大正村に行った帰り、世界一の壺があるというので立ち寄りました。
これが、高さ5.4m・直径4.0m・重さ32トンの世界一大きな壺らしいです。
お茶を入れたら、一生では飲みきれないほど入りますね。
1999年に、世界一大きい茶壷としてギネスに認定されています。
この壺は、この場所で焼かれたようですね。
壺の誕生までの歩みが、写真付きで記録されていました。
茶つぼが出来上がっていくまでの様子がよくわかります。
1万束の薪を燃料に300時間もかけて焼成されていきました。
制作に1年を費やし、延べ12000人の地元の労力によって造りあげられました。
1万束の薪を燃料に300時間かけて焼成されました
皆で心を一つにして創り上げたので「「一心万宝の壺」とも呼ばれています。
いや~、凄いですね~。 とっても素晴らしいと思います。
焼釜の壁も一部が残されています。
レンガと壺のあいだは、とても狭いですね。
この茶つぼのモデルとなったのは、 戦国末期に与左焼として大川窯の全盛期を築き上げた、羽柴与左衛門景度が造った茶つぼ だそうです。
紫色の壺の封が素敵です。
後側には、焼いたときに使用した「煙突」も残されていましたよ。
縄文時代、人々は土器の焼け具合でその年の豊凶を占ったといわれることから、 この茶つぼは、地域に永久なる豊かな稔りと明るい未来を約束するという意味で、 『豊穣の壺』と名付けられました。
この辺りは、ハナノキ街道が走っています。
ハナノキが咲くころはとても綺麗なのでしょうね。
施設のデータ
名称 八王子神社 『豊穣の壺』
所在地 岐阜県瑞浪市陶町大川