。

 

 

陶彩の径の終着点で笠原駅跡の先にあった場所で、笠原鉄道の車庫に当たる部分になります。

 

 

ここから、陶彩の径を歩いて多治見駅まで戻るか、バスで多治見駅に戻るかを選択できます。

私はもちろん、バスを利用させてもらいました。

 

 

ゴールがあったのは、多治見駅南口広場でした。

デジタルスタンプを頂いて、雨が降らないうちに帰ります。

 

 

行きに見つけた朴葉寿司がまだ売られていたので、家にラインしてから昼食用に4つ買いました。

 

 

ちょうどいいタイミングで発車時刻が迫っているので列車に乗り込みました。

 

 

あっ、三千蔵を買ってない・・・・・・・また次回のミッションになってしまいました。

 

 

帰りは、鵜沼駅で名鉄に乗り換えて戻りたいと思います。

 

 

木曽川の鉄橋を渡り・・・・・・

 

 

坂祝の駅を過ぎたら、次は下車する鵜沼駅です。

 

 

高山線は木曽川沿いに走るので、景色がいいですね。

 

 

木曽川の向こう側は犬山で、桃太郎神社がありますよ

 

 

鵜沼駅で名鉄に乗り換えて家に到着したのは12時30分頃でした。

雨に降られずに帰って来られて良かったですよ。

 

 

朴葉ずしは、飛騨地方南部から中濃地域にかけての郷土料理です。
朴の木の葉で酢飯を包んだ初夏の風物詩的な料理で、田植えなど農休みの御馳走として食べられてきました。
 

 

朴の葉には、殺菌作用の他に防カビ効果もあるとされています。
葉に含まれる「ヒノキチオール」という酵素は、抗菌性が高く、酢飯の酢と相まって高温多湿で食品の腐敗が心配される田植えの時期に重宝されます。
 

 

朴の葉を利用すると箸がなくても手を汚さずに食すことができるので、山仕事や農繁期の携帯食としても重宝されました

 

 

5月~8月が朴の葉の彩りや香りが良いので、この頃が「朴葉ずし」の旬となります。

 

 

ハイキングの時はもちろん、家の中で食べても美味しいですよ。

 

 

これで「笠原鉄道廃線跡ウォーク~笠原町街歩きとタイル感謝祭」のブログは終わりです。

三千盛を買わなかった事だけが心残りですが、次回リベンジいたしましょう