ASH-2 旭金属のすべて

【コンビレンチ編】

 

【2023年8月26日 追記】

 

・輸出専用のコンビレンチを手に入れました。

・輸出専用モデルは無いと聞いていましたので、ちょっと驚いています。  

⇒ 詳細は、こちら

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旭金属の商品解説を、コンビレンチから始めます。

3年前、ブログを始めたばかりの頃に作成していましたが、情報量を大幅に増やすと共に、解説を全面的に書き直しています。

※写真の背景色…旭金属:赤他社との比較 & 他社だけ:青OEM:緑

 

★簡単な会社沿革(商品解説での振り返り用)

・1954年…旭金属工業(株)設立@大阪/布施工場

・1960年大阪/八尾工場に移転

・1961年…スパナのJIS認証取得

・1982年…新潟に移転し、最初の1ヶ月は東入船工場

・1983年新潟/燕工場に移転

・1994年…コンビレンチのJIS認証取得

旭金属工業 HP

 

1.コンビレンチ商品一覧

*販売/生産時期は、旭金属工業殿からの情報に基づきます。

*カッコ付き時期(19xx年?)の3カ所は、私の推測です。

 

2.商品詳細

 ① フラットタイプ 

 ①-1 "ASH"ロゴ 浮き出し刻印 

作りが古めかしいことから、旭金属の最初のコンビレンチだと思います。

大阪時代の初期、1960年代または70年代の製品ではないかと推測しています。

本社が新潟に引っ越した時に、大阪時代の記録が全て移転できた訳ではないとのことで、このコンビレンチの情報は分からないとのことでした。

①-1と①-2共に表には六角形ASHのロゴだけが刻印されていて、裏面にはJAPANの刻印が入っています。(①-1は浮き出し刻印、①-2は打刻刻印)

私はこのフラット・コンビレンチを日本では見たことが無く、2本共にインチ仕様で、アメリカのebayで手に入れました。

但し、旭金属自身はアメリカには輸出していなかったとのことですので、何かのインチサイズの製造物に付随してアメリカに渡ったのかもしれません。

 

↑サイズ違いで、もう1本。(こちらは、クロームメッキでは無く、亜鉛メッキ)

 

 ①-2 "ASH"ロゴ 打刻刻印 

同じくフラットモデルで、①-1と表示内容は同一ですが、①-2は表裏共に打刻刻印になっています。

なお、メガネ部のオフセットは、2本共にを胴長部のプレス曲げで確保されています。

3年前に入手した時は、旭金属フラットモデルをebayで比較的良く見かけましたが、今はほとんど見なくなりました。

 

 ①-3 "ASH"ロゴ 輸出専用 

・輸出専用のコンビレンチを見つけました。

・"SAE"刻印よりアメリカ向けと分かります。

・上の①-1、2と同じ梨地のフラットパネルですが、全長が短く、かつ胴長の断面形状がラウンドタイプですので、異なるモデルになります。

・旭金属工業自身は輸出をしておらず、輸出用モデルも無いと聞いていましたので、見つけた時は意外でした。

・アメリカebayで見たことは無く、かつ日本の輸出商社倉庫で見つかっていますので、試作品だったのかもしれません。

・1970年前後の製品と推定しています。

↓6本が揃っています。

 

 ② CP/凸丸パネル 

 ②-1 初代/JIS無し、JAPAN無し(1975年頃~1982年?)

カタログモデルとしては一番最初のコンビレンチです。

このCPは、1975年頃から生産を始め、現在も販売されていますので、50年近いロングセラーです。

②-1は、このコンビレンチ編で取り上げているモデルの中で、唯一"JAPAN"刻印が無いことから、初代のCPだと思います。(日本の製造物に当初は"JAPAN"表示義務は無かった)

なお、凸丸パネルがこのモデルだけ少し長く、他の3モデルCP②-2~4と異なります。

1975年頃からの生産ですので、②-1は大阪の八尾工場製になります。

どの時点で次のモデル②-2に切り替わったのかは分かりませんが、旭金属が新潟へ引っ越した1982年辺りが境になっているのかと思います。

なお、CP②とCW③は、大阪の八尾工場、新潟に移転して東入船工場、そして現在の燕工場の3カ所で生産されています。

↓②-1(写真上側)の凸丸パネルが、②-2(下側)よりも長いのが分かります。

 

 ②-2 JIS無し、JAPANあり(1982年?~1994年)

裏面に"JAPAN"が追加されています。

JIS認証を取得する1994年まで生産されます。

 

ブリスターパックでも販売されていて、1991年のカタログに掲載されています。

販売元が新日本ツールになっています。(2007年の工販合併まで販売を担当)

 

 ②-3 JIS付き(1994年~2007年)

コンビレンチのJIS規格は1989年に開始され、旭金属は1994年に認証を取得します。

旭金属の製造記号は、読み取りが難しくなっていますが、このモデルの"9-95"だけは1995年9月生産なのかと思います。

コンビレンチでJIS認証を取得した1994年の翌年ですので、符合します。

もっとも、②-2の"12-39"は、1939年でも昭和39年でも無く??

 

 ②-4/JQA付き(2007年~現在)

JIS規格が2007年に新しくなり、JQAという民間審査会社での認証に切り替わり、JISマークも新しくなっています。

旭金属は2007年に新JISを取得し、コンビレンチとスパナ、メガネに新JIS/JQAが刻印されていて、現在も継続しています。

 

CPは、CWを補完する形になっていて、需要の少ない小サイズ、ならびに32mm以上の大きなサイズに特化して設定されていました。

しかしながら、2015年のCW廃番に伴い、ミリサイズが充実され、5mmから32mmまでほぼ1mm毎の設定となり、メイン商品に昇格しています。

また、このCPは当初より大きなサイズが充実していることが特徴の一つで、最大サイズ60mmまで揃っています。

スパナやコンビレンチの製造は冷間鍛造が通常ですが、熱間鍛造(真っ赤に焼いた丸棒を鍛造)を導入することで大きなサイズの製造を可能にしています。

旭金属はスパナ専門商社が始まりですので、大きなレンチは昔から旭金属が力を入れてきた分野のようです。

ちなみに、片口スパナであれば、サイズ200mm(L=1,075mm)まであります。

 

 

↑1991年と現行2022年カタログよりCP諸元表

大幅に設定サイズが増えているのが分かります。

 

 ③ CW/凹3分割パネル 

 ③-1 JIS無し(1980年頃~1994年)

前述のCP②よりも5年ほど遅れて1980年頃に登場していますが、コンビレンチのメイン商品の位置付けでした。

コンビレンチはCombination Wrench、略してCWであり、コンビレンチの品番をCWにしている会社が多く、メイン商品として使われる品番です。

凹3分割のパネルデザインが特徴です。

NTKやTOUGH、さらにドイツHazetとパネルデザインが似ていて、これについては後述します。

1980年頃の登場ですので、JIS無しモデルから始まり、JIS、新JIS/JQAとモデルチェンジされてから、2013年に生産が終了し、2015年に廃盤になっています。

メイン商品の位置付けをレボウェーブ(2006年登場)に譲った形かと思いますが、意外に重複期間が長いです。

 

 ③-2 JIS付き(1994年~2007年)

JISマーク付きで、JIS認証を取得した1994年から新JIS/JQAに切り替わる2007年まで生産されました。

③-1と-2は、品番がCW-xxの1番から始まっていて、次のJQA版とは品番の取り方が異なっています。

例えば、10mmサイズは、③-1, 2:CW-5、③-3:CW0010。

なお、③-1, 2には品番CW-xxが刻印されています。

 

 ③-3 JQA付き(2007年~2015年)

CWの最終版で新JIS/JQAマーク付き。

2015年に廃番となり、別シリーズのCPに統合された形になっています。

 

★CPとのサイズ補完

 

良く使うサイズはCW、そしてCPは狭間のマイナーなサイズと大きなサイズに特化されていたのが分かります。

 

コンビレンチのJIS規格での最小は5.5mmですが、このCWにもJISマーク付きの5.5mmが設定されています。

さらに、旭金属は全ての現行カタログモデルで5.5mmからコンビレンチを設定しているのが凄いところです。

現行カタログモデル…CP、ライツ-ル、ライツール・プチ、レボウェーブ

 

★パネルデザインの類似性について

CWの凹3分割パネルが、TOUGHNTK、ならびにドイツHazetと似たデザインになっています。

3分割パネル中央の形状がNTKとHazetは字体に合わせて平行四辺形になっていますが、旭金属とTOUGHは同じ長方形です。

"CHROME =ロゴ= VANADIUM"の文字表記も4社とも同じです。

但し、クロームのスペルが、NTKとHazetはドイツ語表記の"CHROM"、旭金属とTOUGHは英語表記の"CHROME"になっています。

 

NTKは、旭金属がCWを作り始める1980年頃よりも前の1979年に倒産していますので、デザインの採用はNTKの方が先です。

TOUGHは、1960年代から欧米に輸出を始めていますが、商標として"TOUGH"を出願したのが1982年ですので、TOUGHと旭金属は同じ頃、または旭金属が先かもしれません。

NTKが1960年代に先に作り始め、1980年になってから旭金属とTOUGHから登場した構図だろうと推測しています。

NTK倒産に伴ってデザインが旭金属に継承されたという話があってもおかしくないタイミングでのNTK退出と旭金属CWの登場です。

しかしながら、NTKが倒産した1979年にはまだ旭金属は大阪にいて、NTK倒産後に燕三条に引っ越していますので、両者の地理的な関係性は薄くなっています。

ちなみに、国産でこのデザインを最初に採用したNTK自体が、ドイツのHazetに似ています。

ドイツと日本、そして日本の中での3社のデザイン類似性は、私にとってコンビレンチ七不思議の1つになっています。

 

 ④ S.N.T 

 ④-1 JIS無し(1980年頃?~1994年)

ホームセンター向け商品で、いわゆる廉価版になります。

したがい、ASAHIの商品カタログには掲載されていません。

発売開始時期は1980年頃です。

カタログ未掲載なので確認出来ませんが、現在でも販売されているようです。

JISマーク有無でバリエーションがあり、JISマーク無し/④-1が前期版(上の写真)、JISマーク付き(旧JIS)/④-2が中期版、JIS/JQAマーク付き(新JIS)/④-3が後期版になります。

 

 ④-2 JIS付き(1994年~2007年)

 

 ④-3 JQA付き(2007年~現在)

 

セットでのみ販売されています。

 

S.N.Tは、複数のブランドにOEM供給されています。

JIS認証モデルには製造元の表示が義務づけられていて、裏面の"丸A"が旭金属の製造記号であることから、旭金属製と分かります。

下はHERO向け。

他のブランド向けは、OEM編にて。

 

 ⑤ ASAHI DX TOOLS 

1995年頃にKTCミラーツール(当時)やTONEファインツールを意識し、高級工具としての位置づけでDX TOOLSを発売しました。

裏面の”HIGHEST MODEL”との刻印がその意気込みを伝えています。

また、”生涯保証商品”も謳い文句の一つでした。

DX TOOLSにはメガネ、スパナ、ソケットも設定されています。

美しい出来映えです。

但し、日本の高級工具市場の大きさは、3社が共存できる規模では無かったようで、KTCだけが生き残り、TONEとASAHIは撤退しています。

巻末に専用パンフレットを掲載します。

当ブログ内のDX TOOLS詳細は、こちら

 

10サイズが設定されています。

 

 ⑥ SUS TOOLS 

医療やマリン向けの新市場を狙ったステンレス仕様で、2004年頃の発売です。

これも大きな市場では無かった様で、残念ながら既に販売を中止しています。
表面にJAPANの刻印があります。

なお、裏面には材質も含め刻印は無く、のっぺりとしています。

"ASAHI TOOL"になっていますが、"ASAHI TOOLS"が本来の商号ですので、"S"を入れ忘れたのかと思います。

JISマーク付きでは無いので製造元を探ることが出来ませんが、旭金属の自製または燕三条の中で非鉄金属に強い工具メーカーへの生産委託のいずれかだろうと思います。

なかなか入手できずにいましたが、やっと手に入れることが出来て、旭金属コンビレンチ・コレクションが完成しました。

 

 ⑦ CL/レボウェイブ 

流れるデザインが素敵です。

コンビレンチは保守的なデザインが大半を占めていて、何とかなら無いものかと常々思っているのですが、このモデルには新しい風を感じ、コンビレンチの将来に期待が持てます。

鏡面仕上げに頼らず、敢えて梨地にしてデザインで勝負している姿勢が好きです。

2006年頃に発売され、現在に至っています。

2008年のグッドデザイン賞を受賞しています。

 

なお、この頃に旭金属の会社ロゴが新しくなり、初期の"六角形ASH"から"ASAHI TOOLS"に変わっています。

新ロゴ"ASAHI TOOLS"の字体をそのままにして、"ASAHI"の部分だけがこのモデルのロゴとして採用されています。

なお、従来品のCPには"六角形ASH"ロゴが継続採用されています。

 

 ⑧ LCW/ライツール 

レボウェーブ⑦と共に新しいデザインに挑戦していて、旭金属がデザインに力を入れていることが分かります。

胴長部の穴あき、スパナ部ざぐりなど徹底的に軽量化しています。

見方によってはアメリカで最も人気のある日本製ハンドツールかもしれません。

2000年頃に発売開始されています。

旧JISモデルで発売され、2007年から新JISモデルに切り替わっています。

 

バリエーションとしてスパナ部表示がレーザー印刷から打刻刻印になっているタイプもあります。

次のプチ版⑨にも同じ刻印タイプがバリエーションとしてあります。


特注品で、2017年に開催された朝日レガッタ70周年@琵琶湖の参加記念です。

スパナ部のレーザー刻印"70TH ASAHI REGATTA"だけが表示されています。

その他には凹パネルの表裏共に品番やJISマークなど何も無くのっぺらしていて、さらにサイズの表示もありません。(サイズは13mmの製品です)

浮き出し刻印が無いと言うことは、鍛造型が専用と言うことになります。

JISマークが無く、わざわざ鍛造型まで特別に用意していることから、安価な鋼材を使った記念品という名のオブジェ扱いなのかもしれません。

綺麗な記念品ですので、試しにボルト締付に使い、強度を確認する勇気は私にはありません。

 

 

 ⑨ LCWU/ライツール・プチ 

⑧のショート版です。

恐らく世界最小のコンビレンチだと思います。

私は8mm版をキーホルダーとして使っています。

 

スパナ部の刻印版もあります。

 

 

鍛造直後品(旭金属Twitterより)

 

 ⑩ CR/ディープオフセット・早廻し 

ボックス部の立上げ角度45度のディープオフセット(所謂DINタイプ)が1975年頃に2種発売されています。

1つはスパナ部が早回し仕様のラチェットタイプで、販売は短期間で終了した様です。

サイズとして10~32mmが設定されていました。

 

 

どこかの特許を使用しているのかと思ったのですが、1975年以前では同一形状の早廻し特許は見つかりませんでした。

Eascoの2004年US特許がほぼ同一形状ですが、1975年とは年代が異なりますので、探している特許の細部変更版かと思います。

 

 

何か雰囲気が異なるサイズ17mmを見つけましたが、サイズ表示がパネル端に寄っていて文字の大きさが少し小さいだけの差でした。

バリエーションが出る程度には出回っていたようです。

 

 

国産早廻しレンチ4種。

スーパーツール、KTC、旭金属(17mm)と、TOUGH(サイズ違い15mm)。

日本製の早廻しはこの4種だけだと理解しています。(国産ブランドでも海外製OEMは除きます)

スーパーツールが一番古く、1954年の発売で、アメリカの特許権を使用しています。(米国特許US2652735)

TOUGHは、スーパーツールが採用したアメリカ特許が20年経過し、特許権が無くなってから1990年代に採用したのだと推定しています。

KTCは、1977年の登場で、早廻しと言っても、スパナ先端の片側をカットしただけのようです。

 

 ⑪ CS/ディープオフセット・ロング 

ディープオフセットで通常スパナ形状のASH製コンビレンチを見つけました。

上の早廻し⑩とスパナ形状が異なるだけかと思ったのですが、長さが異なり、ロング版になっています。

早廻し⑩の品番は"CR"なのですが、このロング版にも"CR"と刻印されていますので、スパナ形状や長さが異なりますが、兄弟モデルなのだと思います。

 

実は、上の早廻し⑩のカタログにCWと同じデザインの凹3分割ディープオフセットが載っていて、品番がCSになっています。

カタログの写真を見ると、うっすらとですが、CWと同じ凹3分割パネルに"CHROME =六角形ASHロゴ= VANADIUM"と刻印されているのが分かります。

NTKには大きなサイズのディープオフセットがあり、似ているようですが、長さなどが微妙に異なります。

但し、カタログは1975年頃のものですので、NTKがまだ活発に製品を出していた時期であることから、NTKモデルとの関連性があるのかもしれません。

カタログに載っている凹3分割パネルの"CS"が本当に世に出ていたのでしょうか?

実は発売されずに代わりに上のロング版凸丸パネルが発売された可能性もあると考えています。

これも旭金属にはカタログ以外の記録が残っていないとのことですので、謎のままです。

カタログ上では『輸出用』となっています。

旭金属はアメリカには輸出していませんので、DIN形状の本場である欧州専用に輸出販売していたのかもしれません。

ちなみに、時々英国ebayを眺めているのですが、登場していません。

 

カタログの"CS"モデルと同じ26mmNTKを同じ角度で撮って並べてみました。

ほぼそっくりです。

左側のサイズ刻印の位置が少し違うだけが相違点に見えます。

↑NTKモデルと同じ角度でカタログ写真と比較

↓NTKモデルの正面

 

 

国産のディープオフセット6種です。

同じサイズ26mmで並べたのがASH2本NTKロブスター、さらにサイズ違いで17

mmのTOUGH、ABC

日本製のディープオフセットは、この6種だけだと理解しています。

スパナ形状や胴長の幅などを比較する限りでは、ASHモデル2種とNTKは異なっています。(カタログのASH"CS"モデルはNTKに極似していますが)

むしろ、ロブスターがNTKに似ています。

もっとも、NTKは1979年に倒産し、ロブスターのディープオフセットは1980年に入ってから登場していますので、時代が異なります。

但し、NTKのエッセンスがロブスターに継承されているように感じます。

 

★JIS規格のディープオフセット

ほとんど知られていないと思いますが、JISのコンビネーション規格にディープオフセットがJIS-I型(アイ型)として1998年に規定されています。

しかしながら、上の5種が1980年代までに発売されて以降は、どのメーカーもJISマーク付きのディープオフセットを発売していません。

ちなみに、全長規定が、なんと通常のJIS-N,Sよりも短くなっています。

12mm例…I型125mm、N,S型:130mm

ディープオフセットは、メガネ部オフセットと長さをメガネレンチと同一にして、しっかり締められることに意義があると理解しています。

例えば、ロブスターは12mmで長さ181mmです。

JIS規格は工具業界も委員になり企画されていると理解していますが、実際には誰も発売しなかった規格を何故作ったのだろうと疑問に思います。

 

 

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これ以降は、カタログだけを掲載。(①~⑪のモデル番号順)

 

3.カタログ/諸元表(コンビレンチのみ)

① フラットモデル 

カタログ等は無く、情報は現物のみ。 

 

② CP/凸丸パネル 

★2022年/現行カタログ

 

③ CW/凹3分割パネル 

★カタログNo.92/2009年第2版

 

④ S.N.T/凸帯パネル

★ホームセンター向け専用カタログ

 

⑤ DX TOOLS/ミラーフラット

★専用パンフレット

 

⑥ SUS TOOLS/ステンレス 

★カタログNo.52/2005年第2版

 

⑦ SL/レボウェーブ 

★2010年HP内の専用パンフレット

★2022年/現行カタログ

6~19mmまで1mm毎に設定追加

 

⑧, ⑨ LCW & LCWU/ライツール 

★2010年HP内の専用パンフレット

★2022年/現行カタログ

LCW…サイズ27~32mm追加

 

⑨ LCWU/ライツール・プチ

★2022年/現行カタログ

LCWU…初期の8~12mmから5~17mmに設定追加

 

⑩, ⑪ CR/早廻し & CS/ディープオフセット

★1975年頃のカタログより

 

旭金属/ASHのすべて

1.会社概要編 ⇒ 2.コンビレンチ編(本稿)

⇒ 3.スパナ編 ⇒ 4.OEM編

 

この回、終わり