2024年4月7日
健康のため自宅から歩いて犬山祭りに来ています。
犬山城の前の広場には、既に13輌の車山(ヤマ)が集結していました。
犬山祭は、江戸時代の寛永12年(1635)から始まった針綱神社の祭礼で、毎年4月の第1土日曜に行われます。
13輌、全ての車山の最上部に仕掛けも見事な「からくり人形」を備えています。
これから1輌づつ針綱神社の前に進み、からくり奉納が行われます。
勇壮な男たちが江戸時代から続く伝統ある5トン以上もある車山を力いっぱい押して方向を定めます、
車山の中には、子供たちが乗り込んでいて、お囃子を演奏して祭りを盛り立てています。
「犬山式人形屋台」とも呼ばれる車山は、高さが8mもあるそうです。
犬山の城下町は、この車山が練り歩けるように、電線を無くしたり、高くしたりしています。
豪華な車山は、お祭りに華やかさを添えてくれています。
子供達が奏でる笛と太鼓のお囃子が聞こえてきます。
これから針綱神社へからくり奉納に向かう所です。
先の車山のからくり奉納がそろそろ終わるようです。
からくり奉納が終わると、車山を持ち上げて、180度の方向転換、いわゆる「どんでん」が始まります。
こちらでは、次の車山が方向転換して、針綱神社の方向に向かいます。
みんな役割が決まっているようで、怪我をしないように細心の注意で車山を扱っていました。
車山には、大きな4つの車輪がついています。
ちいさな方向調整は、皆で力を合わせて押して方向を変えてます。
山車の重さは5トン以上ともいわれてますから大変な労力だと思います。
車山の一階部分には、お囃子を奏でる子供達が十数名乗っています。
車山の二階部分は、からくりの仕掛けが収納されていて、からくりを操作する人が乗り込みます。
三階部分が、からくり仕掛けを見せる舞台になってます。
針綱神社の桜も満開の中、からくり奉納が執り行われていました。
ここの場所からは、からくりが全く見えませんでした、神社の鳥居の中からが一番よく見えるみたいでした。
からくり奉納が終わったら、男たちが車山を180度方向転換させるのです・
ポジションを確認し、掛け声とともに車山の片方を持ちあげて一気に回転させます。
豪快に山車を方向転換させることを「どんでん」といいます。
どんでんが終わったら、お囃子の音色と共に城下町に繰り出していくのです。
車山と観光客の間には、ロープなどの規制物がありません。
お祭りの係りの方が、安全を確保しながらゆっくりと進んでいきます。
ことしも犬山に春が訪れ、賑やかなお祭りとなってました。
山車と犬山城と桜が見られる、とても素敵な犬山祭りです。
夜になると百八個の提灯に灯りがともされ、幻想的な雰囲気にかわります。
そろそろ、孫たちが犬山駅に来る頃です。
特急に乗ったとLINE連絡があったので、これから犬山駅でお出迎えします。
3歳の孫はお祭り好きで、1歳の孫は初めてのお祭りです。
どんな顔するのか楽しみですよ。