今週末は最高気温が20度を超える日もあり、少し春を感じられそうですね。
暖かくなるのは大歓迎ですが、急な気温のアップダウンは身体への影響も大きい。
そして春といえば「花粉」に悩む方も多く、鼻水や目のかゆみ、咳や頭痛など症状もさまざま。
「溶け出す」季節の春は、心身の不調も表に出やすいのに、仕事や家のことなどやる事は変わらずあって、日々の疲れは溜まる一方
「今日も疲れたな」そう感じた時に家で回復のヨガポーズを5分でも行う事で、心と身体の疲れを解消する事に役立ちます
ここで、寒暖差による身体の疲れを取って、快適な日々を過ごそう!仰向けで行うヨガポーズをご紹介
①Setubandhasarvangasana with bolster(ボルスターを使った、セツバンダサルヴァンガアサナ)
準備する道具→ボルスター1個(縦向きで用意、腰が痛い場合はボルスターをもう1つか、同じ高さのものを用意)
Step3→肩の外側が軽くマットに触れたらそこで止まり、膝、腕を伸ばしてリラックス(写真②)
ポーズから出る時は、頭の方に身体をスライドさせ、お尻がボルスターから降りたら膝を立てて少し休み、起きます。
Step1→仰向けになる前に、手でお尻をウエストから離して伸ばしてから仰向けになる(腰を伸ばす)
Step3→一気に下りないで少しずつ頭の方にずれ、肩の外側がマットに触れたら止まる。
NG写真→下りるのが足りず、肩が上がりアゴも上がっている。ボルスターの端で、胸をバックアップされるところまで頭の方に下りる。
lower back pain写真→腰が痛む場合は、脚が骨盤と同じ高さになるよう足の下にサポート(ボルスター、重ねたバスタオルなど)を入れる。
自律神経と密接な関係にある背骨をボルスターに委ねる事で、疲れやストレスで優位になった交感神経を鎮め、リラックスを司る副交感神経とのバランスをとってくれる。
ボルスターを使ったセツバンダサルヴァンガアサナは、自然と胸の方に呼吸が入りやすくなるので心の疲れも解消できます
寒暖差による身体の疲れを取って、快適な日々を過ごそう!仰向けで行うヨガポーズ、いかがでしたか?
写真は本日のヨガスタジオエー、アイアンガーヨガクラス風景。
今週は「心身の回復」を目的にしたヨガポーズを練習。
アイアンガーヨガの特徴でもある「プロップス(道具)」を積極的に使い、身体に必要以上の緊張感をつくらずポーズを保つ。
主に逆転(写真は全て)のヨガポーズを中心に、そのポーズの中で呼吸を観察する。
私たちが日常している「生きるため」にしている呼吸は無意識だけれど、その呼吸に意識を向ける事で見えない先の不安や悩み、日常の嫌なことから離れられる。
身体が疲れていると途中で寝てしまったりするけれど、それでも数分の睡眠が驚くほど身体をスッキリさせてくれる。
「寝違えて首が痛かったのに、首も身体もすごくスッキリ」と生徒さんが顔を上げた瞬間、みんなが「目がスッキリして大きくなっている」と。
日常頭が上、脚が下にあるのを逆さにする事で、足の末端に巡った血が心臓の方にスムーズに戻り、全身の血行促進になる事で顔や頭がスッキリとする。
「今日も身体がよく疲れて、ぐっすり眠れそうです」と生徒さん。
人に気を遣ったり、パソコン作業をしたりすると頭や気持ちは疲れるけれど、身体は意外と使われていなかったりする。
そんな時に全身を動かすアイアンガーヨガの練習は、良い緊張感があるので「身体を疲れさせる」事にとても役立ちますよ
気忙しかったりすると「自分のいまの状態」や体調の変化に気付かず過ごしてしまいがち。
元アパレルで運動歴ゼロからヨガを始めた私が、皆さまの「身体を動かす楽しさ」を感じられるサポートをさせて頂きます
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Yoga-Studio A
太田あゆみ