罪のない孤独

永遠にひとり

涙の誘発

感情の爆発

本当の笑顔

気づいた素顔

誰かの優しさ

いつかの冷たさ

時に憧れ

時に蔑まれ

私達は皆

いつかはひとり

罪のない孤独に

心を犯され

人生を捨てた

あいつもいるけど

そこで出逢える

魂の歓び

本当の笑顔

気づいた素顔

罪のない孤独

誰もが秘めている

 

 

 

 

 

 

 

君のことを忘れようとして

口ずさんだ唄は思い出が住みついている

愛し方も忘れたのに

その歌詞には情が行き渡っている

言葉の綾とか矛盾とか

とりあえずかっこいい文言並べて

何を気取ろうとしている

私は君を憎む醜い奴

 

涙ならその深い哀しみに沈めてやったよ

ああ煌めく笑顔と引き換えにしてね

何の意味があるかわからないけど

私の人生に意味を求めるのが間違いかもしれない

 

この感情が憂鬱

それはどうしようもなく卑屈な世界

文句を言い放っているその口唇は

確かに生きてることを楽しんでいるのに

言葉の羅列を誤認するのが憂鬱

 

 

 

 

 

 

 

飲みに行かないか?おごるから

彼女の会社の隣人は 孤独なふりをした男

時折 涙があふれそうな仕事に

吐くのは裏腹な言葉とため息

 

愛しているよ 君のこと

彼女の住まいの隣人は 天国を行き来する男

毎晩 耳をふさいでいる音楽に

吐くのは非現実的な夢とため息

 

まるで広い海を漂っているみたいに

まるで都会に捨てられた空き缶みたいに

私はどこにさまよっているのか

私は何に血迷っているのか

 

鏡の前にいる彼女の隣人は

深く冷たいため息をついた

 

 

 

 

 

 

 

歴史を熟知している町の象徴

住む者を見守り 来る者を魅了する

人、動物、世界、そして地球の死生観を

問い質してみると

鑑のように自分の心が映し出される

 

国境のない自由な町の象徴

住む者を見守り 来る者を魅了する

荒くれた感情のように自由主義を覆しながら

触れてみると

鑑のように自分のぬくもりが映し出される

 

目まぐるしく変わってゆく世の中で

生きる上で都合よく肯定したものと

惜別し否定しながら受理したものを

心の中で対峙させながら結局

変わらない自然を求め彷徨う物事なのでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

寂しさが強がりの象徴ならば

誰もが皆 生きる事に疲れている

過去も未来も信じられない世の中で

魂がしがみつくだけの毎日

 

命は正直 大それたものではないけれど

誰もが皆 愛する人を持っている

不誠実な言葉や行動が

かけがえのない心を葬ろうとしている

 

名前のないものなんてないから

まずその名を覚える事から始めよう

三人称を捨て ひとりひとり問いかける

それが本当の愛ではないのか

信じる素晴らしさではないのか

 

 

 

 

 

 

 

どれくらい泣いていただろう?

明るい君はもういないのに

強くなるはずの涙なら

優しさなどあてにしないのに

冬を迎える草原に揺れる

秋桜の帆に身を委ねれば

癒えるはずのない傷も

忘れかけてた純情に変わる

 

あの時 私の言葉が

君の心に寄り添えたなら

夏の終わりを慈しむように

愛しさに身を投じたのに

空は日ごと高くなってゆく

二人の絆は舞い上がってゆく

本当の気持ちを打ち明けた時

秋桜は首を横に振っていた

 

 

 

 

 

 

 

過ぎ行く混沌の中で 帰りを待つあなたは

曖昧で確立された 絶対恋愛に浸っている

彼は今宵 あなたの知らない感情を抱いて

夜の都会に溶け込んでいる

あなたはあなたで 彼の知らない想いを抱えて

夜の闇に溶け込んでいる

 

物事に"絶対”なんて存在するのだろうか

まるで愛に"永遠”がないのと同じように

一歩外に出ると 勇気と誘惑が共存し

心の脆さを如実に思い知らされる

 

名前を呼んでも届かないくらい広い世界

心の声なんて 御守りにすらならない

それでも人は 恋したり 愛したり

"絶対”を見つけるための明日を彷徨う

 

 

 

 

 

 

 

君のこと教えて

 

透き通る光の中を歩こうとした時

思い出に後ろ髪を引かれて

運命に選ばれるように

この世界に誘われた

その時書いた手紙は

一般的に「遺書」と呼ばれるらしい

もう二度と書けないその言葉を

心の焚き火にくべて生きる

 

 

君のこと教えて

 

そこに至った経緯とか

そこで出逢った人々とか

あの日言えなかった感情を

僕の遺書に記録したいんだ

そしてそのエネルギーを解き放つ時が来るまで

言葉を充電しておきたいんだ

あてにならない過去に贈る言葉として

 

 

 

 

 

 

 

冷たい雨が降って

泣いてる風が吹いて

過ぎ去る夏を想う人

待ち遠しい冬を想う人

君に言いたかったのは

季節が変わろうとしているということ

 

ゆっくり歩ける坂道

全てを悟ろうとしている瞳

一瞬で日常に戻れる周辺機器

懐かしいいつかの黄昏

君に言いたかったのは

彼が変わろうとしているということ

 

変わることを恐れないで

もちろん淋しさは追って来るけど

河川が静かに流れるように

時をひたむきに感じていたい

 

 

 

 

 

 

 

記念日の夜 確かに覚える

何かに記録するように

「写真だと私、古くなるじゃない」

かわいいを嫌う 彼女の口ぐせ

なんとも言えない性格と

突拍子もない笑い声が

僕の憂鬱を吹き飛ばしたとき

言葉の羅列が 一瞬だけ途絶えて

詩が書けなくなる 

新たな悩みが生まれる

 

繰り返す夜 確かに震える

何かに怯えるように

「写真を撮るとそれも過去になるじゃない」

僕の写真だけが貯まる…