カタカナ英語の功罪:メリット編 | Black Swan - 国際人養成所

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前に書いた「あなたも間違ってる?意外に知らないカタカナ英語」の続きです。

もっぱら悪役にされやすいカタカナ英語ですが、その功罪について考えてみました。
特に、「功」の方については取り上げられているケースが少ないようですが、僕はカタカナ英語も満更悪い面ばかりじゃないと思うのです。

まずはメリットから。

星語彙力が強化される

日本語は非常に柔軟な言語です。カタカナの存在により、外国語をそのまま取り込んで日本語の語彙に加えている例は枚挙にいとまがありません。というか、カタカナ英語なしでは会話が成り立たないシーンも少なくないです。特に僕が身を置くIT業界

パソコンウィンドウを開いてドラッグ&ドロップしてください。

という文章を

個人用電子計算機を開いて引きずり落としをしてください。

と言っても意思疎通できる気がしません。(-。-;)

中学校で英語を習い始めた時に「カタカナ英語になってる単語って特に意味を覚える必要ないので楽!」って感じたことありませんか?
第二外国語を習うとわかりますが、第一外国語の英語に比べて覚えなきゃなんない単語が凄まじく多かったりします。

日本人はこの点において、他国で英語を外国語として学ぶ人より随分メリットを享受しているのです。

もう一つ例を挙げるとすると、中国語では上記の文章で出てくる外来のIT用語なども英語そのままは使われず、中国語名が都度作成されます。

personal computer個人電脳
internet国際互聯網
double click双撃

アジア言語の中国語に限らず、同じラテン語を源とするフランス語なんかでも対応するフランス語名が付けられてたりします。

こう見ると、英語を今勉強してる人も「日本人で良かったかも!」と思えるのではないでしょうか?にひひ

星スペルが覚えやすい

良くヤリ玉に挙がる「発音に対する悪影響」の裏返しとして、スペルを覚えやすいというのはカタカナ英語のメリットだと思います。

animal」という発音は実際「エアニモー」という音に近いですが、こいつからスペルを起こそうとすると「eanimo」くらいにしかならないと思われます。
アニマル」だと「animalu」くらいにまでは行き着きます。

当然ローマ字表記に近いスペルであればある程この法則が当てはまるので、逆にスペルがローマ字から離れてしまうとヒット率は下がります。
が、英語は発音とスペルの規則性が乏しい言語なので発音からスペルを推測するのは困難です。

なので、カタカナ英語から本当の発音はわかり難いですが、日本語になる過程の規則(スペルをベースにローマ字化してる)が分かってれば綴りを覚える役にはかなり立つと思うのです。


思わず長くなったので、デメリットは次回書くことにします。乞うご期待!!

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