186
初めて
挨拶に行った時
大学に行くのが
当たり前の時代に
高校を卒業して
フリーターをしている
私に対して
『そんな事は
気にしなくて良いのよ
淳司が
こんな素敵な彼女を
見つけてくれて
嬉しい』
と言ってくれた
涙が出そうになった
私は
この人達を
裏切りたくない
そのためにも
絶対に
彼と幸せになろう
心に誓った
挨拶に行った時
大学に行くのが
当たり前の時代に
高校を卒業して
フリーターをしている
私に対して
『そんな事は
気にしなくて良いのよ
淳司が
こんな素敵な彼女を
見つけてくれて
嬉しい』
と言ってくれた
涙が出そうになった
私は
この人達を
裏切りたくない
そのためにも
絶対に
彼と幸せになろう
心に誓った
185
次の日は
淳司の実家へ
遊びに行った
家から
近いという事もあって
毎週日曜日
少なくても
二週間に
一度の日曜日は
こうして
彼の実家で
夕食を
ご馳走になる
ご両親とお姉さんは
いつも
笑顔で迎えてくれて
それを
苦に思う事はなかった
淳司の実家へ
遊びに行った
家から
近いという事もあって
毎週日曜日
少なくても
二週間に
一度の日曜日は
こうして
彼の実家で
夕食を
ご馳走になる
ご両親とお姉さんは
いつも
笑顔で迎えてくれて
それを
苦に思う事はなかった
184
バイクの後ろに
またがり
メットを装着する
このメットは
付き合うことに
なった時に
淳司が
プレゼント
してくれた物だ
『美奈子ちゃん専用ね!』
そう言って
渡してくれた
ピンク色の
可愛らしいデザインだ
きっと前の彼女にも
同じ事をしたのだろう
そして
走り出すバイクで
どんな会話を
していたのだろう
そんな事を
考えたりもするが
モヤモヤした
気分には
一切ならなかった
私は
彼に
恋をしていないんだなぁ
またがり
メットを装着する
このメットは
付き合うことに
なった時に
淳司が
プレゼント
してくれた物だ
『美奈子ちゃん専用ね!』
そう言って
渡してくれた
ピンク色の
可愛らしいデザインだ
きっと前の彼女にも
同じ事をしたのだろう
そして
走り出すバイクで
どんな会話を
していたのだろう
そんな事を
考えたりもするが
モヤモヤした
気分には
一切ならなかった
私は
彼に
恋をしていないんだなぁ