こだわりレモンサワー檸檬堂 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

レモンサワーという存在がしめすその安定感はすごい。

 

野球の打順でいえば、先頭の1番に置くことも無ければ主砲の4番打者に据える

ことはないんだけれど、ビールに続いてスタメンには必ず入る。

 

1軒めの居酒屋の1杯目でいきなりレモンサワーを頼むことはまずないが

最後までレモンサワーを1杯も頼まないこともまずない。

 

ずば抜けて格別美味いというドリンクでもないけれど、家呑みでも酒場でも

欠かせないドリンクである。

 

オレの中では「ビール党」と「レモンサワー党」が長期で連立政権を担っている

ようなもの。「ハイボール党」もあるから3党連立か。

あ、「シークアーサー党」もあった。

 

タレントが芸能界から政界に進出をするかのように、今回ソフトドリンク業界から

コカ・コーラ社が酒業界に殴り込みをかけるかのごとく新商品をだした。

 

阿部寛がCMでもやっている「こだわりレモンサワー檸檬堂」

 

こだわっているだけに本格派感が半端なくでていてやや高い。

 

普段はサンガリアの79円チューハイを軸に購入しているが、今回これが

スーパーで大量仕入れされていたことにより110円ちょっとで比較的安く売られていたので

試しに1本だけ購入。

 

 

強さが4段階だか5段階あり迷ったけれど、オレはとにかく強めが好きなので

なんとなく一番上の「鬼レモン」を買ってみた。

 

レモンサワー好きも極端にいえば「炭酸派」と「果汁派」の2派にわかれるのだ。

 

とにかく喉に刺激があるほうが好きか、フルーツ感のあるほうが好きか。

 

オレは正直、キリンの氷結とかサントリーのストロングゼロのようにアルコール度数が

ガツンと高めで炭酸も強いほうが好き。

 

不思議なもので居酒屋で吞むぶんには炭酸が優しい感じのレモンサワーでもじゅうぶん

美味いんだけれど、部屋でひとりで吞むぶんにはできるだけ度数も炭酸も強いほうが

いい。

 

やはり酒呑みにとっては、どういう空間で吞むか、ひとりで吞むか友人と呑むかという

状況でそのときの酒の好みも変わるものなのだ。

 

疲れたあととかでなく、純粋に酒の味を楽しみたいというときならば濃厚な果汁系の

サワーでもいい。

 

でもたとえば、運動したあと、山登りしたあと、サウナでのぼせたあと、あるいは真夏、

そういうシチュエーションにおいては濃厚な果汁ギュギュッ系はちと合わない。

そんなときは喉に刺激を感じるキレがあるアルコール飲料のほうが合っている。

 

気温が高い沖縄では粘着性のある黒ビールがあまり売れないように、スカっと喉を潤したい

時に濃厚果汁系はちょっと喉に流しにくいのだ。ネバっこくて。

 

「檸檬堂」は本格的だけにちょっと重かった。

今回選んだのが一番強い鬼レモンだったからかもしれないけれど。

 

主食のごとく、これだけ吞むことをメインとするならばじゅうぶんプレミアムであり

舌を楽しませることをできるけれど、食事のお供にしたり、つまみのかわきモノを

流し込むアルコールとしてはドロっとし過ぎているかも。

 

しかし、いろいろあって周囲の知人とかも週に最低1日は休肝日をもうけている

とかきいていたから、オレもすこし前までは修行と思って週1日休肝日を

もうけていたが、既になくなってしまった。

 

でもひとつ思うことがあって、休肝日をもうけていた時期にノンアルコールビールを

吞んでいたんだけど、あれでもほのかに酔ってるような気がする。

 

ずっと前やりとりさせてもらっていた女性ブロガーさんがお酒呑めない人だったんだけど

友達と部屋でノンアルコールビール吞んだとき、それでも酔っぱらったと記事に書いていた。

 

芸人のヒロシも下戸なんだけど某旅番組で外国でノンアルコールビール頼んで呑んだ際、

「これ、ノンじゃないんじゃない!? オレちょっと酔ってるし」

といっていた。

 

真実はどうなんだろうか。

単純に気分の問題か!?

 

酒には決してそこまで弱くないと自認しているオレでもノンアルコールと謳うビールで

ほんのり酔いを感じるのだ。

 

「酔い」の要素はもしかしたらアルコールだけじゃなく、麦とかにもあるのかもしれない。