2023年3月24日金曜日。


この日、娘は小学校の卒業式。

なんとも感慨深い日になった。


息子の在学時と合わせて9年間世話になった小学校の卒業だ。

娘がまだ幼稚園だった頃から何度も訪れた思い出あふれる校舎。

幼い娘の手を引いて、息子達が文化祭のような学校公開の出し物をやる時はいつも見に連れて行った。


息子の運動会の時に、来年から入学する幼稚園児に混ざってかけっこに出た。スタートすると恥ずかしそうに私の胸に飛び込んできて、賞品の折り紙をもらい、嬉しそうに笑った。


大きなランドセルをかついで学校に入学すると、すぐにたくさんの友達ができた。


学校のイベントや行事が終わった日は必ず家に飛んで帰ってきて、その日あった楽しい出来事を勢いよく話してくれた。


時には朝、突然学校に行きたくないとシクシク泣く日もあった。聞いてみると友達とうまくいっていないという。しかし、頑張って登校すると仲直りした後のスッキリとした笑顔で帰って来た君。


算数が苦手で、教えてもらってもなかなか理解できず答えを丸暗記して行き、先生に注意されて悔しがっていた中学年。その悔しい思いをはらすかのように高学年になると理解するまでじっくりと取り組んだ結果、素晴らしい成績を取り先生に褒められるまでに成長した。


息子と比べて繊細な部分を持っている娘を心配な気持ちで見守っていた6年間。しかし、ついに無事卒業式を迎えた。


式で自分の名前を呼ばれると、緊張した面持ちで返事をし卒業証書を受け取った。


初めてこの学校にやってきた時は抱っこされながら校門をくぐった君は、スクスクと成長して身長はもう150センチを超えた。


人気者にもなった。

卒業式が終わって校庭に走り出ると、たくさんの友達に呼び止められ写真を撮ろうと誘われた。


私が娘の名前を大きな声で呼ぶと、周りにいたたくさんの男子生徒が一斉に私の方を振り向いたので驚かされた。

お前らなんぞに娘はやらんぞ!

私はそいつらを睨み返してやった。

グフッ。


私が知らない間に私が知らない世界できちんと居場所を作り、その中心に近い場所で人気者となって活躍していた君。


私の心配は無駄に終わったようだ。

良かった。

満開の桜の木の下で、笑顔の友達とたくさんの写真を撮り合う娘を見ていると、安堵する自分に気づくと共に涙がポロリとこぼれてきた。

誰にも見つからないように桜の花を見上げる。

素敵な卒業式だった。


ありがとう。娘ちゃん。

私は君のことが本当に大好きなんだ。

その事が今日、またよく分かった。


卒業おめでとう。

次は中学生だ。

でも君なら何が起きようときっと大丈夫。


友達がいる。

お母さんがいる。

お兄ちゃんもいる。

私がいる。


君の未来を思う。

その世界一素敵な笑顔があれば、何が起きてもきっと大丈夫。

自分がやりたいことを精一杯やるといい。

素晴らしい明日が待っているはずだ。



最愛なる娘ちゃんへ贈る

父より




 

前回から続く。

 

 

新潟に向かったオジサン二人は高速道路の高崎インター出口付近ででタイヤがバーストしてしまうアクシデントに見舞われた。幸い大事には至らず、レッカー車によって救出され、その日は高崎市内に宿泊することになった。

 

深夜にいきなり高崎観光客と化した我々はもちろん夜の街に繰り出し、大当たりの居酒屋を見つけるのである。素晴らしい宴を開いた後はホテルに帰り、部屋で飲み直しの会まできっちりこなした後、深い眠りにつくのであった。

 

 

翌日、私はホテルに泊まるといつもベッドのギュッとした布団に入らず、そのまま布団の上で寝てしまうのだが今回もそのように寝たまま目が覚めた。時計は7時過ぎ。朝食付きで9時が営業終了だったので、まずは風呂に入ることにした。

 

湯船にお湯をためて浸かることにする。起き抜けの寝ぼけた頭なので心臓に刺激を与えないようにゆっくりとお湯につかったのだが、左のヒジに突然激痛が走った。見てみると赤くなったすりむき傷がある。天を仰いで昨夜の記憶をさかのぼる。おぉ、思い出した。昨夜、酔っぱらったまま寝ぼけてトイレに行ったときにバランスを崩して風呂桶に尻もちをつく姿勢で転んだのだった。その時にヒジをすりむいたのだろう。オジサンの酔っぱらいはこれだからいけない。

 

ヒジの痛みに耐えつつ、しかし朝風呂は気持ちの良いモノ。群馬県高崎市で思いがけず小原庄助さん気分を満喫することになったのだった。

 

 

朝食はよくあるバイキングスタイルだ。私は普段朝食を取らないのだが、お腹が減っていないから食べないわけではなく、健康維持の一環でお昼まで我慢しているのだ。今回はそのような我慢は一切せずに食べたいものを好きなだけ食べる。お皿にどんどんと料理をのせすべて完食した後、おかわりしようと思ったがやめておいた。勢いにまかせて食べると時間が経つにつれて腹が膨れ、後悔するに決まっているからだ。

 

部屋に帰り、チェックアウトの準備をしているとT川氏が私の部屋をノックして入ってきた。見ると顔が青くなっている。昨日いろいろとメモした旅ノートを貸してほしいと言ってきたので手渡した。するとT川氏はすぐに自分の部屋に戻っていった。


あとから理由を聞いたところ、私用の携帯電話が行方不明になっていたそうだ。幸いすぐに見つかるのだが、電話をなくすというのは致命的なダメージをくらう。焦るのも当然だ。

 

チェックアウトの時間は10時だったのでそれまでに、バーストしたタイヤの修理手配をすることになった。T川氏が事前に計画していた内容を保険会社に伝えて、その通りにしてもらった。

 

まずはオートバックスに電話してタイヤの在庫を確認、交換の予約も取れた。バーストロッカーズ(レッカー車)とはオートバックスで待ち合わせをする。私たちはタクシーで20分ほど離れたオートバックスを目指す。このような段取りで決まった。

 

 

チェックアウト時に見たホテルのロビーにかけてあった絵。まるで我々の思いがけない旅のことを表しているようだ。

 

 

無事にオートバックスでバーストロッカーズのメンバーの方と合流した。昼間に見るそのタイヤは思った以上に迫力がある。

 

 

かろうじてタイヤのウォールで立っている。

 

 

断裂。バーストの地獄絵図。生きてて良かった。

 

このあとレッカー車の優しい先輩と別れてタイヤ交換の待ち時間となった。

 

 

なかなか作業完了放送で呼ばれないのでドギマギしたが、タイヤ交換は無事に終了した。ピカピカタイヤがまぶしい。

 

 

よっしゃ!いよいよ再出発。アンコールが鳴りやまないライブハウス高崎に別れを告げて、いざバーストロッカーズは雨上がりのハイウェイを疾走するのである!

 

 

おぉ!あれはなんだ!?

 

 

あーっ!昨日、まさしくここでバーストした地点ではないか!

新品タイヤを履いたT川氏の車は絶好調で高速道路を駆け抜けた。3車線から2車線に変わり、伊香保、赤城山と過ぎてゆく。


そして順調に長い長い関越トンネルを抜けると、、、

 

 

なんと!そこは雪国だった。川端康成の小説そのものの体験。小雪がちらつく別世界が待っていたのであった。

 

 

ガーラ越後湯沢。

 

 

米どころの広い田んぼには3月でも真っ白な雪がまだまだ多く積もったままだった。

 

 

東京から来た我々には嘘のような景色が続く。延々と北国を進んでいった先、今回の目的地である聖篭新発田インターで高速道路を降りた。

 

 

北海道のような一本道を進むと。

 

 

見たかった日本海が広がった。美しく、そして強風にあおられた荒波がまぶしかった。来てよかったネ。

 

 

とりあえず宿に入る。歴史を感じさせる旅館だった。

 

 

小さな部屋は旅館というより民宿のようだった。風呂トイレナシだが、大浴場がついていた。難点はタバコ臭いこと。

 

 

目的を果たす前に街を散策する。ここは新発田市。自衛隊の博物館があった。きれいな建物である。

 

 

遠くに新発田城が見える。

 

 

そして今回の目的地、目指す店はここなのである。

 

 

入り口がカッコいい。我らサラリーマンにはちょっと入るのをためらわせるような構えである。

 

 

気にせず進む。

 

 

どんどん入る。ここは以前ブログに書いた想い出の店である。私が今まで飲んできたビールの中で一番美味しかった(美味しい)ビールを出してくれる店なのである!力強く!

 

 

今回の旅の目的はこの店で最高のビールと酒、料理を堪能すること。このことだけのためにやって来た。悲しいことに私が愛したこのお店が2023年3月いっぱいで閉まってしまうというお話を聞いたのだ。私はいてもたってもいられずT川氏を誘って飛んできたのである。

 

悲しいことなのだが、板前さんと女将さんもそろそろゆっくりしたくなる年齢に差し掛かったとのことで、思い切って今月いっぱいで卒業することを決めたそうだ。事前に予約しておいたので、私たちが店に入ると、あのいつもの優しい女将さんの素敵な笑顔が出迎えてくれた。

 

 

そして何も頼まないまま、corn史上最強のビールが目の前に現れるのである!!!見てくれこの完璧な生ビールを!

 

 

涙をこらえて乾杯ッ!

 

 

お通しに出てきたのはバイ貝とフキの煮つけ。corn史上最強に旨い!

 

 

食べるのがもったいない肴オールスターズ。海の幸、山の幸、全てにおいて旨すぎる。見た目の通り上品なのだが全部の料理が酒に合う筋を一本持っている。酒飲みの舌を知り尽くしている。素晴らしい!

 

 

カニ、カニ、カニ。ここは天国カニ?間違いない!天国だ!

 

 

超スーパーウルトラマッハストロングべりべり美味しい脂ののったハラスの塩焼き。嚙もうと思ったら溶けてしまう。あっさりとした塩味が後味で残る。超絶品だった。

 

 

銘酒、北雪。ビールも日本酒も何でも飲みます。飲ませてください!最強です!

 

 

日本酒が出たタイミングで刺し盛りがスーッと出てきた。やはりここは天国以外の何物でもない。

 

 

カッコいいお鍋の中身は・・・

 

 

まだまだ肌寒い北国の板さんが作る我ら酒飲みのために鍋。美味しいに決まっている!

 

 

 

銘酒、加賀の井、純米大吟醸。今日は贅沢させてもらいます!うーまいっ!

 

 

白魚の踊り食い。贅沢の極み。

 

 

村上牛のステーキ。トロけた、、、犯罪級の旨さ。

 

 

最後は〆の細巻き風おにぎり。もう言うことなんて何一つありません。私が愛したこのお店は間違いなくこの世のまほろば。天国であると再認識した。

 

こんな最高のお店が閉まってしまうなんて、、、悲しすぎる。板さんと女将さんに昔話など聞かせてもらう。私が初めてこの店を訪れた時の話もしてくれた。子供のこともきちんと覚えてくれている。そんな子供たちが今年で高校と中学に進学することを話すと驚いた表情を見せるとともに、わがことのように喜んでくれた。嬉しい。

 

この店を開いて20年。その前の店を合わせると27年間この美味しい料理と美味しいお酒を出してきたそうだ。いろいろな苦労話などを聞かせてもらっていると心からお疲れ様でした、という言葉と一緒に涙も溢れ出てきた。

 

本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございます。

至福とはこのことを言うのだ。感動の宴を過ごした我らは余韻に浸りつつ店を出た。

 

その後はもちろんもう一軒行くのだ。

 

 

ラストオーダーまであと30分しかなかった。

 

 

とりあえず一杯いでやめて、ホテルに戻ることにした。途中もちろんコンビニに飲み直しのビールを買いに寄る。

 

 

格好良い神社の前を通って宿へと戻った。酔い覚ましに大浴場で熱い湯につかり今夜の素敵なまほろば体験を語り合った。

 

部屋に入り軽く飲みなおしの乾杯をしたら、さすがにすぐ眠くなった。

 

楽しすぎて最高の時間はあっという間に終わるということをよく知っているが、北国の素敵で切ない夜はまさしくそのような夜となって私たちの目の前を疾風のごとく過ぎて行ったのであった。

 

 

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【この日のビール】

中ジョッキ:6杯

ロング缶:2本

日本酒:0.5合

米焼酎:1杯

 

いやぁ、この日も満足な日となったのだ。

 

ビールをこよなく愛する皆さま。

続きはまた次回。

 

今宵は華金。

 

やはり今日も乾杯なのだ。

ムフフフフ。

 

 

 


2023年3月17日の金曜日。

私達は訳あって北を目指すことになった。私達と複数形でいうのは立川でよく飲むT川氏と一緒だからだ。車で行くのだが、我が家のセレナは妻が子どもの送迎で使うため、T川氏の車にお世話になることにした。


この日私は息子の卒業式で休みだったのだが、T川氏はもちろん仕事なのでそれが終わってから待ち合わせる。T川氏が我が家まで迎えにきてくれるのだ。


北へ向かう目的は非常に重要であり、楽しく切ないものなので、私は早い時間に出発したかった。しかしT川氏の仕事を早退させることなどてきない。私は前日からモノスゴイテレパシーを贈ることにした。


「何時ころウチに来れる?」


出発当日の午後にT川氏にLINEすると返事が返ってきた。


「最速で19時」


ムムッ!T川氏の職場は都心なのでそんなに早く来れるはずがない。やはりテレパシーが効いたのか?定時で上がって速攻で帰宅し準備などしていたらどんなに早くても20時半くらいにはなるはず。しかし早く出発できるのは嬉しいので理由など聞かずすぐに返した。


「じゃあ19時で」


決まりだ。出発に間に合うよう準備を始めなくては。着替えや洗面道具などをバッグに詰め込んでシャワーを浴びるとT川氏の到着を待つのみとなった。


時間通りにT川氏がやって来た。今日の計画はこうだ。とりあえず高速に乗って北に向かう。途中、車中泊をして翌朝からゆっくりと目的地に向かうのだ。時間があるので途中に観光もできるだろう。50過ぎのオッサン2人が仲良く車中泊するのだ。素晴らしい計画ではないか!あ、違うか


とりあえず車に乗り込み、妻の見送りを受けながら車中の人となった。なぜこんなに早く来れたのか聞いてみると私から感じる圧力が半端ではなかったので在宅勤務に切り替えたそうだ。テレパシーって通じるものだね。うん。


高速道路に乗る前に非常に重要な任務があった。車中泊をするからには車中乾杯をするのが当然になる。高速をある程度走って良い時間になったらパーキングに入り、乾杯して寝るのだ。オッサン2人が仲良く並んでフツーに眠れる訳がない。そのための酒及びアテを購入しなくてはならない。近所のスーパーでビール、焼酎、刺身、惣菜、菓子を買い込んでから再出発になった。



19時50分。出発だーっ!おーっ!

オヤジ2人のボルテージは最高潮。旅日記をつけるためにノートも持って来た。私は助手席で出発の様子や意気込みを書き込んだ。


外はあいにくの雨だが強くはない。気分は絶好調のまま高速道路へと進む。雨のハイウェイである。昔話をしながら順調に進む。思えばT川氏とは若い頃、いろいろな場所に車やバイクで出かけた。大阪、東京、広島、長崎など数知れず。大阪に行った時は帰りに車が壊れてレッカーを呼び、荷台に私達ごと積み上げられて料金所を通った。荷台から料金を支払う様を反対車線の観光バスに見られ、指をさされて笑われた思い出。


東京を目指した時は延々と続く高速をひたすら走り、途中で富士山に寄った。5号目まで車で行き、そこにいた観光客向けに繋いである白馬にT川氏が後ろから近づき、馬が驚いて後ろ蹴りを喰らいそうになった非常に危険な思い出。


愉快な会話で盛り上がりながら着々と距離を稼ぐ。途中でパーキングに寄り、運転しっぱなしだったT川氏に代わって私がハンドルを握ることにした。


T川氏の車は2.4リッターエンジンを積んでおり、我が家のセレナよりも力がある。アクセルを踏むとすぐに反応するのが気持ちよく、ついついスピードが上がる。気をつけながら運転しているが、前の車と接近するので車線を変えて追い越すことを幾度か繰り返した。



順調に雨のハイウェイを進む。



何を写しているか全くわからないが、我らの車は関越自動車道をひたすら進んだ。目指すは新潟なのだ。3車線の関越道で気持ちもスピードも上がる。


どれくらい走った頃だろうか。前の車を追い越そうと3車線の1番右車線に入った途端、車内に異音が聞こえて来た。「ゴーッ」というものすごい音である。2人とも何が起きたかさっぱりわからず顔を見合わせた。とりあえず緊急停止だ。3車線目から一気に1番左の路肩まで車を寄せた。危険だったがなんとか停車できた。



ハザードをたいて止まったのはこの場所。群馬県高崎市である。


とりあえずT川氏が安全を確保しながら異音の原因を確認するため車外に出た。すると強烈なゴムの焼ける匂いが鼻をつく。バーストだった。


とりあえずT川氏が加入する保険会社のロードサービスを呼ぶことにした。急なことなのでなかなか回らない頭を2人でフル回転させて対応する。持って来た旅ノートがメモ帳代わりとなって非常に役立った。



そうこうしていると、後ろから何やら怪しい緊急自動車が接近して来た。緊張が走る。



回転灯を回しながら徐々に近づいてくる。



よくみると高速道路パトロール隊の車だった。隊員の方がやって来て、危ないので後続車に気づかせるよう近くにカラーコーンを置いておきます、出発する時はそのままにしておいて良いです、ということを非常に優しく丁寧に教えてくれた。危険をかえりみず、ホスピタリティ20000%!ゴクローさまです!素敵な方だった。


路肩に停めた車のすぐ横を大型トラックが爆音を立てて通り過ぎると車が大きく揺れる。怖い状況が長く感じられた。レッカーを呼んだのだがなかなか来ない。剛を煮やした私たちは保険会社に確認の電話をする。T川氏が少し興奮しながら的を得ない電話口のオペレーターとやり取りしているのを聞いていた。


「だからー、さっきロッカーを呼んだの。そうロッカー!あれ?ロッカー?ん?あ、いや、レッカー!」


T川氏は興奮してレッカー車のことを何度もロッカーと言いながら難しいコミュニケーションに苦戦している。もちろん私はその横で爆笑していた。



そうこうしているうちに、救世主、バーストロッカーズが派手な回転灯を回しながら私達に近づいて来た。



オーライ!



オーライ!



発煙筒がたかれる。我らは故障車なのだと再認識させられる。非常に危険な状態だったのだ。



バーストロッカーズの荷台に無事収容された。



私達はカラーコーンを置いてその場を立ち去った。ハイウェイパトロール隊員の方があとで回収に来るそうだ。重ねてゴクローサマです!



とりあえず、バーストロッカーズのメンバーの方と相談だ。前橋市インターで降りた。滑舌が悪く、何を言っているよくわからない初老の先輩だったが非常に優しくいろいろと相談に乗ってくれる。私達にとって最善策を提案してくれた。



とりあえず高崎市内に戻ることにした。T川氏が入っている自動車保険でレッカー、宿泊、移動にかかる費用が補償されるそうだ。良かった。



お疲れ様。大変だったね。T川カー。今日はゆっくりお休み。



どこから見てもバーストだ。よく生きて帰れた!



突如我らは高崎観光客になった!



アメニティも充実だよ!



行くしかないよね!丸川商店!ここが非常に当たりの店だった。



もちろんいきます!凍ったジョッキでお願いした一番搾りという神様。



無事だったことと、これからの旅の安全を、そして突然舞い降りたビールの神様に、乾杯っ!


ブハーッ!

バーストしなかったらこんな素敵な夜は過ごせなかったぜ!



刺し盛りは大当たり。海のない街に絶品の刺身を見つけた。



串盛り。これも全て旨かった。



おかわりビール。ここの店は全員若い女性スタッフで運営されているようだ。壁の注意書きに「ナンパ禁止」と書かれてあった。スタッフも心優しい人や、ツンツン系の人などがいた。優しいスタッフはビールを注文する時に「凍ったジョッキですか?」と尋ねてくれたが、ツンツン系のスタッフに頼むと、何も言わず気普通のジョッキが出て来た。しかし私はツンツン系の女性は嫌いではない。



お次は珍しく日本酒といきますか!



お代わりし放題のキャベツにつけるニンニク味噌がたまらなく美味しかった。もちろんお代わりした。


大満足で店をあとにしホテルへ帰ると、出がけにスーパーで買って来たビールとアテもキチンと消化して深い眠りについたのであった。


メシツブ、メシツブ。


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【この日のビール】

中ジョッキ:4杯

レギュラー缶:4本

日本酒:0.5合


いやぁ、アクシデントはあったが、非常に満足な初日となったのだ。


ビールをこよなく愛する皆さま。

続きはまた次回。


今宵、私は大勢で乾杯予定である。


やはり今日も乾杯なのだ。

ムフフフフ。