【昨日のビール】
ロング缶:3本
レギュラー缶:1本
芋焼酎ロック:5杯
【昨日の実績】
ウォーキング:◯(16350歩)
お菓子断ち:×(柿ピー小袋を5袋、、、)
昨日は出社したので帰宅時間が遅かったため自転車には乗らなかった。通勤を利用したウォーキングでトレーニングという名のダイエット活動を行ったのだ。そして週末なのでお菓子を解禁した。何を買おうか色々迷ったが、王道の柿ピーにした。旨い。満足なのである。
なので飲みすぎ、食べすぎでも後悔なんて全くするはずないのである。
ないのである。
----------
私は昔から白髪が多いタチだったので、今はグレイヘアにはせずに定期的な白髪染めを行なっている。私自身は染めても染めなくてもどちらでも良いのだが、私以外の家族から全員一致で「染めろ」という判決が下されたので染めることにしているのだ。いつまでも若いお父さんでいて欲しいらしいのである。そんな内容のブログを以下に書いた。
そして今日はその白髪を染める日に決めた。土曜日で私は休みだが、妻が仕事で不在のため子供達の食事作りと家事全般が私の担当になる日なのだ。子供が出かけるまでには時間が結構余るので、ブログを見たり書いたりするのだが、最近白髪を染めた部分も色がも落ちてきて白い髪が目立ち、明るい茶髪のようになってきたので今日は髪を染める事にしたのだ。
まずは準備としておでこや耳の周り、襟足などに染粉が染み込まないようリムーバーとしてワセリンを塗る。これを塗っておかないと失敗して皮膚についてしまった染め粉が取れずに、しばらく見た目が情けないおでこや耳になってしまうのだ。
洗面所で鏡の前に立ち、準備万端になったら一番白くなっている右のこめかみあたりから染め粉をつけて行く。私が使っている白髪染めはスプレータイプで染め粉がニョロリと出てくる男性用スピード染めクリームである。白と茶色の染め粉がスプレーから同時に出てきて、クシのような形をした染め粉を髪に塗るヘラの上に乗せたらそのまま髪に塗りつけて行くのだ。
私の場合、こめかみから耳の上辺りが一番白いのでそこは重点的に塗りつけて行く。それが終わると襟足あたりから後頭部にかけた部分に移る。合わせ鏡をして塗りムラのないように慎重に染めてゆくのだ。最後は頭頂部から前頭部に塗って終わりだ。そこから15分ほど待ちの時間になる。白髪に染め粉が浸透するのを待つのだ。
そのまま待っても良いのだが、昔どこかで聞いた裏技を使って綺麗に染める一手間をかける。それは何かというと、サランラップで髪を覆って温めながら待つのだ。そうすると綺麗に仕上がると誰かに勧められたのでずいぶん昔から採用している。現に綺麗に染まるのだ。
台所に行ってサランラップを取ってくると鏡の前で髪の毛全体を綺麗に覆う。よしっ!これで完璧だ。あとは待つだけ10分間なのだ。スマートフォンを見ても良し、白髪染めに使った道具を片付けるも良し。とりあえずじっと我慢の子なのである。
なのであるが、ここでいつも思うことがある。どうでも良いような、でも絶対にそうなって欲しくない重要なことである。それは何かというと今の格好のままで、この瞬間に首都圏直下型大地震がやってきたらどうなるのか?ということだ。普段の生活をしている時に大地震が起きたとしたら、自治体の指定した避難場所に急いで逃げて家族の無事を確かめ合うだろう。
無事だったね。とりあえず安全が確認されるまではここで待とう、となるのだろうが今の私はそんなことを言えるであろう状況ではない。白髪染めをしているのだ。今、私は着ている服に白髪染めが付くと色落ちしたり変色したりするので上半身は裸である。なんなら下も染め終わったらすぐにシャワーを浴びられるようパンツ一枚である。そして最大の問題点、パンイチの体の上にのった頭の上にサランラップを巻いているのだ。これはハタからみるとただの変態以外のナニモノでもない状態なのだ。現に先程その格好でストレッチをしている姿を娘に見られて大爆笑された。
「アハハハハ!何やってるの?お父さん!面白いね~」
髪を染めながらストレッチをしているだけではないか。笑われる筋合いなどないのだ。
しかし、こんな時に大地震が来たら、、、
まず、頭に乗せたサランラップを剥ぎ取り、床に叩きつけると風呂場に飛び込み急ぎシャワーで染め粉を落とす。緊急事態だ、お湯になるまでシャワーを出しっぱなしにして待つ時間はないな。多少染まりにムラがあってもいいや。我慢しようっと。
いや、おい!
そんな悠長なことを言っている場合か?首都圏直下型大地震である。壁から床から揺れに揺れて立っているのもやっとであり、もしかしたら水道から水なんて出ないかもしれない。いや、出ないと思っていた方が良いだろう。
サランラップを頭に乗せたまま這いつくばりながら、このマンションの部屋が押し潰されやしないかと焦り、慌てふためいて着の身着のまま外に飛び出すだろう。着ているのはパンツだけだが。そうだ!とりあえずベランダだ!ベランダから庭に出られるし、自治体から指定された避難場所もベランダの方向にあるからちょうど良い。
死に物狂いで庭に飛び出した私だが、まだ揺れはおさまりそうにない。地面が割れてしまうのではないかというくらい揺れている。上を見上げると上階の人がベランダに置いている植木鉢などがこちらを目掛けてバラバラお落ちてくるではないか!いかん!危ないっ!このままだと植木鉢が割れるとともに私の頭蓋骨も割れてしまう!我が家を振り返ると建物が歪み、窓ガラスがバリバリと割れているではないか!これは避難した方が正解だ。庭から道路に通じる扉を蹴散らして、命からがら道路に出る。
辺りを見ると、揺れの恐ろしさから同じように家を飛び出して逃れてきた人がたくさんいるのが見える。その中に見覚えのある顔があった。近所に住んでいる娘の同級生のお母さんだ。焦りながらも挨拶は忘れない私。会釈をしながら「いやぁ、このままじゃ危ないですね。避難するのが得策ですね」あたりを見ると火の出ている家もあり、古い住宅などは押しつぶされている家もある。大惨事だ。悲惨な状況の中、おろおろしている私はそこでやっと痛い視線に気づくのだ。娘の同級生のお母さん、そしてお隣さん、向かいのお宅のおじいちゃん、道行く人すべてが私を見て怪訝な顔をしているではないか。
あっ!思い出した!私はパンイチで頭にサランラップを巻いているのだった。「避難しましょう」なんて言ったって説得力のカケラもないのだ。恥ずかしい、恥ずかしすぎるではないか。これはもうただの変態どころの騒ぎではない。こんな非常事態の状況の中、こんな格好で外を歩いているなんて、ただの犯罪者だ。大災害のどさくさに紛れて露出趣味を満喫する人間の皮をかぶったケモノ、いや、白髪染め途中の頭にサランラップを被ったケモノだ!どうする?私、、、
などと、いつもヒヤヒヤドキドキで妄想しながら命がけで白髪を染める私なのであった。
びんちょうまぐろが安売りだった。旨し。
妻がカレーを作っていた。具だけいただく。旨し。
最近の定番になったレンジで温めるあったか豆腐。
揃いましたなアテの衆。
今、やっと一人になった。
これから自転車に乗ってトレーニングと言う名のダイエットに出かけようかと思っている。
そのあとは、もちろん、、、
ビールをこよなく愛する皆さま。
身体を動かして乾いた喉を潤す
ナニゴトもシュミレーションが大切なのである。
それではやっぱり
今宵も冷たいビールで
乾杯ッ!
なのである。
ムフフフフ。






