愛犬への想い | KSALANPSALAN ポメラニアンブリーダー

KSALANPSALAN ポメラニアンブリーダー

大阪市の一般家庭で
年に少数の出産がある程度の
ホビーブリーダーです
今まで学んだ経験と知識を活かして
犬や猫に関する情報なども発信していければと思っています

とっても可愛い
7ポメベビーちゃん達は

皆、それぞれの

優しい御家族様の元へ
巣立ちました





仔犬達と過ごした70日間


ノンノままとポポままと一緒に

本当に大切に大切に

見守り育てて来たベビー達


それぞれの個性も出てきて

それぞれの可愛さと愛らしさがあって


ママ達の優しさに触れ

他の大人ワンコとの交流や

人間家族とのふれあい


そしてママたちの想いを受け

この子達の未来を守るために

本当に真剣に

新しい御家族様を探しました


この子達を

引き取って欲しいのではありません


この子と暮らしたい

この子を迎えたい


この子達を愛しく思って頂ける

飼い主様へ繋ぐ事は


私にしか出来ない

重大な責任でした



いずれ販売する子達だから


情をかけると辛いから

手もかけず情もかけず

母犬が可哀想だから

早くから離して育てる


そんな事は絶対に出来ません


この子達は

たくさんの愛情を受けて

幸せになるために産まれてきた子たちです


産まれた瞬間から


この世で受けるべき

たくさんの愛情をかけて

最高に幸せな時間を過ごしながら

成長して欲しい


それが私の願いです


ママが出来ないことや苦手な事は

私がフォローします


日に何度もサークルの中に入って

掃除したり体重を測ったり

ママを綺麗に拭いてあげたり

しながら


ポポちゃんの赤ちゃん可愛いね

ポポちゃん賢いね


ノンちゃんの赤ちゃん可愛いね

ノンちゃん賢いね


何度も何度も繰り返して

ママを応援しました


ママ達がベビーちゃんのお世話を

優しく頑張っている光景は


本当に尊く優しい時間です


仔犬さん達に歯が生えてくると

ママ達もお乳を噛まれて

とっても痛いのがわかります


私は離乳食を何とか頑張って

お手伝いして

ママ達をサポートするのですが


仔犬ちゃんは

やっぱりママのお乳が大好き


そんな中ノンちゃんが

吐き戻しをして

ご飯を食べさせようとしているのを

目にしました


そうだね

ノンちゃん

もうおっパイ痛いね

ご飯食べさせてあげないとね


その頃から

仔犬さん達を仔犬サークルへ移動し

離乳食をしっかり食べるように

練習の開始です


初めの頃は

食べ残した離乳食のお掃除に

ママ達を入れてあげると


離乳食は残すのに

みんなママのお乳にいっせいに

吸い付きます💦


だんだん

ママ達も上手く逃げるようになり

仔犬さん達も

離乳食を食べる量が増えていき


ママ達がお掃除する

離乳食が残らなくなっていきました


ママ達が入りたいと言えば

いつでも入れてあげます


ママ達が出たいと言えば

出してあげます


ベビーサークルから

ベビーちゃんをリビングへ

出してあげるようにすると


ママのお乳へ行かず

大人ワンコたちと遊んだり


色んなものに興味を持って

遊ぶようになりました


大人ワンコ達は

遊んだり怒ったりしながら

色んなことを教えてくれます


仔犬同士でも

噛んだり噛まれたり


キャンキャン

大きな声で泣きます


私も心がキュッと痛くなります


ママ達も飛んで見に行きます

止めに入る大人ワンコもいます


そうやって

噛まれたら痛い

噛んだら相手が痛いを学んでいきます


大人ワンコを噛むと怒られます

大人のスープを横から取ると威嚇されます


今しか経験のできない

成長に大切な社会化学習です


そして、巣立ちの準備


おやつをあげて

1人でケージに入れると

出して出してと泣いて訴える仔犬ちゃん


心を鬼にして見守ります


しばらくすると泣き疲れて寝てくれます

起きたらご飯を食べさせて

賢いねと出してあげます


ケージに入っても

また出れるんだよ

怖くないよを教えてあげて


ケージでご飯を食べる事を教えて

トイレで用を済ませて


ケージ練習はこの位


あとはみんなでギリギリまで遊んで

楽しく過ごして

ママのおっパイも飲んで

ママにキレイキレイもしてもらって


愛情いっぱいお土産に渡して

見送りです


幸せのスタートだと

心の中でわかっていても


毎回胸が熱くなり

嗚咽が出るほど泣いてしまいます


ポロポロポロポロ

 涙が出て


ママ達にゴメンね

ゴメンね


でも大丈夫

きっと幸せになるからね


そう伝えて抱きしめます



寂しくてたまらないくらい


愛しくて

たまらないくらい


これからも大切に育てて


祝福しながら

寂しくて泣きながら


優しい飼い主様へ繋いでいきたい


それが私の

大切な子達へ送れる


最後の贈り物です