
今日の修理車はカゴ付きなのにオシャレなスクーター、Vino Molfe です(*^▽^*)
修理内容は大したことない消耗部品の交換なんですが、いずれは交換することが予想できるのに考慮しないで途中で修理を終わらせられてしまった残念な例ですね(;´Д`)ノ
こちらのお客様はご購入頂いてから休みの日、時間帯が合わなかったため走行距離約9,000km、3年ほど乗りっぱなしで初回点検のみ受けた車両です
ご要望はオイル交換とブレーキレバーが両方とも握り込めるぐらいの遊びがあるので修理してほしいとのこと、

お話を伺いながら車両を確認するとフロントタイヤが変磨耗してスリップサインも出ているため交換を提案してリアタイヤを確認すると...

う~ん...このタイヤ...(・・;)
時々このタイヤを見かけるんですが、何でも某スタンドで給油時に交換を勧められるんだとか...
タイヤのメーカー、銘柄などには今回触れませんが注目してほしいのはブレーキ調整時に締めるナット部分です

これだけ調整ナットを締め込んでるのにレバーが握り込める状態であれば普通はタイヤ交換と同時にブレーキシュー交換を視野に入れるのが当然のことなんですけどね...( ̄□ ̄;)
在庫のあるタイヤだけを交換して消耗しているブレーキシューを放置・無視してホイール組み込まれるならお客様が余計な工賃を支払わされるだけなので中途半端に手を出さなければいいのになぁ...(ノ_-。)

リア側は清掃してブレーキシュー交換のみで終了します


フロント側、やはり調整ができないぐらい消耗しているのでフロントタイヤとともに同時交換します


あとはオイル交換、全体的な点検・調整を終えて完了です(*^▽^*)
修理の前には気軽に相談して信頼できるお店を一店持っておくと安心して乗車できると思います(^-^)/