映画「県庁おもてなし課」
公式サイト
http://www.omotenashi-movie.com/index.html
高知県に実際にある「おもてなし課」を舞台にした高知県の観光広報を題材にしたストーリー。高知県の観光振興策に苦労する課の活動に、2組の恋愛話をからめて話が進む。
前半、ちょっと間延びするかなぁ、と思っていたが後半は良くなってきて、ラストは感動できた。若い人向けというよりは中高年以上向けの映画のイメージがある。わかりやすく作ってあるような。
原作小説があるそうだが、間違いなく高知県の大PR映画。この映画を観たら高知に行ってみたくなる。エンドロールのときに、高知県人の人がいろんな場所で集まって、手を振るシーン(以前してた九州新幹線のCMのような)があるのだが、そこが妙に感動してしまった。
堀北真希は、そのキャラどおりの役所だったが、とても魅力的で可愛らしく映っていた。主演の錦戸亮やその他の出演者もまあ良いかな。それにしても出演者、誰ひとりとして高知県出身者いないやん(わざと?)。
映画としてとりわけオススメというわけではないが、大自然はやっぱり大画面で観た方が雄大で素晴らしいし、DVDでテレビ画面で観ても、それほど面白いと思わない作品かもしれない。高知県PR映画としては100点満点、でも映画の評価としては65点としておきましょう。
映画「舟を編む」
公式サイト
友人のオススメを受けて昨日、観てきました。
うん、非常に良質な日本映画です。安心して観ていられます。静かな作品ではありますが、退屈しないし、満足しました。
90点をつけたいと思います。私もオススメです。
パンフレットも購入しましたが、パンフレットというより、立派なガイドブックです。シナリオも完備されています。将来お宝になるかも?
【以下、ネタバレがありますので、鑑賞後にお読みください】
国語辞典の編纂から完成までをとらえたストーリー。途中で宮崎あおいが登場し、恋愛話が展開されるのかな、と思ったら、それはまったくなくて、告白からいきなり12年後に飛んだのは、ちょっとびっくりした。 でもストーリーがぶれなくて良かった。一般的な映画作品だと、恋バナでごちゃごちゃしそうなところだし。
宮崎あおい宛の電話がかかってきて、松田龍平がそれを取り、宮崎あおいに取り次ぐシーンがあったけど、誰からの電話だったの?てっきり元カレからの電話だと思った。それで、これはごちゃごちゃしそうだ、と思ったのだけど。
松田龍平の演技、なんというか、表情や感情をほとんど出してない。役作りしての演技なのか、彼の素のままなのかよくわからないけど、興味深かった。彼の他の作品も見てみないと。
オダギリジョー、編集者のときはわりときちんとしているのに営業職になったら「〇〇ちゃ~ん」みたいなチャラ男になっているのには笑った。彼は面白い!
宮崎あおいは、いつものとおりの彼女。でも待てよ、これって「天地明察」に似ているなぁ。夫がある物事に一生懸命でそれを支える献身的な妻という設定が。そういえば、「ツレうつ」もそんな感じだったなぁ。あ、「点の記」もそうだった。どうやら、「夫を支える献身的な妻」だったら宮崎あおいだ、ということになっているらしい。
出演者は豪華メンバーですよねぇ。加藤剛と八千草薫って二人とも健康食品のCM出てるし。エンドロールに麻生久美子の名前があって、「あれ?どこに出てた?」と思って、家に帰ってパンフレット見たら「!?」だった…。ピースの又吉君もセリフ一つのカメオ出演。彼は読書家らしいので、出させてもらったのかな。
割烹で、宮崎あおいを紹介するとき、「馬締くんの配偶者なんですよ」と言ってたけど、普通は「奥さんなんですよ」と言うと思う。「奥さん」は差別的という人もいるから、あえて「配偶者」を使ったと思われるが、ちょっと不自然に感じた。このシチュエーションに適した言葉が日本語にはないんですな。
辞書作りに15年ですかぁ。う~ん、地道な仕事。「用例採集」しててもどんどん死語になっていきそうですねぇ。誤用とかも拾っていったらきりがなさそうです。でも、世の中がどんなに変化していこうが(バブル景気に踊ろうが不景気で沈み込もうが)、長年にわたって根気強く、日々こつこつと辞書作りに勤しんでいる人たちがいるんだなぁと感じました。何も考えず辞書を使っていましたが、これからは感謝して使うことにします。
組曲「惑星」4手ピアノ版
私はオーケストラ曲のピアノ演奏判(オーケストラ曲をピアノで演奏するために編曲したもの。ピアノソロのほか、連弾、4手ピアノ、2台ピアノ、デュオピアノがある)を聴くのが結構好きで、面白そうなCDを見つけたら買っています。
ホルスト作曲の組曲「惑星」の作曲者自編によるデュオピアノ判のCDも、私は2枚持っていたのですが、いずれも満足のいく演奏でなく、ピアノ版だとオーケストラ判の華麗さを表現できないのかも、と思っていました。
でも、最近買ったCDを聴いて、まったく考えが変わりました。そのCDとはこれ。
(Duo Piano)the Planets: Nettle & Markham
これはほんとに素晴らしい演奏!オケ判の表現をそのままピアノで演奏したような流麗さ。テンポや表現がよく考えられていて、オケ判と同様に楽しめます。
オーケストラ作品のピアノ演奏版は、楽器による音色の変化がないのですが、その分、音の絡み合いや和音がよくわかり、音楽の組み立てがよくわかるのです。オーケストラ判をカラー写真とするなら、ピアノ判はモノクロ写真といったところでしょうか。
