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沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)/山崎 豊子









長かったー.ようやく完結.

後半は何だか尻すぼみだったなぁ.

振り返ってみると,3巻辺りまでがヤマだったというか,僕としては前半の方が面白かったですね.


新しい人,出てきすぎです.もう誰が誰やら・・・.
そんで財務や政治の話がまたややこしい.半分くらいしか理解できてない気がします.

まあ,気にしない.

とにかく,悪い奴がたくさん出てきて,悪いことをたくさんする,という感じです.


たぶんある程度事実に忠実なんでしょうけど,その分「小説っぽさ」がどんどん薄れていってると感じました.

まあそれだけ問題の多い会社ってことなんですけど.

どこまでホントなのかは知らないですけど,ルポとしては一級品かと思います.あるいは歴史小説といった感じでしょうか.重厚感は半端ないです.


それにしても終わり方がなぁ・・・.何とも.

ただ,「あとがき」を読んで何となく納得できたというか,何を書きたかったのかが何となくわかったというか.

「不毛地帯」ともテーマ的に繋がってる部分があるようですね.


というわけで次はその「不毛地帯」に突入.やっとだ.

(山崎豊子作品の連続で,ホントはちょっと休憩したいんですが,課題図書たまってます)

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ストーリーは,半ばどうでもいいです.
宮崎あおいちゃんが,とにかくかわいいのです.そのかわいさを堪能できただけで十分満足です.
バイクに乗ってるとこと,警察官に扮装 (ある種のコスプレか?) するとこが,特に良いです.


内容に対する感想としては,
インテリ不良って,やっぱカッコイイね.

静かな映画,てとこも良いです.余計なBGMはないし,セリフも少ないし.
こういう静かなのばっかりだと,眠くなっちゃうし沈んでいきますけど,たまに観る分にはいいかなと思います.
嫌いじゃないです.

エリザベス女王杯は「いったいった」の競馬.クィーンスプマンテとテイエムプリキュアの大逃げが見事ハマって,絵に描いたような大波乱となりました.

まさかとは思いつつ,ひょっとしたらひょっとしてそんなことも無きにしも非ずか,と思っていましたが,ホントに逃げ切るとは・・・.


「良」まで回復したとはいえ生乾きだった馬場状態,ブエナビスタはじめ有力所の多くが差し馬だったこと,2頭で引き離していたこと,プリキュアが熊沢騎手へ乗り換わっていたこと,さまざまな要因が微妙に絡み合っての大穴.恐れ入りました.

それにしてもこんなに逃げがハマったのはちょっと記憶にないです.思い浮かぶのはイングランディーレくらいでしょうか.それも2頭とは.圧「逃」的.

1,2着を抜かせばきわめて順当な結果でしたね.前2頭と後続集団で別のレースをしているみたい.
さらに言うと,ブエナビスタも直線は「別次元」の脚.あれは驚異的でした.
カワカミプリンセスの横山ノリさんが「異変」に気づいて上がっていって,ブエナもそれに合わせて上がって行きましたが,そこから1000m以上の超ロングスパート.結局届きませんでしたが,あんなレースも出来るのかと驚きました.負けて強し.幅広がったなぁ.とんでもない馬だと思います.

俗に「鈴を付けに行く」なんて言いますけど,今回は付けにすら行けてないですね.追い出してんのに「時すでに遅し」で,差が全く縮まらない.直線入ったとこでは絶望的な差.障害レースみたいでしたね,あの差は.影をも踏ませぬとはまさにこのこと.

牝馬はどちらかというと「切れ味が身上」というタイプが多いと思います.そもそもマクリは不得手な馬が多い.ましてや今回は,後ろに切れ味がハンパないブエナがいたのでなかなか上がって行きづらい.後ろから差されるのがどうしたって怖いですからね.
そもそも前2頭が粘るなんて誰も思ってなかったんでしょうね.「どうせバテるだろう」と.教習所で教わる教訓を思い出しました.「だろう」運転,ホント危険ですね.

「見えなかったんちゃいますか?」という武邦彦さんのコメントは秀逸.核心突いてますし,名騎手にして名調教師ならではのコメントだと思います.解説者としてもっともっと,関東圏にも出て戴きたいです.

こんな大逃走劇は何十年に一度なんじゃないですかね.世紀の大逃走.いいもの見せてもらいました.面白かった.







オマケ.
土曜の京王杯2歳Sはエイシンアポロン.強い勝ち方でした.前走2着はフロックではなかったか.
ダッシャーゴーゴーはよく伸びたものの,最後は脚が止まりました.サクラバクシンオー産駒,距離がきついんでしょうか.
キョウエイアシュラは届かなかったもののよく伸びていました.今後ハマれば面白い存在,かも.
今週から暮れの有馬記念まで,7週連続GI.
第一弾はエリザベス女王杯.牝馬限定の京都2200m.

ウオッカもレッドディザイアも出てこないので,ここはブエナビスタが圧倒的人気になると予想されます.外回りコースで直線も長いですし.
ですが,最近の荒れ傾向も手伝って,僕はどうも信用しきれません.直線長くなるからってホントに届くのかという疑惑が・・・.
というのも,テイエムプリキュアとクィーンスプマンテの存在が気になります.いつも通りペース度外視でガンガンに逃げて,ものすごーく縦長の展開になると踏んでいます.そういうときは2,3番手集団の好位から抜け出してくる馬が有利.後ろからだとある程度長くいい脚を使えるというか,マクってくるのが理想的ですが,ブエナに果たして出来るかどうか.これまでのレースぶりから推察するに,コーナーワークは下手と見えて,行きたくても行けない気がします.というより外枠引いたことですし,たぶん「王道」でいくんじゃないでしょうか.大外ブン回して直線入ってからゴーサイン.それでは届かないんじゃないか,というのが僕が抱いている「疑惑」.

かといってブエナ以外で,となると,うーん,中心に出来そうな馬はいないなぁ.

本命は,一応,ブロードストリート.
秋華賞みたいに出遅れちゃうといろいろ破綻するんで,それだけが心配ですが,その前走は不利もありながら2着 (3位入線繰り上がり) だったように能力は高いです.ある程度前目でも競馬できますし,とにかくスムースに行ってくれれば.

対抗はブエナ.(さすがに切る勇気はない)
何だかんだ言って最後は伸びてくるので.後ろから差されることはないと思います.やっぱり強かったという感じで,全部まとめてぶっこ抜く可能性も十分あります.(むしろその可能性が高い・・・)

後は,内枠の経済コースを進んで好位抜け出し,というレースができそうなトルアマポーラとメイショウベルーガ.それと未知の魅力で外国馬のシャラナヤを加えた5頭の馬連ボックスで.


馬連BOX 2,5,10,12,16





オマケ.土曜は京王杯2歳S.府中1400m.GII.
夏のステークスで内容がよかったダッシャーゴーゴー,キョウエイアシュラに期待します.
いつものことながら,他の馬は知らないので,じっくり見てお勉強です.
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純粋に面白いです.映画観たー,という感じになれます.
以下,絶賛します.

クロサワ映画はこれまでにも何本か観ていますが,この映画はその中でかなり面白い部類に入ります.
昔の映画なのでストーリーはたしかに古臭いところもありますが,プロットやキャラクターの設定が素晴らしいです.
ほとんど全てのシーンが後の伏線になっています.観ていて,うなりっぱなし.思わずニヤリの連続.うまいなー.
少ない登場人物で,これほど豊かな内容の映画を作れるのかと思うと驚きです.

やはりこれも昔の映画というところからきていることですが,「絶対にCGではない」という安心感があります.そこから生まれる迫力といったらもう,圧倒的です.

映画の中盤,騎馬武者に見つかってから槍の一騎打ちまでのシーンは特に素晴らしいです.そこだけでも観る価値は十分にあると思います.
馬のシーンはどうやって撮ってるんでしょう.CGじゃないどころか,おそらくスタントですらないと思います.今でも撮るのが難しいんじゃないでしょうか.
一騎打ちのシーンは,槍の殺陣としてはこれ以上のものは作れないと思います.ものすごい緊張感.
三船敏郎さんの存在感というか威圧感というか,あれは何なんでしょう.絵になるよなぁ.

槍のシーン以外でも,殺陣は見所のひとつです.僕は特に「発想」が素晴らしいと思いました.
例えば後半,足軽に見つかるシーン.
一行が足軽2人に見つかって,一瞬ピンチに陥ります.
そこで六郎太 (三船さん) がどうするかというと,相手が抜く前に間合いを詰めて,腰に差した刀を先にさっと抜いて捨ててしまうのです.戦っていないのに,六郎太がものすごく強い奴だということがわかります.
こういうのは殺陣の上手い下手というよりは,「発想」が優れていると感じます.

余計なBGMがないのもいいです.(最近の映画は感動を煽るためかなんか知らんが,とにかくうるさすぎる)
無音は緊迫感を生むんですね.


この映画は,「スターウォーズ」のモデルにもなった,などと紹介されることが多いと思いますが,観た後の僕としては,この紹介のされ方は心外というか,非常に残念でならない.そもそもスターウォーズ「程度」の映画と同列に扱って欲しくないですし,この紹介だとどうしても太平 (千秋実) と又七 (藤原釜足) の掛け合いに目がいってしまいます.この掛け合いは十分面白いんですが,観るべきところはそこだけじゃないだろ,という気もします.

ついでに言うと,最近「リメイク版」も制作されました.こんなに完成度が高くて面白い映画をリメイクする意味が分からない.それなら「オリジナル」を再上映するべきかと.
どれだけヘボくなったか観てみたい,という意味でこの「リメイク版」にも興味はあります.


昔の映画なのでちょっととっつきにくいですが (僕もそうでした.モノクロだしね),見始めたらどんどん引き込まれて,あっという間.文句なしに面白いです.一見の価値あり.