6月30日(火)08時58分、満月を迎えます。
今回の満月は、ストロベリームーン。一年の中でも、夜が短く月の高度が低いこの時期、満月がほんのりと色づいて見えることから、この呼び名がついています。いちごのような、やさしい色合いを思わせる満月です。
蟹座と山羊座が向き合う、満月
満月は、太陽と月が正反対の位置に立つ瞬間です。今回は、太陽が蟹座09度に、月が山羊座09度に位置しています。
蟹座と山羊座は、オポジション(対向)の関係にあるサイン。どちらも「守ること、育てること」への思いを持ちながら、その方向性はずいぶんと異なります。
蟹座が「身近な心や家族、感情のつながりを大切に育む」とするなら、山羊座は「社会という大きな枠組みの中で、積み重ねてきたものを形にしていく」サインです。
今回の満月は、その両方のエネルギーが一直線に向き合う、やさしくも奥深い満月です。
太陽側のサビアンシンボル「水の中の魚へと手を伸ばす小さな裸の少女」
蟹座09度のサビアンシンボルは、「水の中の魚へと手を伸ばす小さな裸の少女」という言葉です。
小さな少女が、水の中の魚をつかまえようと、無心に手を伸ばしているーーそんな情景が描かれています。
この満月の太陽側は、全体の景色を照らす役割を担っています。今回照らし出されているのは、「思考ではなく、感じることでわかろうとする」景色です。
魚のように掴みどころのない「心」というものを、頭で理解しようとするのではなく、ただ純粋に、感受性で受け取ろうとする姿。蟹座が本来持っている、言葉以前の叡智がここにあります。
そして、その少女が「裸」であることには、素のまま、むき出しの傷つきやすさで、他者と向き合う様子も重なっています(この度数のドデカテモリーは天秤座)。誰かの心に、無心に、まっすぐ手を伸ばしてみること。それが今、この満月が照らしている舞台です。
* 『サビアンアート占星術』の解説文は、こちらのnoteをご覧ください →《リンク》
月側のサビアンシンボル「ハープを運ぶ天使」
山羊座09度のサビアンシンボルは、「ハープを運ぶ天使」という言葉です。
天使が、やさしく透き通った音色を奏でるハープを運んでいるーーそんな情景が描かれています。
月側には「現象化する」エネルギーが宿っています。つまり、この天使がもたらす、おだやかで明るい音色が、今この瞬間、現実として引き出されてくる、ということです。
天使がハープを運ぶ先は、「今・ここという現実の環境」、そして「私たち一人一人の心の中」。環境との調和に耳を傾けるとき、そこには活き活きとした、純粋な生命力が満ちています(この度数のドデカテモリーは牡羊座)。
無心になる時間を持つこと。それが、この天使からの祝福を受け取るための、ひとつの鍵になりそうです。
* 『サビアンアート占星術』の解説文は、こちらのnoteをご覧ください →《リンク》
この満月のメッセージ
太陽の蟹座が「思考を超えて、心で感じ取る」景色を照らし出し、月の山羊座がそれを「環境との調和」として現象化する——今回の満月は、そんな流れが描かれています。
頭で考えるよりも、感じること。むき出しの素直な心で、誰かや何かに手を伸ばしてみること。そして、その先で、今・ここの環境とおだやかに調和していくこと。
ストロベリームーンのやさしい色合いのように、この満月はあなたの心にそっと寄り添ってくれそうです。
この満月に向いていること
頭で理解しようとせず、まず感じてみること。大切な人の心に、無心に寄り添ってみる時間を持ってみてください。
また、身の回りの環境ーー暮らしている場所や、日々関わっている人々との関係性に、あらためて耳を澄ませてみるのもおすすめです。「ここに居て、心地いいかな?」と問いかけてみること。
ぎくしゃくしたところには、天使はハープを運んでくれません。無心になる時間を、少しだけ作ってみてくださいね。
どうぞすてきな満月を、おむかえくださいね🍓
☆ 『サビアンアート占星術』
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2014年から12年かけて書き溜めてきた言葉たちが、 ようやく一冊ずつ、本になりました。
今回の満月は、蟹座・山羊座のサイン。 それぞれの一冊を、ぜひ開いていただけたら嬉しいです。
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☆ アトリエえんどうまめのHPは、こちらです。




