コルネットのうだうだ -14ページ目

映画「HUBBLE 3D」

公式サイト

http://hubblesite.org/imax_hubble_3d/

http://www.suntory.co.jp/culture/smt/theater/movie1.html
「HUBBLE 3D ハッブル宇宙望遠鏡」


映画「HAYABUSA」を観に行く途中の地下鉄の駅で、この映画のポスターを見て、これもぜひ観たいと思ったので、GW(事前になんにも予定を立てていなかったのが幸いした?)を利用して、次の日に大阪・天保山にあるサントリーミュージアムに観に行きました。


サントリーミュージアムのIMAXシアターは、超巨大なスクリーンで、日本最大級なんだそう。以前、大阪・箕面のIMAXシアターで「アバター」を観たのですが、スクリーンは箕面の5倍くらいあるのでは?と思えるくらい大きいです。


そして、この作品の迫力といったらものすごい。「アバター」の10倍の迫力と言っていいかも。「アバター」は奥行きが深い映像でしたが、この作品ではすごく前に飛び出してきます。音響も凄まじく、スペースシャトルの発射時の爆音は腹に響きます。


迫力だけでなく、この作品の出来も素晴らしいです。基本的にはハッブル宇宙望遠鏡の修理のミッションを負った宇宙飛行士の記録映画なのですが、それとともに、ハッブル望遠鏡がとらえた、はるかかなたの星や星雲の姿を、立体映像で見せてくれるのです。何万光年の先にある星雲が美しい色で立体的に目の前に現れるのには驚きました。


そしてさらに、宇宙全体にこのような星や星雲が無数に存在しており、われわれが住む太陽系や銀河系が、ほんのちっぽけな存在であることを教えてくれ、われわれの存在の不思議さを映像的に体感させてくれるのです。宇宙の星や星雲が網の目のように連なっている状態が立体的に見える様は、本当に感動的。


同時上映の「シーモンスター3D」は海洋爬虫類の化石から、この生物の生存していた時代を推測、映像化し、体験させてくれるもので、こちらも面白く迫力もありました。どちらの作品も3D映像の特徴を最大限に活かした素晴らしい作品でした。


そういえば、3Dのテレビがもう発売されているから、おそらく上記2作品もDVD化されることになるのでしょう。そうなればこの映像が家庭でも見られるんですよね。楽しみです。


このGW、私は映画三昧でした。ブログでご紹介した映画のほか、2本観ましたがイマイチだったのでご紹介は割愛します。なぜかブログでご紹介した作品は宇宙関係のものばかりになっちゃいました。











映画「HAYABUSA」(全天周映像)

公式サイト

http://hayabusa-movie.jp/story.html

HAYABUSA BACK TO THE EARTH


朝のワイドショーで、小惑星探査機「はやぶさ」のことを知り、またその映画が良いと聞いたのでぜひ観たくなり、大阪市立科学館で観てきました。


通常の映画館でなく、プラネタリウムの天井をスクリーンとして、まさに天空一面に映像を映し出す映画です。これを全天周映像と呼んでいるようです。このような映画があるのを全く知りませんでしたが、たしかにものすごい迫力と臨場感があります。映像に埋もれてしまう感覚です(酔ってしまう人もいるみたい)。


そしてこの映画「HAYABUSA」はウワサどおり面白く、感動的な出来になっています。なぜ感動するか.。それは探査機を擬人化しているからに他なりません(映画の中で探査機は「彼」と呼ばれています)。



【以下、ネタバレがありますのでご注意ください】





彼は何年間にもわたり宇宙空間を進み続け、小惑星「イトカワ」に一瞬だけ着陸し、その砂を採取します。そしてすぐに飛び立ち地球に向かいます。


彼は地球からの指令だけでなく、自分で考えて行動します。彼の道中は波乱万丈でした。ボロボロになり、一時は行方不明になりながらも、なんとかその任務をこなし、彼は今年6月に地球に戻ってくることができそうです。しかし地球に帰還するのは砂を納めたカプセルだけで、彼自身は大気圏突入の際に燃え尽きてしまうのです。


その小さな体に太陽電池パネルを両手のように広げ、けなげに地球に向かう彼の姿は、涙を誘います。この作品はすごく良くできているのですが、最後の場面は未確定のため、今のところ予定(想定)の映像になっています。つまり6月に無事カプセルを回収できたら、この部分が本物になるわけです。


私の希望として、6月に無事カプセルを回収して全工程が成功した暁には、最後の部分を再度映像化して、完全版の映画を作って欲しい。そして、採取した砂から得られた研究成果なども映像に付け加えて欲しいのです。今回観た映画「HAYABUSA」は40分程度の作品でしたが、探査機の製作過程や、宇宙空間でのトラブルの対処などももっと詳しく加えて、90分くらいの作品に仕上げていただきたい、と思っています(もちろんDVDとして発売してほしい!)。


全天周映像とはなかなか良いものです(同時上映の「銀河鉄道の夜」もファンタジックで美しい作品でした)。また観に行きたいと思います。



追伸

探査機「はやぶさ」の地球への帰還は6月13日だそうです。がんばれ~!!

http://www.jaxa.jp/press/2010/04/20100421_hayabusa_j.html








映画「月に囚われた男」

公式サイト

http://www.moon-otoko.jp/


私はこの作品をほとんど前知識なく観たのですが、超アタリでした!すごく面白い!!(今のところ私にとって今年のNO.1かも)。


冒頭、設定を理解させるための場面が若干長く、う~ん、この映画は退屈かも…と思っていたところ、突然ストーリーが動き出しました。そしてそれ以降、予想もつかない展開になっていったのです。SFであり、サスペンス的要素もあるのですが、実は奥深いテーマを持つヒューマンな作品なのではないでしょうか。


登場人物がとにかく少ない。5人、いや7人かな(1人と言ってもいいけど)。この登場人物が少ないという設定も、この作品を観る者に主人公と同じ孤独感を味わわせているのかもしれません。そして人間以上に優しい心を持つコンピュータの存在も、この作品の特徴的な意味を持っているようで面白い。


ストーリーが動き出したとき、観客は誰に感情移入して観たらよいかわからなくなり、一瞬戸惑います。この感覚は新鮮でした。その後私は、自分ってほんとはなんなんだろう?と考えてしまいました。ちょっと宗教的な感覚を持ってしまったのです。


設定や科学考証に若干おかしな点が感じられ、B級映画的とも言えるのですが、それを補って余りある荒削りの面白さを感じました。低予算と短期間で作り上げられたそうですが、ダンカン・ジョーンズ(デヴィッド・ボウイの息子とのこと)の初監督作品だそうですが、彼はなかなか才能があるのでは?次回作はしっかりお金と時間をかけて撮ってほしいものです。


この作品、私はミニシアターで観たのですが、休日の昼間にもかかわらず、観客席はガラガラでした。でも私にとっては、お宝を掘り当てた気分です。DVDが出たら買って、もう一度よく観ようと思っています。