最近観た松本人志の2番組 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

大学4年の就活をしているときに、どっかの会社の社長が

会社説明会でこんなことをいっていた。

 

「履歴書の自己アピール欄に『好奇心』と書く学生がいる。

好奇心なんて誰でも持っているのだからそれを書くことが

おかしい」

 

なるほど。たまには的を得たことをいう偉い人もいるもんだと

思った。

 

好奇心か。

オレも周囲の比べると持っている方だとは思うけれど

他とベクトルが違うかもしれない。

 

仕事における探求心とかいったような仕組まれた刺激じゃなく

純粋の自分の興味あることにおいての刺激が欲しいのだ。

 

善人だとか悪人だとか、好きだとか嫌いだとかにかかわらず

この人たちと話していると馬鹿になる、という人たちが世の中には

存在する。どういう人たちだとかはここではいわないけれども。

 

そのような人たちと接していても、はっきりいって何も成長しない。

こずるい処世術だけ見せられるだけである。

 

だったらまだ、世の中の裏をしっている人、あるいは裏にいた人とかの

刺激ある話を聞いたほうが、自分にとっても知識になる。

 

ただでさえ、人を会う機会が減っている今だからこそそんな刺激が

欲しい。

 

先日、TBSで「クレイジージャーニー」が特番で復活した。

MCは松本人志、設楽統、小池栄子。

 

クレイジージャーニーといえば、以前やらせが発覚して打ち切りに

なった深夜帯の番組だが、今回の復活は嬉しかった。

 

やはりあの番組は面白い。

とくに丸山ゴンザレスの危険地帯ルポは好きである。

 

ギャングに取材を行っていたのだが、緊張感があり裏の世界を垣間見る

ことができた。

朝日新聞の記者コラムでも、クレイジージャーニーはゲストが

魅力的だと書かれていた。

 

登場する写真家や冒険家、ジャーナリストその他、みなが仕組まれた

好奇心に動かされているのでなく、本当に好きな世界を追いかけている

のがとてもいいと思う。

 

今回は特番だったが、今度はまたレギュラーで復活してほしい番組である。

 

 

松本人志の番組で観たものがもう一本。

先週の土曜日やっていた「IPPONグランプリ」。

いわゆる大喜利番組。

 

正直特別好きな番組というわけじゃないのだが、他に観るものがないときは

観ている。

 

今回観ていて嬉しかったというか驚いたことがひとつ。

 

途中、

「ドッジボールをしていたらめちゃめちゃ挑発してきそうな芸能人は誰ですか?」

というお題があったのだが、テレビを観ながら一緒に考えていて、挑発している姿の

映像が頭にパッと浮かんだのが川合俊一だった。

 

そうしたら、かまいたちの山内の答えがまったく同じだった!

星の数ほどいる有名人の中で、同じ人物が答えというのはかなりの確率である。

 

これは本当に驚いた。

 

あと、お題すら忘れてしまったが、決勝の食べ物名をラリーする大喜利。

好きな人がいたら申し訳ないが、個人的にあれは面白くなかった。

世間一般的にはウケているのだろうか。

 

すべらない話もそうだけど、なんかIPPONグランプリを見ていると、視聴者を

おいてって、スタジオにいるメンバー間だけで持ちつ持たれつでウケている部分が

目立つような気がする。

純粋な大喜利の答えとしてはまったく筋が通っていないんだけれど、その人が

答えているからウケているみたいな。

 

こう考えているのはオレだけだろうか。