老後が不安な場合、やることは３つ
あります。
1) 公的年金を満額もらえるようにする
2) iDeCoやNISAを利用する
3) 少ないお金で生活できるようにする
この３つです。
まず、すぐに公的年金の未納がないか
調べましょう。
過去に年金の未納があるかどうかは
毎年届く「ねんきん定期便」を見るか
ねんきんネット、年金事務所の窓口、
ねんきんダイヤルで調べることができます。
私の経験上、ご自身の年金がどのくらいなのか
把握していない方は、
ねんきん定期便が探せない・もしくは
捨てている、
さらには引っ越しして何年も届いていない
ケースが多いです。
そういう方は、関心が薄いので
思い立った時に電話するのが最も良いです。
ねんきんダイヤルで混雑時間などを
確認して電話しましょう。
↓
https://bit.ly/3MzmzZH
ご相談に来ていただいても、
受給できる年金額がまったくわからないのでは
対策もできないので
私にご相談に来ていただいた時に
電話して聞いていただいたこともあります。
国民年金の保険料は、納付期限から
２年以内に納めなければ未納と
なってしまいます。
免除を受けた場合、受給資格期間に
算入はされますが
年金額は減額されます。
納付猶予や学生納付特例を受けた場合は
受給資格期間には算入されますが、
年金額には反映されません。
年金の免除や納付猶予期間が
ある方は「追納制度」を利用してくださいね。
保険料の免除や納付猶予などを受けた期間が
ある人は
追納制度を利用して、過去10年まで
さかのぼって保険料を納付することができます。
たとえば学生時代に２年間の未納が
あった場合
１年で約４万円程度年金が減ります。
たった４万円と思うかもしれませが
90歳まで長生きしたら
満額の方と比較して約100万円も少なく
なってしまうのです。
追納期間が過ぎてしまった場合は、
国民年金の「任意加入」をしましょう。
ただし60歳以降も厚生年金に加入して
働く場合は、
国民年金の任意加入はできませんが
厚生年金保険料を払うことで
国民年金に任意加入して老齢基礎年金が
増額するのと、
ほぼ同じ金額が加算されます。
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■編集後記
50代になったら、年金の受給額を
知らないと
老後の資金計画も立てられません。
もちろん、ご相談いただければ
「おおよそ」の年金額はお伝えできますが
アバウトな金額なので、アバウトな資金計画に
なってしまうのです。
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