神代植物公園大温室・前編 | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

都内で近場で自転車でゆけるところがどこかないか考えてみた。

そういえば小学校のころカブスカウト(ボーイスカウトの下)に入っていたときに

お出かけイベントでいったきり、調布の神代植物公園にいっていないことを

すこし前に思いだした。

 

というわけで、いつかまたゆこうと思っていた神代植物公園に先週の土曜日に

いってきた。

画像少ないので、短くに2回に分けて記事アップ。

 

『神代植物公園』

住所はいくつかに別れているので省略

詳しくはココ

 

 

緊急事態宣言中のため、現在は入場予約制。

身体障害その他手帳を持っている人は当日入場可。

入口で検温および連絡先を用紙に記入。

 

皆さん、家族やカップルでゆける近場を探していることと、週末という

こともあり、思ったより人が来ていた。

 

なかの地図を見たらやはり広くて、どういうルートで歩こうか迷ってしまう。

園内を右回りするか、左回りするか考えたが、自分が一番みたい大温室が右回りで

比較的すぐのところにあるので右回りにした。

 

 

「知っている? 動物は植物になれなかった落ちこぼれの生命が仕方なく

進化した末路なんだって」

 

これは最果タヒの小説「少女ABCDEFGHIJKLMN」のなかに書かれていた

台詞のひとつ。

これが本当ならばわ我々人間は植物の進化の後輩となるのだが、

果たしてどんな植物たちが待っているのか。

 

まず最初にダリア園、ぼたん・しゃくやく園

 

 

みなさん、花に近づいて写真を撮影している。

 

そこからさらにすすむと、先のほうに大温室が見えてきた。

温室はあの熱帯ジャングルっぽい雰囲気が好きだ。

新宿御苑では時間の都合で入れなかった温室だが、こちらは16時半まで

入れるので是非入らなければ。

 

 

良い感じ。

テーマパークのアドベンチャーアトラクションみたいな空気があるから温室は好きだ。

 

池に浮かぶ葉。

南米パラグアイ、ボリビア、アルゼンチンに生息する「パラグアイオニバス」という

植物らしい。

 

 

スイレン科オオオニバス属の植物。

カップケーキみたいに綺麗な容器型をしている。

説明パネルではこの葉の上に子供が乗っているが本当に

その重さで沈まないのだろうか。

ゲゲゲの鬼太郎の世界観ではカエルが乗って合唱しているイメージ。

 

 

ジャングル感満載。

左側に写っている下に向いて開いている花が気になる。

 

 

 

途中、食虫植物があった。

 

ウツボカズラ科のネペンテス・アラタというらしい。

 

 

ウツボカズラ科は70種類もあるらしい。

消化液は虫だけじゃなく、小さなネズミも溶かすとか。

 

一度入ってしまったら2度とでられず、骸になるまでしゃぶりつくされることから

オレは小説のなかで、ブラック企業のことをこのウツボカズラに例えた。

 

ウツボカズラ。

虫にすれば迷惑な植物だが、人間から見ればフォルムも性質もなかなか

興味深い植物である。

 

つづく