身体が重だるい、腹痛、むくみやイライラなど、生理前、生理中に起こる症状はさまざま。
家庭や仕事で忙しい女性は、こういった症状があっても休む事なく働き、症状が強ければ、薬を飲んで我慢してしまう。一時的に痛みは消えるけれど、根本的な改善にはならない。
女性のからだは、約1ヶ月に1回、卵巣から卵子を排出(排卵)、それに合わせて、子宮内膜を厚くし、受精卵を受け入れる態勢整えます。
でも、卵子が受精しなかった場合、準備した子宮内膜は要らなくなり、はがれて体外に排出される、これが生理。
使われなかった血の排出などの特別な働きは、身体をとても疲れさせる為、身体的にも精神的にも休息が必要。単に動けるからと身体を駆使せず、自分のエネルギー、身体の状態を尊重して過ごす事がとても大事
ここで、生理中の不調を和げる！生理中にヨガをする事で得られる、３つの効果をまとめてみた
生理中にヨガをする事で得られる、３つの効果 ①生理痛の緩和
ただでさえ憂鬱な生理の時期。仕事や家の事を休めるわけでもなく、特に出血前の締め付けられるような腹痛や、鈍痛に「何もしたくない」と感じる方は少なくない。
その痛みの緩和に役立つのが、仰向けのヨガポーズ。
生理前のキリキリとした痛みや、生理中の月経血をスムーズに排出する為にも、骨盤を広げ、腹部を柔らかくする仰向けのポーズはとても良い。
ヨガの道具の１つ、ボルスターに背中を預けて骨盤、下腹部を広げる事で、子宮の収縮や血行障害が改善され、生理痛の緩和が期待できます
下記リンクの仰向けのヨガポーズがおすすめ
生理中にヨガをする事で得られる、３つの効果 ②むくみや冷えの改善
生理中は、女性ホルモンのバランスが崩れ、体内に水分が溜まりやすい。
アイアンガーヨガの特徴のひとつでもある、道具に委ねたヨガポーズを行い、身体に必要以上の負荷をかけずに身体を動かす事で、血行が良くなり、むくみや冷えが解消されやすくなる。
ヨガの道具を使い、むくみやすい脚を伸ばしたり、下腹部を広げるヨガポーズを行う事で、身体の緊張、重だるさは少しずつ解消されます
生理中にヨガをする事で得られる、３つの効果 ③心身の安定
生理前、生理中は、ホルモンバランスの乱れや、精神的なストレスにより、いつも以上にイライラや不安の感情が現れやすくなる。
そんな時はヨガの道具の１つ、程よく柔らかいボルスターに背中(背骨)を委ねる事がおすすめ。
背骨には、自分の意思とは無関係に働く自律神経の枝が通っているので、その部分を柔らかいボルスターに預ける事で、交感神経(活動的)と副交感神経(リラックス)のバランスが整いやすくなり、メンタルの安定に役立つわけです
生理中不調を和げる！生理中にヨガをする事で得られる、３つの効果、いかがでしたか？
ここで生徒さんの話。
生理痛がかなり酷かったという生徒さん。学生の頃、生理痛が酷くて倒れたり、いつも痛み止めがかかせなかったそう。
頭痛もあり、痛くなったら痛み止めを飲む、これが対処法だった。
ヨガを始めたばかりの頃はとても身体が硬く、特に脚、お尻の下半身全体が硬かった。
仕事が忙しい方で、中々定期的な練習は出来なかったけれど、それでもクラスに参加出来る時は、一生懸命練習していました。
でも、コロナの感染が広がり、生活環境が大きく変化した中、生徒さんも例外ではなかったので、週1回必ずクラスに参加出来るようになった。
1年経過した辺りから、脚、お尻周辺の筋肉が柔軟になり、身体全体にバネのような弾力が出始めた。
少しずつ、コロナ感染も落ち着き始めた頃には、本人も驚くほど、出来なかった事がたくさん出来るようになり、１つ１つのヨガポーズも身体を正しく使えていて、とても綺麗
何より、あんなに酷かった生理の不調がなくなり、酷かった頭痛は消え、ここ2〜3年は全く痛み止めを飲まなかったみたい
忙しく、クラス参加が不定期な時でも、出来る範囲でこつこつクラスに参加し、練習したベースがあったからこその変化！
自分の身体が変わりだすと楽しくなり、自然と練習をしたくなる。
私もアイアンガーヨガを始めた頃は、週に1回クラスに参加するだけで十分だったけれど、自分が「変わるかも」と希望を片手に持ち始めると、自然に練習したくなった。
頑張って週2回クラスに参加しよう！などと意気込むと、すぐに息切れしてやめたくなってしまうので、最初は出来る範囲でクラスに参加し、もう少しやりたい気持ちになってきたら、スイッチオンです
もし今、首肩こり、腰痛など不調がある場合は、まずその痛みを取り除き、痛みが改善され、身体が動きやすくなったら、スイッチオンです！
涼しい風が吹くようになってきました！ヨガスタジオエーで快適な身体作り、一緒に始めませんか？
Yoga-Studio A
太田あゆみ