冬の根菜類はエネルギーをデンプンやオリゴ糖という缶詰にする? | マクロビとヨガと農業と

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マクロビを取り入れた、カラダにやさしい料理をしたり、ヨガ教室をしながら、いいな、と思うことをゆるゆると続けています。 自然栽培の勉強も始めました。

こんにちは。

立春を過ぎたのに、福井県は真冬の寒さが続いています。

2月いっぱいは冬なので、しっかり腎臓を強化する食べ物を摂って元気に過ごしたいですね!


今日は、岡部賢二先生の「マワリテメクル小宇宙」から寒い時期におすすめの記事をご紹介します。




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植物は葉っぱで発電したエネルギーを、

春から夏にかけてはもっぱら

自らの葉や茎の成長に使いますが、

寒くなると、エネルギーをデンプンや

オリゴ糖という缶詰にして根っこに蓄えます。




冬場にできる根の野菜はエネルギーの

蓄積量が多いので、身体の芯から温まるため、

「腎」に「精気」としてエネルギーが蓄えられます。



ゴボウやニンジン、レンコンのきんぴら、

筑前煮、けんちん汁などの火のエネルギーを

たっぷりかけて料理した煮物が

「腎」の食薬になります。




お正月のお節料理でも、

本来の主役は根菜類の煮物でした。

吉野葛や自然薯などなら陽性な

デンプンも冷えの解消におすすめです。

ここまで✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

参考図書

書名 マワリテメクル小宇宙

著者 岡部賢二

出版社 ムスビの会


同じ野菜でも、春夏の暖かい時期と、
冬の寒い時期では、エネルギーをどこに使うかが違うんですね!


冬場は、エネルギーをデンプンやオリゴ糖という缶詰にして根っこに蓄えるから、

寒い時期の根菜類は、甘くて美味しいんですね!

そして、身体を温めてくれるんですね!!





節分に販売させていただいた、
玄米の恵方巻きです。


具には、ゴボウのテリ煮、レンコンの梅酢煮、蒸しニンジン、高野豆腐の煮物、サニーレタス、紅芯大根‥と、冬の根菜類をたっぷり入れて巻きました❗️