中山道を妻籠宿から馬籠宿へ1 尾又橋~庚申塚 | cotsplaceのブログ

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2020年10月3日

 

妻籠宿を散策したのち、中山道をウォーキングして、馬籠峠を越えて馬籠宿まで歩きます。

 

 

駐車場の所にあるバス停で下車するバスの時間を確認しておきましょう。

時刻表が上と下で違ってますね、どちらかせ正しいのかよくわかりませんが、バス路線があることはわかりました。

 

 

15:04着と17:19着のバスがありますので、どちらかのバスに乗ればいいでしょう。

えっ、何々・・・・インバウンド需要減少のため17時台のバスは運行停止ですか~

 

 

15時のバスを目指して歩きましょうね。

 

 

再び、尾又橋を渡り、妻籠宿へ、今度は中山道を馬籠宿方面に右折します。

 

 

こちら側は、さらに人が少なくなります。

 

 

お地蔵さんに道中の安全を祈願してから進みます。

 

 

妻籠宿のはずれにあった建物は、関西電力の妻籠発電所でした。

 

 

アールデコ調のコンクリート造りの建物は、レトロモダンな感じがします。

 

 

発電所に面する中山道をはさんで山側には水圧鉄管が斜面に施工されています。
落差が182mあり、その高低差により2,800kWもの電力を生み出しているようです。

 

 

上の写真は、尾又橋から撮影した発電所の全景です。

目立たない茶色の建物の発電所は、風景になじんでいるようでした。

 

 

軒先には、数々の芸術作品が並んでいました。

 

 

この建物は、芸術家のアトリエなのでしょうか

 

 

こちらは、古民芸のお店です。

 

 

わら馬の実演販売もされているようでしたが残念ながらお休みでした。

 

 

わら馬は、地区内を回って厄を請け負わせから燃やして厄送りされるようです。

 

 

あははっ、藁の馬ですからね~、崩れてしまいますよね。

 

 

妻籠宿の建物もこの辺りまでですね、ここから自然あふれる道となります。

 

 

歩きやすいように草が刈られ整備されています。

 

 

中山道沿いには立札も整備されていて、迷うことなく進めます。

 

 

途中に集落があったりします。

 

 

その集落の中を中山道は通りけていました。

 

 

川の水が透き通っていて冷たそうですね。

 

 

わんちゃんがお出迎え、そしてお見送り・・・・

 

 

道の分岐点でも立て札があるので安心して進むことが出来ました。

 

 

妻籠から1.2km歩いてきました、馬籠まではあと6.5kmですね。

 

 

だらだらとした高低差の少ない登坂が続きます。

 

 

ずいぶんと上がってきたような気がしますが、まだまだですね。

 

 

柵が壊れた場所を通り抜け・・・・

 

 

所々にある地蔵様を拝んで通り過ぎます。

 

 

次の集落が見えてきました。

 

 

ここから車道となって集落を通り抜けます。

 

 

庭に柿も実ってます。

 

 

中山道脇の二階建ての建物に大きな石碑がありました

 

 

この家に住んでいた磯村さんが家の2階に弘法大師をお祀りしました。

そして近在の信仰する人が集まり石碑を建てたそうです。

弘法様の命日の3月21日には子供たちにお菓子やお餅がもらえたと書かれており、今は信者がいなくなったとも書かれています。

 

 

私の地元の愛知県扶桑町では、年1回の弘法様の日にお参りに行くとお菓子が貰える風習が残ってますが、この辺りでは、途絶えてしまったのですね。

 

 

中山道沿いに木曽ひのき造りのお宿、波奈屋さんがありました。

 

 

入り口には「HaNaYa」の暖簾がかかっています、外国から宿泊に訪れる方も多いのでしょうね。

 

 

大妻籠の看板がありますね、ホタルの里とも書かれています。

大妻籠は、夕暮れになるとゲンジホタルが飛び交い幻想的な雰囲気が味わえる場所なのだそうです。
 

 

大妻籠集落は妻籠宿から離れたところにある間宿で、小規模ながら昔ながらの町並みが残っています。

宿場町として制定されていなかった為、本陣等は設置されませんでしたが、中山道と大平街道との分岐点なので旅籠の需要があったようです。

 

 

お蕎麦屋さんが営業中でしたが、この日はお弁当を持ってきているのでパスしてしまいました。

 

 

水車小屋では、ロードバイクの人が写真を撮ってました。

 

 

石置き屋根になつてますね。

 

 

大妻籠の宿場町には、今も営業を続けている旅籠が数軒ありました。

こちらは、寛政元年創業の囲炉裏が創る想い出の宿「まるや」さんです。

 

 

一歩足を踏み入れると、そこは日本の田舎ではなく日本の「昔」
テレビも時計もない時代を体験できる宿「つたむらや」さんです。

 

 

中山道沿いにあったのは、鴨の養殖場でしょうか、

 

 

庚申塚には庚申碑が建てられていました。

 

 

庚申講を3年18回続けた記念に建立されるのが庚申碑で、江戸時代に多く建てられたようです。

 

 

人間の体内にいるという三尸虫という虫が、庚申の日の夜に寝ている間に天帝にその人間の悪事を報告しに行くとされいます。
それを避けるために、庚申の日は天帝や猿田彦や青面金剛を祀り、夜通し勤行や宴会をしたりすることが庚申講だそうです。

 

 

妻籠から2.2km、馬籠へは5.5km、まだ1/3にも到達していません。

 

 

庚申塚を過ぎると、いよいよ本格的な峠越えの山道に入っていきます。

 

 

ここから先は、石畳で整備された山道の中山道になります。

 

 

石畳の道は、見た感じはすごく良いのですが、石畳ってゴツゴツしていて意外と歩きにくいんですね。

 

 

馬籠宿へ向けて、お弁当を食べる場所を探しながら、峠越えの山道を歩きましょう。

 

つづく