Ardhauttanasana(アルダウッターナアサナ)
Ardha→半分 uttana→強く伸ばす asana→ポーズ
ポーズのやり方
準備するもの→イス、デスク、洗面台、公園のベンチなど、高さがあればどこでも。今回はイスで。
Step1→イスの背もたれに手を当て、脚が床と垂直ラインになるところまで後ろに歩く。
Step2→太ももを前から後ろに押しながら、胴体の両サイド、腕を伸ばす。
Step3→ 手で背もたれを押しながら、背中上部を床の方に押して、肩甲骨を身体の中にグッと入れる(OK写真)
Step1→脚が床と垂直ラインになっているか、最初は分かりずらいので、動画をとったり、鏡を横にしてチェック。その感覚を覚えれば、どこでも出来ます。
※背もたれを掴まないで、手のひらの根元だけを背もたれに乗せ、手のひらを開く(肩が硬い、痛い場合は、指先を斜め外に向ける)
Step2→ポーズに入ったら、①太ももを前から後ろに押して膝を伸ばす②足先は真っ直ぐ前向き③腕と一緒に胴体の両サイドを伸ばす④肩と耳を離し、背中上部(肩甲骨)は胸の方に近づけ、胸はあごの方に伸ばす。
※NG写真のように、背中が丸くなる場合は、少し強めの吐く息で背中を床の方に何度か押して、肩甲骨を身体の中にぐっと入れる
※腰が反りやすい方は、お腹を下に押しやすいので(腰が反る)、お尻をウエストから離して伸ばす意識を忘れずに!
今回は、イスでご紹介しましたが、仕事中ならデスク、会議室のイスなど、公園で子供達を遊ばせている時なら、ベンチの背もたれ(いい高さですよ)、家なら洗面台、リビングのテーブルなど、どこでも出来る!
肩がこったり、張ったりしたら放置しないで、アルダウッターナアサナを1分だけでもやると、肩だけでなく、腰も伸びて気持ちがいいですよ
四十肩、五十肩を改善!どこでも出来るヨガポーズ、いかがでしたか?
アルダウッターナアサナは、四十肩、五十肩(炎症がない場合)、首肩こりで悩んでいた生徒さん達(結構多め)が、毎日隙間時間で行い、症状が改善した万能ポーズ。
とてもシンプルな動きだけれど、背中、肩甲骨を動かす事で、リンパや血液が集中している脇の下が伸びて、肩周りの血行が良くなる。結果、肩こり、四十肩、五十肩などの改善に効果的というわけです
ここでスタジオの話。
アイアンガーヨガ、ベーシッククラス(アイアンガーヨガ1年以上の方対象)
今週は、restorative(回復)とpranayama(呼吸法)の練習。
道具を使いながら、1つ1つのヨガポーズを少し長めに行い、呼吸を観察する。この時、呼吸は観察するだけで、無理に長く吸おうとしたり、長く吐こうとしたりせず、ただ流れを観る。
吸う息と吐く息だけに意識が集中出来るよう、道具を使い、出来るだけ身体に緊張感がないようポーズに入る。
最初は誰でも身体が硬いので、なかなか緊張感が抜けないかもしれない。でも、アイアンガーヨガの練習で全身をバランス良く動かすうちに、自然と柔軟性も筋力も身につく。
そうすると、仰向けのポーズなどで緊張感なく呼吸に集中しやすくなる。
身体が疲れていると、呼吸に集中しようとする前に寝てしまう事はよくあるそれは全く問題がない!疲れが取れたら、また日常を元気に過ごせる。それはとても良い事です。
でも、疲れが取れたらまた、呼吸を観察する時間を持つ事で、集中力、忍耐力が養われ、自分を外から客観的に観る練習にもなる。
今日、クラス終わりに生徒さん達が「気持ちよかった」と。
呼吸に意識を集中する時、自分の中にある不安や心配事、考え事は消える。集中が切れると、また不安や心配事が顔を出すけれど、練習を重ねると、少しずつその濃度は薄れ、自然に消えていく。
スペースが空くと余白が出来て、何とも言えない穏やかな感覚になる。これは練習を続けた人にしか、感じられないこと。
自分がどう感じるかは、やってみないと分からない。
まだオープンしたばかりのヨガスタジオエーで、アイアンガーヨガを一緒に練習しませんか?
体験は無料なので、まずは体感してみて欲しい!続けるかどうかは、終わった後の感覚でゆっくりと決めてもらえたらと思います
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アイアンガーヨガ認定指導員
太田あゆみ
Yoga-Studio A
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color.iyengaryoga@gmail.com