今日突然、常務に応接室に呼び出された。

なんだかすごく嫌な予感。


こういうときは大抵異動を申し渡されるのがお決まりなのだ。


案の定、そうだった。


異動先は、今の企画職ではなく、どちらかと言えば営業的なセクションである。


もし今、僕が元気だったら即引き受けていたと思う。

なんだかんだ言って、やはりお客様との接点がある部署のほうが楽しい。


でも僕はうつ病である。

回復期とはいえ、まだまだ予断を許さない。(いや、むしろ回復期だからこそ)


常務もそのことに関しては解っているので、この異動に関しては僕の一存で決めていいということだった。

僕は即答できなかった。

なんだか複雑な思いがいろいろと交差して、その場で断れなかったのだ。

「異動を断れば今後の出世に影響が・・・いや出世なんて」

「今の部署では、僕は必要とされていないのだろうか」

「ていうか、CADスクール今月で修了なんだけど」


悩むこと数十秒。

「ちょっと考えさせてください。家族や主治医とも相談してみます。」


僕はそう言って、返事を先延ばしにした。


帰宅して、嫁とも相談したが、やはりやめたほうがいいと言われた。

明後日、主治医にも相談してみるつもりだが、ここでなんと言われようとも、多分僕は異動を断ると思う。


労働環境を一変させることは、とてもリスキーだと思う。

断ること=会社に甘えている、ということは重々承知している。

だけど、

だけど、、、

もうすこし、今のままの平穏な環境にいさせて欲しい。

せめて、減薬が始まるまでは。

うつがどん底だった頃、食欲不振の僕を救ってくれたのはドグマチールである。

たったの100mgだが、飲み始めてから数日でゴハンが美味しくなった。


しかし・・・


美味しくなりすぎるのも困りもので、ついついたくさん食べてしまう。

間食・ジュース等は一切摂っていなかったが、運動不足もたたって、この2年間で10kgも太ってしまった。

GTPも全然下がらないし。(現在92)


で、さすがにこれだけ体重が増えると、もう服が着れない。

がっかりしながらジャスコでスーツの特売をやっていたので、買いに行った。

2着で15,000円。

・・・安すぎる。

しかし、これは僕の中で、あくまで一時的にしか着ないものなので、安物で充分なのだ。


これからさらに太る、ということじゃないよ?

また、もとの体重に戻すってことだからね?


WiiFit放置してるけど・・・。


なんとかドグマチールを減らせないものだろうか。

一度減量に失敗はしているが、今度は大丈夫な気がする。

ノリトレン閣下も入ってるし。

そうすれば、もっとスムーズに体重を減らせると思うのだけど。

ブログを書く気が起きない・・・といいつつ書いてるけど。


僕はこのブログについて、特に知人に宣伝しているわけでもないし、コメ・ペタをして回っているわけでもないのだが、徐々にアクセス数が伸びてきている。


アクセス数が伸び、ランキングが上がってくると、どうしてもよく分からない人からのアメンバー申請やコメントが入ってしまうが、これはオープンにしている以上仕方の無いことなのだろう。


でも逆に、昨日のエントリの一件で、多くの人からコメントを頂けて、とても嬉しいし、感謝の気持ちで一杯である。


今後もちまちまとブログを書いていくので、アクセスしていただければ幸いです。



ちなみにそろそろ「今日これ」の新作が出そうですよ。

「うつ」を克服する最善の方法―抗うつ薬SSRIに頼らず生きる (講談社プラスアルファ新書)/生田 哲
¥880
Amazon.co.jp

以前、別のうつ病関連の書籍で、名指しで叩かれていたので、どれだけ非道いのか、興味本位で買ってみた。


結論。


・・・買わなきゃ良かった!!


全部きっちり読んで、感想を書こうかと思ったけれど、あまりにも非道い内容なので、斜め読みだけで挫折してしまった。



内容的にはまあ、よくあるSSRI叩き系。

それはいい。

よくあることだ。

例によってコロンバイン事件なんかも取り上げられている。

もう見飽きたパターンだ。


しかしこの本は次元が違う。

まず、「うつを治す薬は無い」と言い切っている。

さらに、セロトニン仮説は仮説でしかなく、うつとはあまり関係ない的なことを書いている。

そして、うつは人間の感情のひとつでしかなく(つまり「うつ病」なんて存在しない)、「うつは自然に治る」と書いている。


これで終わりならまだいいのだが、著者は、自分や妻もうつ経験者だと主張し、水泳などの有酸素運動やセントジョーンズワート、食事療法、瞑想でセロトニンをコントロールしてうつから脱却したと書いている。


うん。

実に矛盾している。

セロトニン仮説、結局肯定してるし。


大体、抗うつ剤全てを否定しているけど、書籍に出てくるのはSSRI・SNRI(しかもほとんどプロザック)だけで、3環系・4環系については全く触れていない。


著者は薬学の博士である。

そしてアメリカでの研究期間が長い。


つまり、アメリカでの机上の空論をそのまま日本に持ち込んでいるだけと思われる。

医師じゃないから臨床経験なんてゼロだろうし、そもそも日本にはプロザック売ってないし。


自分もうつ経験者だという主張も気に入らない。

本物のうつ病は、水泳なんてできないよ?



興味本位にトンデモ本に手を出すと、最終的には自分が不愉快な思いをするだけという、教訓にしかならなかった。

今、抗うつ剤を飲んでいる方々はこの本を読んでも不安になるか、不愉快になるか、いずれにしても損をするのでやめておいたほうが・・・と思う。

今日はもう遅いので、診察記録のみ。


億劫感があると言ったら、ノリトレンが1.5倍、つまり15mgになった。

ちょっと尿閉が気になるが、まああんまりだったらやめればいい。

さて。どうなることやら。


ちなみに体調はだいぶ戻ってきた模様。

最近戻りが早いので助かる。

随分良くなってきたことを実感できる。