2024年1月13日
塩釜神社に参拝した後の帰り道、大きな樽と塩釜名物玉こんにゃくの幟が目につきました。
ここは萩原醸造のお店で、前を通るとガラス戸越しにこんにゃくを煮た鍋が見えました。
1串200円で売られているようです。
どんな味なのかな・・・・・・・吸い寄せられるように店内へ・・・・・・・
おじさん、玉こんを2串ください。
鍋の中で煮えている熱々のこんにゃくをその場で串に刺してくれました。
一口食べたら、こんにゃく玉から汁が床に落ちる程染み出てきます。
こんなに汁の浸みたこんにゃくは食べたことがありません。
熱い玉こんをハフハフ言いながら食べました。
萩原醸造の自慢の玉こんにゃくは、中まで味が染みていて、とてもジューシーで美味しかったです。
この美味しい醤油をお土産にとも思いましたが、ちょっと重そうなので断念しました。
(LCCの旅は7kgという制約がありますからね)
店内で食べながら、お店の方に塩釜神社の参道についてお話を伺いました。
一番古い参道は七曲坂と呼ばれているところだそうです。
神社の東側にある神馬舎のあたりから拝殿の方向へ向かう途中、
気を付けなければ見落としそうな場所にある七曲坂です。
昔は鹽竈神社に参拝する道はここだけだったそうです
表参道の男坂の長い階段も、女坂と呼ばれる裏参道も近世代の参道なのですね。
七曲坂は鹽竈神社ご祭神の塩土老翁神が通った道だと言い伝えられています。
この神様は、天孫降臨や海幸彦山幸彦の神話の中で、神様に行き先の案内をしています。
そして、人間にはなくてはならない「塩の作り方」を教えた神様でもあるようです。
私も、七曲坂の入り口だけ覗きましたが、険しそうなのでその先に進むことを諦めていました。
曲がるたびにお祓いされると言われる一番古い参道です。
事前にこの事を知っていれば、七曲坂を通って参拝したと思います。
ここを歩かなかったのが、心残りとなりました。