本日の修理車は YAMAHA CygnusX 2型インジェクションモデルです
現象は当店ご近所まで用事があったのかバイクで来られたようで用事を済ませてエンジンをかけようとセルを回してもエンジンがかからないとのことでご来店頂きました
さっそく現象確認するため車両のメインスイッチをONに操作するとここでまず異常ありです...フューエルポンプの作動音がありません(;´▽`A``
ダイアグでエラーを確認します。主原因は燃料ポンプ不良だと思っておりましたが39番のインジェクター断線のエラーを表示してます...(;^_^A
ここで燃料系統の電圧を確認してみることにします。すると正常な電圧が確認できるのでやはり不良なのは燃料ポンプのようですね(*^▽^*)
46番はエンジン始動の際に確認することにします
フューエルポンプの交換作業です。こちらの車両は並行輸入の車両を個人売買にて購入とのことだったのでメーカー保証対象外の有償修理となります
珍しい色だとは思っておりましたが外装を取外して気付きました...これオールペンなんですね、インナーカウルなど慎重に取り外しましたが下地処理などがよろしいようで塗装が剥がれることなど皆無でしたースゴイですねー(*^▽^*)
オールペンの時に外したままなのかな!?...燃料タンクとエンジンを仕切っているラバーなど一切ついてないので作業がものすごく捗ります(;´▽`A``
フューエルポンプ取り外しました。右が新しい部品です
フューエルポンプを交換してテストバッテリーで始動確認します。問題なくセル一発で始動しました
46番の充電系統不良もここで確認します。充電電圧、電流ともに異常ありませんでした
あとは外装を組み付けて完了です。分解時に気付いた箇所を無料でできる範囲であれば修正しておきます(*^▽^*)
入庫時のバッテリー電圧は12.2Vでした。このままではとても冬は越せない状態なので充電してようやく3日目で通常充電完了しました(*^▽^*)