君のことを忘れようとして

口ずさんだ唄は思い出が住みついている

愛し方も忘れたのに

その歌詞には情が行き渡っている

言葉の綾とか矛盾とか

とりあえずかっこいい文言並べて

何を気取ろうとしている

私は君を憎む醜い奴

 

涙ならその深い哀しみに沈めてやったよ

ああ煌めく笑顔と引き換えにしてね

何の意味があるかわからないけど

私の人生に意味を求めるのが間違いかもしれない

 

この感情が憂鬱

それはどうしようもなく卑屈な世界

文句を言い放っているその口唇は

確かに生きてることを楽しんでいるのに

言葉の羅列を誤認するのが憂鬱