【創作大賞2026】オルのものがたり #07「リスとヘビ」|人とAIが紡ぐ物語 | 今季 洋|星の断片

今季 洋|星の断片

アトリエえんどうまめという屋号で、星・色彩・AI生成表現などを通して、時代の風景を言葉とともに綴っています。

よく知らないのに、好き嫌いを決めていることって、ありませんか。

 

森を歩いていたオルは、頭の上を走るリスに出会いました。ふわふわのしっぽ、木の実をくわえて飛び移る姿。見ているだけで、なんだか嬉しくなりました。

 

しばらく歩くと、今度は足元の草の中に、細長い影。ヘビでした。

 

「なんだか怖い。」
オルは小さな声で言いました。

 

その日の夕方、川辺で休んでいると、木の上にはリス、川辺にはあのヘビがいました。二匹とも、同じ夕日を見ています。

 

「リスは好きで、ヘビはだめって、変かもしれない。」
オルは羊にそう言いました。

 

「だって、ぼくは、ヘビのことをほとんど知らない。知らないのに、決めていた。」

 

知るというのは、好きになることではないのかもしれない。同じになることでもない。ただ、相手にも相手の世界があることを知ること。それだけで、少し一緒に居られるようになる——。

 

🐿️🐍 オル #07「リスとヘビ」、よろしければ読んでみてくださいね。

 

 

 

 

🌿 初めての方へ

 

『オルのものがたり』は、「オル ~共創の庭~」という創作プロジェクトの中から生まれました。

 

言葉の種を拾い、
AIと対話し、
絵を描き、
ものがたりを紡ぐ。

 

そんな小さな庭の全体像は、こちらの正面玄関からご覧いただけます。