昨日は、お金が貯められないのは
「目標」がないためと解説しました。
では、目標はどうやって作ったらいいのか?
と、いうことです。
まずお金を貯めるのは「未来への仕送り」と
考えてみてください。
未来の自分がお金で苦労しないために
お金を貯めているのです。
まず考えるべきは、人生の3大費用です。
マイホームと教育費、老後資金です。
若い世代の方は、マイホームの
頭金を貯めることですね。
50代の方は、住宅ローンが何歳まで
残るのか?
それを考えてくださいね。
収入が減る60歳以降や年金だけの
生活になる時期まで
住宅ローンが残っている場合は、
収入が減る時期までに繰上げ返済を
する必要もあります。
ただし住宅ローンは、他のローンよりも
金利は低いので
住宅ローンが残っても生活ができるのかを
試算することが重要です。
退職金で住宅ローンを返済したら
生活費に困ってカードローンを
借りる生活になってしまったのならば
大変なことになります。
住宅ローンは、1%前後ですが
カードローンは15%前後です。
金利が大きく違いますから、
試算しないで返済してしまうのは、
とても恐ろしいことなんです。
そして、老後資金について。
まずは、現在の生活費を調べましょう。
毎月いくらで生活しているのかを調べたら
もらえる年金見込額から差し引くだけです。
ただし、年金定期便の「見込額」は、
現在の給与水準で計算されていますから
役職定年や再雇用で収入が下がる場合は
その点も考慮してくださいね。
20代30代の若い方でしたら、年金額はご夫婦で
22万円くらいで試算しておくといいです。
共働き夫婦でしたら、それ以上もらえるケースも
ありますが
人生に何があるのかわかりませんので
平均値で試算しておいても問題ありません。
年齢が上がったら、もう一度計算したら
いいだけです。
マイホームの資金と老後資金を試算して
どこまで教育費にかけられるのか
考えてみてください。
ここを考えるとおおよその貯蓄額の
目標が設定できます。
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