これは本当に偶然の話なのだが、僕がうつ病が悪化して休職したとき、同じタイミングでうつ病で休職した人がいた。

しかもその人とは同じ部署で、席は斜め前。


ただ、タイミングが一緒だからといって、他も全部一緒なわけはない。

発病のタイミングも全然違うし。


大体にして、僕はその後約半年で完全復職まで漕ぎ着けたが、その人は最近ようやくリハビリ出勤を開始している。

約15ヶ月休職していたのだ。


先日、その人と久々に会ったわけだが、一番驚いたのが体型だった。

その人は、ややぽっちゃり系だったのが、ものすごくほっそりとしてしまっていたのだ。


こっちはその逆なのに・・・。


詳しく話をしていないので(というか聞けない)詳細は分からないが、その人も寝たきりのような状態だったらしい。


となると、考えられるのはうつ由来の食欲不振がずっと続いていたか、薬の差か、そのあたりだろう。


まあ、食欲不振があればドグマチールが入るだろうから、やはりメインの抗うつ剤の差かなぁ・・・というのが僕の勝手な予測。


個体差・治療法によって休職期間や体型その他が、こうも差が出るのは、精神科系の疾患だけなのではと思う。

今日はエントリを二つ。


一昨日打診されていた異動の件だが、今日念のため主治医に相談してみた。


主治医「異動先は、今より忙しいところですか?」

これの「まあ、忙しいでしょうねぇ」

主治医「じゃあやめたほうがいいです。なんなら診断書書きますよ?」


・・・ということで、主治医のお墨付きも得て、常務には異動の件を断った。


それでも異動を命じてきたら・・・法的には逆らえないわけだが、そこは、会社の情に期待したい。


僕は今、回復基調にあるからこそ、全てに対して慎重でありたいと思っているのだ。

今日は嫁の誕生日。


2人でささやかなお祝いをした。


誕生日プレゼントは、ニンテンドーDSを希望されていたが、11/1にDSiが発売になるのでそれまでお預けとなった。

せっかくなら、最新の機種のほうがいいもんね。

入手できるか微妙だけど。

うつ病になると、希死念慮を生じるケースが非常に多い。

年間の自殺者が3万人を超えているが、このうち、うつ病が原因だった人の割合はかなり多いのではないだろうか。


僕も重症化していた昨年の5月~7月に、希死念慮を抱いていた。

ただ、僕の場合、他の人とはちょっと違う希死念慮かもしれない。


これは僕の勝手な思い込みなのだが、希死念慮というのは自責の念が強くなりすぎて発症しているケースが多いような気がしている。

「私なんて死んでしまったほうが世の中の為だ」

「生きていても仕方が無い」

などという考え方。


じゃあ僕の場合どうだったかというと、当然自責の念はあったが、自殺したいという衝動を起こしていたのは別のものだった。

僕は激うつと同時に、とてつもない全身倦怠感に見舞われて、何をするにも苦痛が伴った。

一番酷いときは、アモキサンの離脱症状が出ていたころで、焦燥感や不安感も半端ではなかった。

その苦痛が、「自殺」に駆り立てた。

眠れない夜に、一人キッチンに立ち、包丁を手首にあててみたり。

気合で会社に行ったはいいものの、帰りに駅のホームで、飛び込みたくなったり。


「こんなに辛いならいっそ死んだほうが楽だ」


これが僕の希死念慮の動機である。

そのくらい、症状は重かったのだ。


この話を嫁にすると、

「よく死ななかったね。えらいね。」

と褒めてくれる。


いや違うんだ。

自殺しなかったのは君のおかげなんだ。


僕は希死念慮が脳裏によぎったとき、必ず同時に嫁の顔が浮かんだ。

僕が死んだら、嫁はどうなってしまうだろう。

僕は嫁を愛しているが、それと同じくらい愛されていると思っている。

それなのに。

嫁を置いていってしまったら・・・。


いつもそう考えて、あと一歩のところで踏みとどまっていた。


多分、僕は嫁がいなかったらとっくにこの世にはいなかったであろう。

家事が苦手で朝寝坊で、いつも僕に小言を言われている嫁ではあるが、僕にとっては命の恩人なのである。


ようやく回復期と言える時期に入った。

希死念慮もすっかり無くなった。

寛解まであと少しである。


寛解したら、嫁にはたくさんたくさん、恩返しをしたい。