【昨日のビール】
中ジョッキ:8杯
中瓶:2本
芋焼酎ロック:5杯
【昨日の実績】
ウォーキング:〇(18478歩)
筋トレ:×
お菓子断ち:〇
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2024年10月27日の日曜日。
この日は以前から約束があった日である。11時頃に待ち合わせの予定だったので、それくらいになるように朝から準備を進めた。顔を洗い、服を着替えたらまずは世間を騒がせている衆議院選挙の投票に出かける。
投票所へ行くと、普段より人が多い気がした。やはり情報番組などでいろいろと取り上げられていることが原因で投票率が上がっているのだろうか。そのあたりは不明だが、私が投票した内容を包み隠さずここに記しておく。
小選挙区→パンツ山根氏
比例代表→ビール党
おそらく、世界第一党となり地球を征服することになるだろう。未来に期待だ。
目的地には歩いて向かうのだが10月も間もなく終わりというのに日差しが強すぎた。
汗をぬぐいながら橋の上でいったん一休みしよう。
ムムッ!
あ、
あれはもしや、、、
か、亀だーーーーーーーーッ!
甲羅干しをしている。可愛い奴さ。
そして多摩川を右岸から見た図。サガン鳥栖、頑張れ!
どんどん歩いて旧鎌倉街道へと入る。
なんだかへんてこりんな歩道をクルクルと上がった。
おお!ここをまっすぐ進むと突き当りは大國魂神社である。
この日は昨年も行った町中がジャズであふれる、ジャズイン府中が開催される日だったのだ。
昨年同様、T川氏が音響を担当しているお店に顔を出すことにしていたのだ。
昨年と違うのは、一緒に観る人がいることだ。実はこの日、家族には内緒だが、うら若き、美しい女性と店の前で待ち合わせをしていたのだ。グヒヒ。そして、約束の場所へ時間通りに到着すると、向こうに見えたその人に大きく手を振った。その相手もすぐに気づいたようで私の方へ笑顔で歩み寄ってきた。
身長160cmほどのその方は、真っ白い麻のシャツにペイズリー柄の黒いパンツといういでたちである。昭和の女優を思わせるようなつば広の帽子をかぶり、こちらへザクッ、ザクッ、と歩いてくるのだ。あれ?おかしいな。つば広の帽子はよく見るとサファリハットだ。あれ、帽子を脱いで挨拶された頭がスキンヘッドになっているぞ。
ああ、そうだった。待ち合わせたのは女性ではなく前回も書いたブロガーさん、Lotusさんだったのだ。
店内に入ると、ワンドリンク制になっているのでもちろんコレ。
おお!プレミアムモルツではないか、ラッキー!
では、お仕事中のT川氏には申し訳ないが、さっそく午前中から乾杯ッ!
ブハーッ!これでなんと、一杯500円!
すぐに、おかわりください!
何組かの演奏者が40分ほどの出番で入れ替わりになるシステムになっている。みなさん演奏が上手で聞き入ってしまった。Lotusさんも音楽にはお詳しい。ボサノバをやっていた出演者に曲の詳細を質問してメモを取られていた。Lotusさんはボサノバもお好きで、気に入った曲を後で聞き返すそうである。
いろいろな形のマラカスが場内に配られ、みんなでリズムを取りながら聴き入った。いやぁ、楽しかった。満足である。
T川氏は忙しそうで、ゆっくり話す時間がかなったが、これからLotusさんと昼飲みしに行くという事を大声で伝えて別れた。T川氏の瞳から一筋のヨダレが流れ落ちていたのを私は見逃さなかった。さすが大酒飲み、目からヨダレ。さらば、また飲もう!
という訳で、T川氏と別れたらLotusさんと全速力で盛り場へ走り出した。
さすが府中は歴史の街、どこを歩いても風情ある場所にぶつかる。あ、全速力で走っているんだった。
ここは昔、下河原線という鉄道が走っていた線路跡だとLotusさんに教えてもらった。多摩川で取れた砂利を運ぶ鉄道だったらしい。
寺社が多い。
この細道は清水下小路というそうだ。
Lotusさんが子供のころ、よく遊んでいた場所らしい。一緒に歩いていると、いろいろなことを教えてもらえるので非常に楽しい時間になった。
おっと!目的の場所にたどり着いたぞ!
しかし、いろいろ歩いたが食べたい食べ物屋で、昼飲みができる店が非常に限られていることが分かった。そのなかで、やっと我々の希望する条件が適う店がみつかったぞ。
ドーン!
鳥メロである。
Lotusさんの後ろ姿が映り込んだ写真も載せておく。その姿があまりにも生々しかったので、自主規制した。
そして、暖簾をくぐろうと階段を上がって行ったら、な、な、なんと!看板は出ているのに、1時間後のオープンという、なんとも残酷な仕打ちが待っていた。クソーッ!
Lotusさんとは昼から飲める焼き鳥屋を探していたのだ。分倍河原の駅近くには焼き鳥屋がたくさんあるという情報を、諜報部員でもあるLotusさんから教えてもらっていた。しかし、焼き鳥屋はたくさんあるが、昼から飲める店が限られていたのだ。はて、あと1時間待ちますか?どうしましょうか?大酒飲みの中高年である2人が見つめ合いながら腕を組んで考え込んだ。
酔っぱらってから移動するのも面倒くさいんで、ここはいっちょう地元に移動して店を探しますか!すでに大酒飲みモードに入っている私の面倒くさがり提案が即採択され、晴れて大酒飲み中高年2人は仲良く電車に乗って移動するのであった。
そしてやって来たのは、またまた先日行ったインド料理屋であるが、はてさて、昼飲みはできるのか?
ドーン!
さすが我ら大酒飲みの選んだ店。バッチリオープンの文字が輝いていた。心よりダンニャワード!
店内は貸し切り。
先日と比べて違うのは外の明るさのみで席も同じ。
ここで一つの問題が勃発した。深刻な飲み放題問題である。ここの飲み放題は90分一本勝負の2280円。中ジョッキ一杯が480円なので5杯飲まないと元を取れない。90分で5杯となると18分で1杯を飲む計算である。最初の飲み始めは3分でおかわりといったペースになるだろうが、後半は果たしてどうか?二人とも同じペースで飲めるか?などと考えていたらこれまた面倒くさくなった。とりあえず今日は飲み放題なしで行きましょうか!
ドーン!
もちろんコレですね。
最近、Lotusさんもビールに目覚めたそうで嬉しい限りです!乾杯ッ!
と、すぐにおかわりお願いします。Lotusさんも同じペースだ。
酒飲みが大好きな肉。それはニンニク。
おお!まだ時間は15時だ!今日もたっぷり飲むぞー!
ポテトパコラ。ジャガイモだけどサツマイモのように甘かった。
ガーリックナン。ニンニクばかりだが、こちらは控えめなガーリックテイストだった。
Lotusさんがすべてを私に授けてくれたケバブ。マトン肉はあまり得意ではないそうである。
ボケ―ッとしていたら、おかわりしたジョッキから泡があふれ出してきた。ヒエーッ、じゃなかった、泡―っ!
先日お気に入りになってしまったサモサ。
と、ここでLotusさんがいきなり席を立って店主のもとに歩み寄った。
「ちょっと、コレ。このサモサの中身、冷たいんじゃないの?」
かなり激高しているようだ。酒もかなり入っているので沸点が低くなっているようだ。私はすぐにLotusさんの後ろに駆け寄りなだめることにした。
「Lotusさん、ここは穏便に。人間が作るものだから日によって出来具合も変わるでしょう」
「いや、cornさん、このサモサは冷たすぎる。現地でこんなの食べたことないですよ。アツアツのモノを食べるのがいいんだから」
そう言って、Lotusさんはドカドカと厨房の中まで入って行き、料理を担当している青年に詰め寄った。そして何を言っているか分からないが、かなりな勢いの口調でその青年に英語で文句を言っているようだった。
嘘だ。
全部嘘だ。
Lotusさんは店主にこういった。
「これ、ちょっと冷たすぎるから、あったかいのにして」
そう言って、サモサを渡しただけだった。店主は厨房に確認しに行き、数分後にアツアツ乗サモサを持ってきてくれた。
「おお、ありがとう!サモサはこうじゃなくっちゃね」
さすが、Lotusさん。アジア通にしか分からない違いなのである。確かにアツアツのサモサは格段にうまかった。
この辺りで二人とも焼酎にスイッチ。私は黒霧島、Lotusさんは白岳。
トイレに行ったらこう書かれていた。しかし、今日はキープしないで帰る。結局、飲み放題にしておいた方が良かった杯数を飲んだ我々は、時間の感覚が分からないまま、インド料理屋を後にするのであった。
また来まーす。次の目的がありますので、ナマステ―!
そして次なる目的地はインド料理屋の下の階にある、今日食べそびれた焼き鳥屋だ。行くぞーッ!
雰囲気の良い個室に案内された。
ここでも飲み放題問題が勃発して迷ったが、2軒目はそんなに飲めないだろうという事でやめておいた。
まずはサッポロアカボシ様で乾杯。
お通しは茶そばだった。旨し。
そして頼んでから4時間かかって出てきた串盛り合わせ。嘘だが、だいぶ時間がかかった。念願の焼き鳥がやっと口にできるぞ!Lotusさんも大喜びである。
私は馬肉のユッケ。そういえば、この日は天皇賞の日だった。競馬のことは全く分からないが。
お次はマルエフ。瓶で飲むのは初めてである。旨し。
最後に頼んだ、何かの串。覚えていないが美味しかった。たぶん。
はぁ、食った飲んだ。
この日もまた、Lotusさんからいろいろと面白い話をお聞きすることができた。娘さんの話。奥様の話。息子さんの話。エヘヘな話。特に音楽の話では盛り上がった。お互いローリングストーンズの曲が好きだという話になって、ストーンズの中で、一番好きな曲は何か?という話題になった。私は英語が分からないので自然と演奏やメロディーが良いと思うものが好きになる。
「Let's Spend the Night Togetherですねー。あとから歌詞の内容を知って、驚きましたが、、、」
私がそう答えると、Lotusさんが続いた。
「私はBeast of Burdenです。アメリカにいた頃良く聴きました」
ええーーーっ!なんと、私も大好き。実はT川氏と遊びでスタジオに入る時には課題曲としてBeast of Burdenを選ぼうという話をしてそのままになっていたのだ。素晴らしい!音楽も好きな曲が似ているぞ。
ちなみに、他のミュージシャンだと誰が好きなのかを質問した。
「レッド・ツェッペリンですかねー」
おお!私も大好き。
「じゃ、あの曲聴いてました?えーっと、曲名なんだったけな?」
ここから思い出せないのが粋でいなせな中高年の大酒飲み。あれでもない、これでもない、もうココ、喉元まで出てるんですけど、出てこない。ああ、じれったい。あれですあれ。あ、シェリルクロウがカバーしていた曲です。
スマホで検索してやっとわかった。
「D’yer Mak’erです!」
一緒に聴きながら「いやもちろん知ってますよ。シェリルクロウがカバーしてたんだー」
なんて言いながら、尽きない話に時間を忘れた。
明日は月曜日、仕事なので今日はこれ位にしといてやりまっか?底なし大酒飲みの我々には珍しく21時前には店を出ることにした。現金を持っていなかったので、次回お返しすることとして25万円をお借りした。すみません。次は倍にして返します。
ガシッ。硬い握手を交わした。
金のことはすぐ忘れる私です。これからもよろしくお願いします!
今日は私がLotusさんの姿を最後まで出す。
また呑みましょー!
あれ?転んじゃった?なんて冗談をやってくれるお茶目なLotusさん。
望遠でとっちゃったりなんかして。
さらにズーム。
さらにズーム。あ、いなくなっちゃってた。
こんな店も近くにあった。今度行きましょう!
こんなところも。グヒヒ。
気分は高揚している。
ココも行ってみたい。
渋い店構え。
ご機嫌の帰り道。
駐車場のフェンスに車が突っ込み過ぎた図。
楽しい日だった。
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明日は出社の日になった。
なので今日は早めに泥酔せねば。
ビールをこよなく愛する皆さま
であるからして
やっぱり今宵も
キンキンに冷えたビールで
早めに
乾杯ッ!
なのである。
ムフフフフ。




























































