世の中は世知辛いと云う

その一言じゃ片付けられないほどの

美しい経験の木の下で

人は雨宿りの場所を探してる

 

節電の為に車から降りて

明るすぎる都会の中で暮らす

美しい経験の木の下で

人は便利な物に囲まれる

 

浅い眠りにうなされながら

守り抜いた幸せを抱きしめる

美しい経験の木の下で

人は自由の進化形で生きる

 

誰もが持ってる魂に似た

誰もが持ってる言葉にも似た

誰もが一夜の恋に落ちた

美しい経験の木に

人は登る事を諦め始めてる

 

 

 

 

 

グライダーが鳥を目指している河川敷で

風の見える化を図ってみた

両翼が風を捉えるように羽ばたくと

近くのゴルフ場から聴こえた「ファー!」の声

草花たちがおじぎをするように同じ方向に揺れるのは

風の神様の道標を示しているようで

隣で昼食をとる学生たちは

あの子があの子を好きらしいと話していた

(それは風の噂)

 

そもそも風はどこから生まれるのか

空か 海か

家では隙間風

心地良いのはそよ風

避難するのは台風

全て異なる風なのか

 

ともかく

今日の風は気持ち良いな

 

(天の声) 

「風は見えるか?」

 

 

 

 

 

小説を終わりから読むことは

思い出が創られていくのと似ていて

確かな感情を記憶した後で

変な彫刻を見た意味を考える

 

都会の朝を独り歩きしていると

昔の日常と少し重なる気がする

昨夜 愛を誓った恋人達と

遠い回顧の中で繋がっているみたいで

 

出会いと別れの間に生まれる

喜びと悲しみに怯え震えるのなら

人の心は死ぬまで未完成のまま

 

 

 

 

 

嫌なことばかりで気が狂いそう

することなすこと全否定されているようで

「諦めるな」なんていう呪文はもう

当の昔に使いきっちまったから

 

こんな時 気分を変えてくれた公園は

誰かの住居になっているから

学生は駅で戯れ学んでいるよ

昔に固執しすぎた僕は馬鹿だな

 

何分で終わるかわからない砂時計を

人生の終わりみたいに数え上げれば

幸福と不幸の天秤の上に

生きること 死ぬこと 計りに乗せてた

 

「ただいま」君が重い扉を開ける

「おかえり」僕は軽く口を開いた

あれだけ偉そうな不満を述べたのに

声に出したのはその4文字だけだった

 

 

 

 

 

 

人は「発言する」ことのみにならず

「発言しない」ということにも責任を持たなければならない

会社で、学校で、SNSで、誰かが虐められている

心の扉の前で右往左往している

 

最大の悲劇は、悪人の圧制や残酷さではなく

善人の沈黙である

言葉はいつだって無限大にあるのに

心の扉の前で一進一退している

 

私たちには今日も明日も困難が待ち受けている

それでも私には夢がある

歳を重ねると夢は叶いにくくなると

心の奥の方で現実逃避の夢を見る

 

「目には目を」という古い法を守っていたら

世の中の人々はみんな目が見えなくなってしまう

愛する人の笑顔だけではなく

心の芯を持って前代未聞の笑顔を探そう

 

 

 

 

 

もしあと100年生き延びたなら

願いを叶える術を知るだろう

大きな願いを小さな型にはめて

一つずつ叶える事にするだろう

たとえ困難に見舞われたとしても

多くの人が夢を実現するだろう

 

もしあと100年生き延びたなら

新しい争いに直面するだろう

弱い人が明日を失ったとしても

強い人の中でまた弱い人が生まれるから

たとえ戦う事を拒んだとしても

争いを鎮める事は出来ないだろう

 

もしあと100年生き延びたとしても

僕は現在に固執し続けるだろう

君の笑い顔を一日の終わりに

眺めるだけで幸せだろう

たとえ夢追い人に笑われたとしても

後悔を墓場に持ち込む事はないだろう

 

 

 

 

 

 

今ね

太陽の瞳を見たよ

 

今日はとてつもなく暑い日で

毎日の様に最高気温なんだ

だから人々は外を避けながら動き

夜になると活発的になる

どこか寂しげな瞳で月に食べられるんだ

 

鬱陶しいなんて思ったことないよ

君も地球温暖化のせいで変わってきたんだよ

ほら 今週ずっと雨予報じゃない

君の瞳が見たいって言う人

僕はたくさん知っているんだから

 

ごらん

顔を上げて戻ってきてよ

 

 

 

 

 

 

ビルの屋上から 空を眺めていた

遮るものなど 何もない視界は

雲に手が届きそうな予感さえする

 

ここで流す涙はきっと

地上では雨にすらならないんだ

夜になると星は

上にも下にも存在するんだ

 

太陽を探している私は

夢追い人のように空を見上げる

誓いや約束は風に乗って

頬にまとわりついてくるけど

 

青春に似た この鼓動を奏でて

私は歳を重ねたことを知る

だから 空に近づく

心だけが広く澄み渡る

 

 

 

 

 

 

朝ご飯を食べた

いつもより少なめで

昨日君と交わした

約束の為にある今日

 

晴れた空に残る

白い雲はまるで

絵に描いた様な

記憶を飾る空

 

鞄の中にいっぱい

道具を詰め込むよ

手品みたいにハトは

当然出てこないけど

 

くだらない想像の

途中で購入した

揃いの指輪は

今はケースにしまうよ

 

君がありきたりな

言葉を用意していると

恋をした時に似た

あの緊張が蘇る

 

もうすぐ扉が開く

君の顔が見れる

雨を思い出す瞳の中で

 

 

 

 

 

 

最近、スマホを変えた。

4年半使っていた愛機と別れて、最新式になった。

料金プランが変わりすぎて、時代について行けてなかった。

若者に見習わなければなぁ…

 

それにしても通信速度が速く、尚且つ、電池の持ちがいい。

学生に笑われそうな感想に感動しつつ

何か新しいことを始めたいと思い

いまさら、インスタグラムを開設した。

年齢のおかげで時間の流れを可視化できたかもしれない。