前回のフランス語編に続き、もう一つかじったことのある言語、スペイン語編です。
フランス語以上に中途半端なスペイン語を記事にするのはかなーり恥ずかしいものがあります。
(///∇//)
が、スペインに対する思い入れはとても深いんです。
時は大学入学時。
入学した時点で、計算上は4年生の夏にバルセロナオリンピックが行われるタイミングでした。
入学と同時に卒業旅行を考えるのも今考えるとバカげた話ですが、その時は大まじめ。卒業旅行時期にオリンピックなんて運命のイタズラとしか思えず、柔道応援して、体操も見て、と妄想は膨らむ一方でした。
先にネタバラシしておくと、オリンピック時はエアー、ホテル、チケット全てskyrocketで上昇しちゃってて、貧乏学生がバイトで貯金した金額だと行きの飛行機のサウジアラビア辺りで降ろされるくらいにしかならず、結局実現はしてません。。。
(ノ_-。)
でもまあそういうキッカケって何かを始めるにあたってはすごく大切で、元々ラテン系の美女(e.g. Gloria Estephan)に憧れを持っていたこともあり(邪)、経済学部でしたが般教でスペイン語がなかったため、人文学部のスペイン語を1年目で履修してみました。
フランス語の時に書いたことと対比させてみると、スペイン語は以下のような感じです。
【発音】
スペイン語、イタリア語、知らないけど多分ポルトガル語も、いわゆるラテン系の言葉って日本語にすごく近くて「子音+母音」のローマ字が基本です。母音も「a i u e o」は「あ い う え お」でOK!
子音が微妙に英語と違うものもありますが、そこに少し慣れれば書いてあることはあっという間に読めるし発音できるようになります。
一つの単語のアクセントの位置も絶対的なルールがあり、例外的なアクセントにはご丁寧に「japonés」みたいにアクセント記号まで振ってくれてます。
日本人はスペイン語の学習を始めるとほぼ確実に発音が上手と褒められるのはこのためです。
【男性名詞、女性名詞】
フランス語と同様全ての名詞の性別が決まっており、冠詞や形容詞が性別によって変化する点も同じです。
ただ、フランス語と違うのがここにも基本的なルールが存在すること。
男性名詞はほとんどの場合「-o」「-e」で終わり、女性名詞は「-a」「-ción」「-dad」で終わるんです。形容詞もこれに合わせて韻を踏ませるイメージなので、例えば
●男性名詞-un libro viejo:古い本、an old book
●女性名詞-una casa blanca:白い家、a white house
となります。
この法則に当てはまらない例外もありますが、これ以外の法則もいくつかあるのでそれらを全て把握すれば例外として覚えなければならないものはごく僅かです。
【動詞の活用】
スペイン語を勉強していて挫折する可能性が一番高いのはここです。
もう思い出しもしませんが、一つの動詞につき時制と直接法/間接法による変化なんかで10個くらいの活用を覚えなければなりません。もちろん人称毎に。
1年の後半にここにさしかかった時点で「こりゃ無理だ」と気付き、結局2年目の継続はESSの活動が忙しくなってきたこともあって断念しました。
フランス語も同じように動詞の活用はやっかいでしたが、なんかスペイン語の方が難しかった印象があります。
ということで、情けない終わり方をしてしまったスペイン語ですが、実はクラス以外でもその後触れる機会は度々ありました。これはフランス語以上。
まず外人アパートには一人メキシコ人がいました。彼は英語が達者だったので会話は英語でしてましたが、アメリカでもヒットした名曲「La Bamba」を教えてもらって、今でもこの歌は歌詞見ないでも歌えます。
あと、ロンドンに長期出張してた時のお客さん(邦銀)とこの自分の担当支店にMadridが入ってたので、イギリス在住のメキシコ人の女の子を雇って直属の部下として働いてもらいました。Madrid支店のスタッフは英語をほとんど話さないので、通訳が必要だったんです。
彼女との会話も英語でしたが、ランチの時にプチスペイン語レッスンとかしてもらってたんで、話せるところまで到達してないですが昔を思い出して結構楽しかったです。
こうしてフランス語とスペイン語を勉強して改めて思ったことは、
英語って簡単
動詞の活用なんて3つでいいんだし、名詞に性別はないし、言語としては随分シンプルになってると思います。発音のパターンがちょっと掴みにくいですが、これは覚えるというより慣れるものなので記憶しなきゃならない量は欧州大陸系の言語の方がずっと多いでしょう。
それから、「カタカナ英語の功罪:メリット編」でも書きましたが、日本には多くの英語が既に輸入されてきています。フランス語やスペイン語なんてカタカナでそのまま使ってるのってお酒か料理に関連する言葉くらいしかない気がします。
まー、比較すること自体にあまり意味ないかもしれませんが、ちょっと英語の勉強に行き詰った時にそういう観点から見てもらえると、多少気が楽になるかもしれません。
最後に余談ですが、実は僕イタリア語もNHKのテレビイタリア語講座で3か月だけやったことがあります。
全くの個人的見解なんですが、僕のようにスペイン語を中途半端に知っている人がイタリア語やるとかなりの確率でパニックになります。
この2つの言語、どちらもラテン語系なので発音の規則が同じで単語も似てるものが異常に多いんです。
なので、僕の場合は「あれ?数字の4ってcuatroだっけ?quattroだっけ?」って状況が多発したのでイタリア語は速攻あきらめました。
ちょうど山口もえがジローラモとやってた時のイタリア語講座です。
「あの山口もえに語学の勉強で負けた」という事実はしばらくトラウマとして残りましたが・・・
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もう全くタイトル関係ないじゃん・・・
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