大正から昭和初期に作られた別荘 揚輝荘 | cotsplaceのブログ

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2016年9月24日、覚王山日泰寺に参拝した後、揚輝荘へやってきました。

 

降り出した雨は止む気配がありません。

 

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揚輝荘は、大正から昭和初期にかけて松坂屋の初代社長15代伊藤次郎左衛門祐民によって構築された別荘です。

かつては迎賓館、社交場として華やぎ、国際的なコミュニティを形成した場所でもあったようです。

 

あいにく揚輝荘伴華楼が補修工事中で建物が覆われてしまっていました。

 

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松坂屋のマークの暖簾が飾ってあります。

 

松坂屋の初代社長の別荘として、覚王山の丘陵地に建設された、 郊外別荘の代表作だそうです。

 

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起伏に富んだ、約1万坪に及ぶ広大な敷地に、池泉をめぐらすなど地形や周囲の自然を活かして造られ、最盛期には、建築的・歴史的価値の高い30数棟に及ぶ建物があったそうです。

 

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木造の柱や壁には、細かい細工模様が施されていますね。

 

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鹿の角も立派です。

 

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この建物を建てるとき、色々な人がかかわっているのだそうです。

 

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和風建築には珍しい、暖炉もありますね。

 

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「揚輝荘」の名前の由来は・・・・・、

この地が月見の名所であったところから、祐民が漢詩の一部「春水満四澤、夏雲多奇峰、秋月揚明輝、冬嶺秀孤松」からとったものといわれています。

 

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雨がしとしと降っていますが、庭園も拝見させていただきましょうか。

 

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雨に打たれた青もみじが映えてますね。

 

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庭園の中には、商売の神様のお稲荷さんもありました。

 

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瓦が埋め込まれた門壁も素敵ですね。

 

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赤い鳥居をすり抜けて階段を下りましょう。

 

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豊彦稲荷と書かれています。

 

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雨に打たれた石畳も趣がありました。

 

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向こうに見えるのは茶室でしょうか。

 

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池をまたぐ白雲橋です。

通行はできませんでしたが、全体の写真は撮れましたよ。

 

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池の水面に落ちる雨粒がよく見えますね。

雨がかなり降っているのです。

 

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足元の悪い中を先に進みます。

 

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三賞亭という煎茶の茶室だそうです。

 

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なかなか趣がある建物ですね。

 

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足元に気を付けないと滑ります。

 

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こんな雨の中の庭園を相合傘で観光しているのは、

さすがに私たちだけですね。

 

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二人っきり・・・・貸し切り状態の揚輝荘見学ツアーなのでした。

 

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雨が止む気配がありません。

 

覚王山界隈を散策しようと思っていましたが・・・、

雨なのでここから退散いたしま~す。

 

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予定を変更して、栄の地下街に向かいます。

 

ドニチエコきっぷなので、計画変更もしやすいですね。

 

 

施設のデータ

施設名 揚輝荘 ←ホームページ

所在地 愛知県名古屋市千種区法王町2-5-21 ←地図