5メートル先の糸でんわに
丁寧な口調で話してみたら
オウム返しばかり聴こえてきたよ
向こう岸飛び立つ鳥が声の主だったのかな
天まで届く糸でんわに
「神さまはいますか」と問いかけてみたら
亡くなった先祖の返事が聴こえてきたよ
いつもどこかで繋がってるってことなのかな
自分の胸にあてた糸でんわに
乱暴な言葉を投げかけてみたら
嵐のような音が鳴り響いていたよ
人の心の仕組みってこういうことなのかな
5センチ先の糸でんわに
感謝の気持ちを伝えてみたら
幸せと笑顔を垣間見ることができたよ
寂しさはこうして生まれるってことなのかな



















