平成狸放談 -5ページ目

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パドマワールドマジック & ダンスフェスティバル

6月5日（月）

本日は赤坂プリンスホテルで、二条夜子ママ主催のパドマワールドマジック & ダンスフェスティバルが開催。

世界のマジックの殿堂、マジックキャッスルの創始者ミルト・ラーセン氏を主賓に招き、日本のダンス界の最重鎮、日本プロダンス競技連盟会長の毛塚鉄雄氏と副会長の山本千恵子氏も同席。

夜子ママとオアシスガールズの歌と踊りとマジックをはさんで、日米の一流のマジシャン、世界と日本のチャンピオンのダンス、中国雑技団、和太鼓、と一流所が次々と演じました。

世界王座に君臨する、ドイツのブライアン・ワトソン & カルメンのダンスは圧巻。

日本最強ペアでシャルウィダンスでもお馴染みの大村淳毅 & 和田恵も熱舞。

最優秀マジシャン２年連続受賞のダニー・コール氏と、クローズアップ部門２回受賞の緒川集人氏のマジックも圧巻であった。

ディナーとお酒を飲みながら楽しむステージは、パリのリドやムーランルージュのエンターテイメントを見たような満足度でした。

日本では、この様な楽しみ方がほとんどない上に、今回一流所が演じた点では前代未聞でしょう。
このようなエンターテイメントが、いつも日本で見れたら最高ですね。

野口英世賞「ノーベル賞級に」

6月3日（土）

本日小泉首相は、福島県の野口英世記念館を視察し、５月のガーナ訪問中に創設を表明した野口英世賞の賞金額について「１億円から２億円で、ノーベル賞に匹敵するものにしたい」と記者団に述べたそうだ。
この賞は、５月のガーナ訪問の途中、飛行機の中で考えついたという。
対象はアフリカで医療に携わり優れた業績を上げた国内外の人で、2年後に東京で開くアフリカ開発会議で第１回授賞式を行うそうだ。

その目的は大変素晴らしく結構なことです。

飛行機の中での思いつきもぜんぜんOK、突然の思い付きなどこの人にとって日常茶飯事ですから。

ただ、野口英世さんは医学的には何の成果も上げていない人ですし、海外では捏造学者という声もあるそうです。
戦前の国策で英雄になった人です、いえ別に国策でいくら英雄になろうと構わないのですが、本当に何の成果も上げていないのは問題でしょう。

紙幣に印刷されるのもまずいです。
紫式部を残して、紙幣は総入れ替えしてもらいたい。早く売国奴福沢諭吉を聖徳太子に戻したい。

だいたいにおいてノーベル賞級にですって。
まあ金額的にはでしょうけれど、ノーベルは自分の発明の使われ方を嘆いて私財をなげうったのですから、本当に人間らしい人です、野口さんと一緒にされちゃかわいそうです。

「嘘を百篇つけば本当になる」という悪癖がこの国に昔から根づいています。
別に野口さんに恨みも何もありませんが、この国の将来を思えば野口英世賞というのは大いに問題だと思います。

どうせなら竹中から100億円くらい貰ったと噂されているのだから、本当なら少し寄付して小泉賞を作った方が健全でよろしい。

続・村上世彰逮捕

6月2日（金）

昨日のblogで書いたら、今朝の朝刊で東京地検特捜部が事情聴取との見だし。

東京地検特捜部もやるもんだ。

与謝野馨金融大臣や、大鶴基成東京地検特捜部長は日本の最後の良心みたいなもんだ。

思えばつくづく小泉政権というのはひどかった。

今、東京地検はヒルズ族を片っ端から呼んで事情聴取しているそうだ。

そういえば５月３１日に村上世彰氏はシンガポールから中部国際空港に変装して帰国した。

ところが報道陣に取り囲まれ、「日本にはプライバシーがないのか！」と叫んだそうだ。

あるわけねーだろ。　大体頭が悪い。

昔、小佐野賢治はハワイから帰る時に、韓国のソウルまで行き大韓航空に乗り換えて帰ってきたので、マスコミは全く気付かなかった。

それをシンガポールから直接日本に帰ったのでは、日本にはプライバシーがないのかと叫ぶ方がバカである。

また東京地検特捜部が帰って来いといったら、すぐ帰って来るから可笑しい。

せっかくシンガポールに逃げたのに、何の為に逃げたのかわからない。

ここらへんがかっこつけの東大法学部卒の限界なのであろう。

数年ほど日本に帰らなければ何とかなるのに、全然腹が据わっていない。

まあ村上を擁護する気はないので、めでたいことである。

暗黒の小泉政権の終末も近くなって、お先真っ暗だった日本にも光明が見えてきて元気が出る今日この頃です。

与謝野馨があつい　村上世彰逮捕　首相候補No1

6月1日（木）

私の師匠と大師匠が集い、赤坂の料亭で会合に出席。

衛藤征士郎衆議院議員も出席。

いろいろな話題に花が咲いたが、一番ホットな話題は与謝野馨金融大臣のことであった。
売国奴の竹中平蔵総務相の悪行に対抗し、今一番仕事をしているとの評である。
9月の総裁選は、福田は立候補せず、安倍晋三と与謝野馨の一騎打ちで与謝野馨の勝ちという観測もある。

ニッポン放送株を巡って、金融庁は村上ファンドに立ち入り調査をしようとしたが、金融庁内の村上のスパイの御注進によってあわてて村上世彰はシンガポールに逃げ出した。

大鶴基成東京地検特捜部長も、ライブドアから村上世彰を経て竹中平蔵逮捕に繋げたいと思っている。

竹中平蔵は、第一次小泉内閣の時から、辞めたら逮捕されると言われてきた。
しぶとく保身して300億程貯めたらしいが、年貢の納め時かもしれない。

郵政民営化で発足した「日本郵政株式会社」の初代社長に就任した、西川善文元三井住友フィナンシャルグループ代表取締役社長は竹中が推したので有名だ。
出身母体の三井住友はゴールドマン・サックスの子会社と陰口を叩かれる銀行だ。
そのゴールドマン・サックスのヘンリー・ポールソン会長兼ＣＥＯが米財務長官に就任するが、この人は上海に100回以上行っている中国通でもある。
竹中とポールソンと西川善文は当然以前から会っているし、郵貯を食い物にする為の連合である。

余談だが、財務長官を狙っていたロバート・ゼーリック米国務副長官が退任するとの記事が出た。
ゼーリックは親中国派で中国の期待を一身に集めていたが、中国通のポールソンが財務長官になった今、退任すれば日本にとっては幸いである。
ポールソンは中国のバブル崩壊を見越して、財務長官になったふしがある。

話は戻るが、村上世彰逮捕、竹中平蔵逮捕、ゴールドマン・サックス営業停止となれば、日本にとって田中角栄以来の国策を持った人々の勝利となる。
そんなことをしていると、与謝野馨は米国に潰されるのではないか心配になるが、今回米軍再編で海自だけでなく空自と陸自の３軍を米軍傘下におさめたのでバランスがとれるかもしれない。

日・アイスランド外交関係開設50周年

5月31日（水）

平井君に連れ出され、TAXIで中目黒駅まで来る。

「中目黒駅には初めて来たなー」などと思って街並を見ていたら、
なんだこれ、この風景見たことあるぞ！しかも確信的に。

いわゆるデジャブー(既視感)ですか。
不思議に思っていると、視界の中のある看板に目が止まった・・・・
来ていました・・・2回も。Σ(ﾟдﾟ;)
2回共3次会で、夜中2時から朝の6時まで飲んでいたので、2時と6時の街並しか記憶になかったんですね。

教訓：デジャブーが、起きたら疑え、まず飲み会を。

中目黒駅から徒歩で、アイスランド航空・日本地区総支配人の坂田文保氏のところに向かう。

室舘君と山口君も来ていた。
室舘君と平井君も昨年アイスランドに行っているので、ハワイに行ったことある人よりもアイスランドに行っている人の方が多く、最大派閥である。

坂田氏いわく、日・アイスランド外交関係開設50周年にあたって知恵がほしいということだ。
考えようじゃありませんか、協力しますよ。

なんてったって俺、最初に行った外国がアイスランドなのだ。
たぶんそんな奴は日本で私だけだと思う。
大学生の時だが、まだパンナムが存在し、南回りの世界一周便で行ったのだ。

厳密に言うと、空港の外に出た最初の国はパキスタンのカラチである。
ちょうどイラン・イラク戦争当時で、飛行が危険なので半日程待たされている間、食事の為数時間空港外に出たのである。
その次はアイスランド航空への乗り継ぎ待ちのトラブルで、数日間イギリスのロンドンに居た。
こう書くと最初の外国はパキスタンかイギリスになりそうだ。
しかし両方ともトラブルの為であり、何もなければアイスランドの地を最初に踏むはずだったのだ。
ということで、断固として最初に行った外国はアイスランドと言うことにしている。

アイスランドは本当にすごい国で、いまだに一番思い出に残っている。
”氷河の上で、すぐ近くに火山の噴火を見ながら、頭上にはアークオーロラとカーテンオーロラが見える”
”氷河を溶かしながらゆっくりと流れる溶岩を、長いアイスハーケンですくい取り、タバコに火をつける”
こんな光景はアイスランドでしか見れない。

$o\u0026b$

また、海老や羊は美味しいし、どこで食べても食事が一定して美味しい。
ある国を回って、どこで食べても美味しいというのは、当時の世界では日本以外考えられなかったのだ。

その後赤坂のアジアの泉で大谷氏に会い、50周年にあたってテレビでアイスランド特集を依頼。

アイスランド、ぜひ一度行って見てください。

病院めぐり

5月30日（火）

おとといの夜、先輩が今ここが仕事場だよと言ったのでさっそくおじゃま。
ここは東京大学医科学研究所、白金台にある。

案内板を見ると、ヒトゲノムなんぞもここでやっていますねー。

閑静で公園みたいなので、思わず散歩モードになる。
おおっ隣は聖心女子学院じゃないですか。
そういえば聖心女子高も女子大も聖心系とは、遊んだことはあったけど、ステディに付き合ったことはなかったなー、などと昔を思い出して不毛なことを考えながら一周散策。また先輩の所に遊びがてらこよう。

次に慈恵医大病院にCTスキャンを撮りに行く。

昨年生まれて初めて入院したところがここの中央棟▼。

友人、知人、先輩等が入院するたびに、いろいろな病院を見てきたが、この病院はよい！

何が良いかって、病棟の方の看護婦が他と比べて圧倒的に若くてかわいくて綺麗なのだ。

さすが、日本で始めて看護学校を創った処だと妙に感心したものだ。

でもこれってとても重要でしょ

しかし、下の世話は恥ずかしかった。

友人は「羞恥プレイだと思って愉しめ」などと無責任なことを言うが、不幸にしてその趣味を持てなかった私はちょー恥ずかしかったです。

帰りに大谷氏の事務所にお邪魔。

これから民主党のパーティーに行くそうだ。

私も行くつもりだったが、別件が入って断念。

で夕飯。ひさしぶりに赤坂のフリッツでとんかつ。

しめて一人3000円弱、肉厚なポークを、低温でじっくり。

食べるとお肉感が口の中いっぱい。

有名な店だが、満足感ではいまひとつ。

新・創造フォーラム勉強会

5月29日（月）

衆議院第一議員会館の会議室で新・創造フォーラム勉強会が開かれた。

東京日ロ協会の理事長である民主党の末松義規衆議院議員の主催である。
末松義規衆議院議員は、昨年より民主党の国際局長になっているので滅茶苦茶に忙しい身となってしまい、ゆっくりと話をする時間がなかなか取れなくなってしまった。
ちなみに協会の副理事長である白眞勲参議院議員は、民主党の国際副局長になっているので滅茶苦茶に以下同文。
協会としては二人が要職に就いている事は喜ばしいのだが、痛し痒しである。

さて、今回のテーマはエネルギー問題。
講師は十市勉理学博士・(財)日本エネルギー経済研究所常務理事・主席研究員。
博士は総合資源エネルギー調査会や内閣府経済財政諮問会議の委員もしている。
驚いたのは、石油(WTI)が先物取引としてナイメックスに上がったのは1983年と比較的新しいことだった。
また現在の石油価格は、為替を考えるとまだ吸収できる価格であり、日本でガソリン価格が一番高騰したときよりまだ安いのだそうだ。

質疑では原子力の安全性が一番の話題になった。
昨年原発解体では世界最大手のドイツのSATの会長と副会長が来日し、私共が各省庁などに段取りを行い案内した経緯がある。
その関係で東海原子力発電所にも行った。
また今年は最初のblogに書いたように、我々のチームがチェルノブイリ原発4号炉に入り、地震の影響も含め広範囲なインタビューも行っている。

はっきり言って原発はやばい！

私はエネルギー戦略的には原発やむなし論だった、いや多くの議員や識者もそうであろう。
しかし低レベル放射線被爆の影響の実態が解明されるにつれ、またプルサーマル技術や再処理技術を知れば知るほど、とんでもないことだと思うようになってきた。

日本の原発が事故れば日本が壊滅するだけでなく、アメリカの農産物が壊滅する。その世界的影響は想像するに恐ろしい。
また韓国の原発が事故れば、日本は壊滅する。
この事は別に項を改め書くつもりだ。

講演が終わり、国会議事堂の議員食堂で昼食。

議事堂で食うのは初めてだ。