今日は、のんびりと庭仕事。
春の花が次々と芽を出し、花を咲かせ、本当に幸せな気分。
主張せず、ただ在り続ける存在の素晴らしさを草花は示してくれます。
桜だって、「私を見て！」っていう意思を発していたら、人々はこんなに桜に集まらないでしょう。
人が集まろうが集まらなかろうか、自分のありのままを精一杯表現する桜に人々は感動するのかも、と思ったのでした。
何で、人間は少し成功ということを手にすると、広げよう、大きくしよう、という方に意識が向いてしまうのでしょう。
それによって苦しみをまた生み出すことになるのに。
こういう私も、アートセラピストとして独立して1年。
クライアントの方に喜んでもらい、教室の生徒さんも増えてきました。
今後、広げていきたいという気持ちはあるけれど、そもそも私がやりたかったことは実現しており、ほぼ１００％叶っているかも、と思うのです。
そう、未来へ希望を持つということは、今が５０％で、未来が１００％になるということではなく、今が１００％という視点から始まるといわれています。
私のところへいらっしゃるクライアントの方も、よくお聞きすると、その方の望む多くは実現できていると思うことがほとんどです。
どんなにネガティブな感情を持っていたとしても、天の力はそのネガティブを１００％再現することはないのです。
バシャールの本の中にもこの世は、ほんの少しだけポジティブな力が勝っていると書いてありました。
本来、私たちは、様々なことを実現してるけれど、それを実現していないと思わすものは何なのでしょう？
組織を大きくする、人に広める、もっと価値を認めてもらう・・・そのような基準ではないでしょうか？
まだ、大きくないから自分の夢を実現していない、まだ人に広まっていないからダメだ・・・
そう、それは、第2次的な目的であり、第1次的な目的ではないと深く理解することが大切です。
第2次的な目的は、あなたが何をするか＝他者への表現であり、それは、様々な要素が絡み合い、実現できること、実現できないことがある世界です。
しかし、第1次的な目的・・・エックハルト・トールが言うように、人生の真の目的である、あなたが何者であるかということを置き去りにしないでください。
人は、何かを実現するほど、大きなことが起きなければ、「成功」と感じられなくなりがちですが、人生において「大きなこと」 と 「小さなこと」 の違いは何ですか？
私自身、アートセラピーを広めようという思いの一方、深めよう・・・・十字のように、横の線と縦の線のバランスだな～と思う今日この頃でした
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