お休み中、古い漫画を
読みました。
「うる星やつら」や「めぞん一刻」、
若い世代では「犬夜叉」などの
漫画を描いた高橋留美子先生の
昭和時代の短編集でした。
その作品のひとつに米国に渡米した
実業家が株で資産を失ったという
シーンがでてきます。
「んー、昭和の時代の株のイメージって
こんな感じだったのか」
と、私は思いました。
株式投資では、基本的には
購入した資金以上の損はありません。
購入した株を発行している企業が
倒産したとしても
その株を購入した資産がなくなるだけです。
実業家の方が、持っている資産の
すべてで株を購入するということは
考えにくいのです。
ただし「信用取引」をしていた場合
事情は変わってくるのです。
信用取引とは、簡単に説明すると
「借金をして投資する」ことです。
信用取引では、保証金(担保金)を
預けることで約3倍の資金を借りて
株式投資をすることができます。
つまり100万円を預けて、300万円分の
株式投資ができるということです。
信用取引をして株価が上がれば
いいのですが、
株価が1/2になってしまったら
損失も大きくなってしまいます。
例えば信用取引を利用して、
自己資金50万円を保証金として
信用取引で合計150万円を
運用した場合です。
株価が1/2になったら150万×1/2=75万円
なので、損失は75万円です。
保証金の50万円がなくなって、
さらに25万円の残債も残ってしまうのです。
漫画の実業家は、おそらく信用取引を
していたのだと推測できます。
普通に株式投資をしている限り
買ったお金以上に失うことはありません。
それでも昭和の時代の株式投資って
ギャンブル的なイメージだったのですね。
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■編集後記
ちなみに読んだ漫画は「浪漫の商人」
というタイトルでした。
株で破産は、普通の株式投資では
あり得ません。
ただ、ネットの広告などで
「株で数万円から億を稼いだ」
という成功話の中には、
信用取引の可能性がありますので
そういう教材には手を出さない方が
いいでしょう。
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