cotasoさんのブログ -22ページ目

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『松本さん!

ごめんなさい!』



息を切らして

現れた

私の姿を見て

彼はクスクスと笑った



『お疲れ様!

そんなに

急がなくても

大丈夫だったのに

とりあえず

何か頼んだら?

走って来て

喉渇いたでしょ?』



店員さんに

差し出された

メニューには

目を通さず

アイスティーを

注文した



グラスのお水を

一気に半分まで

飲むと

汗が一気に

溢れてきた

それをハンカチで

拭う私を見て

松本さんは

また笑った

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車道には

まだ

微かながら残っていた

桜の花びらが

一週間前の

見事な姿からは

想像もつかないほど

無残なものとなって

散らばっていた



それが

落ちた木には

早くも若葉が

ぽつぽつと

見受けられる



もう夏が

そこまできている



そう

波乱にまみれた

怒涛の夏が

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バイト先から

待ち合わせ場所は

歩いて3分

走れば1分で着く



今日は

小春日和を通り過ぎて

汗ばむような

初夏の気温だった

今話題の

温暖化の影響だろうか



薄手の

トレンチコートを

脇に抱えて

小走りで向かう