早朝鈍行2019④ スワコの朝、そして諏訪大社と万治の石仏 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

続き。

 

今回も朝6時ごろ起床。

お笑いウルトラクイズの宴会場面収録後に浅草キッドのおふたりを

部屋に呼び出し説教したジュディオング先生よろしく、南に向いている

窓を開けひとりで朝の諏訪湖の色を見たい目覚めの気分だったが、

残念ながら南に窓はなく、諏訪湖畔からも多少離れているから見えないので、

湖を望みながら朝の風を浴びることはなく、そのまま朝風呂へ。

さっぱりして気持ちイイ。

 

8時ごろ朝食。

 

 

鮭はじめ、卓にあるものすべてが美味しかったが、中でも厚めの玉子焼きが

絶品だった。ドリンクは信州らしくりんごジュース。

この日は最終日で、このあとも諏訪周辺を徒歩で散策して帰るだけなので

ゆっくりと朝食を楽しめた。

 

ちょっと休んだらチェックアウト。

部屋の神様に頭をさげて、ご主人と女将さんに挨拶して宿を後にした。

 

玄関をでてからしばらく一直線。

ご主人と女将さんがわざわざ外にでてきてくれて、こちらが見えなくなるまで

ずっと手を振ってくれていた。

 

こういうのに弱い。

優しさが深ければ深いほど別れが寂しくなる。

5年も10年もしっている存在だが微塵の好感も持てないどころか、こいつの家庭内にだけ

ピンポイントでペストが大流行すればいいのに(怖)と願うような人間がいる一方で、

たった一晩のふれあいでも別れが悲しくなる人もいるから、神の設定するキャスティングも

なかなかして意地が悪いものである。

 

リュックを背中でゆさゆささせながら坂道をあがり、諏訪大社の正面に到着。

諏訪大社は数年前の早朝鈍行以来、2度目だ。

 

ずっとしたの方に街並みが見えるこのアングル。

やっぱり好きだ。

贅沢いえば、諏訪湖がちょっと見えていればもっと良い。

 

あくまで大雑把な根拠ないイメージだけど、ハリウッドとかああいう場所っぽい。

BARのポスターとかにありそうだ。

 

 

そして、諏訪大社秋宮へ。

 

朝から既に観光バスが入口に止まっていて、周辺には観光客の姿が。

 

その集団の動きと空気から察するに、入口鳥居前で記念撮影をする流れの

ようだが、なかなかまとまらずグダグダしている。

これは先に早くくぐって入ってしまったほうがいいと判断し、集団の横からスルリと

抜けて敷地内へ。

 

 

数年ぶりに再訪だけど、やはり神々しい。

友人はここで御朱印を。

 

書いてもらっている間にぐるっと一周。

 

竜の口から温泉がそそがれている。

 

 

一周して御朱印をもらったら出て、今度はさっきの坂をくだり、しばらく歩いて

反対方向にある春宮へ向かう。

 

友人は何度も訪れているが、オレはこちら初訪問。

 

 

 

これは春宮の画像だっただろうか。

 

雰囲気が似ているので、画像を整理しているうちにわからなくなってしまった。

 

 

こちらで参拝が済んだら、ここから近くにある「万治の石仏」というスポットへ

友人に連れていってもらう。

 

奥の方へ続く道をてくてくと歩いてゆき、途中ちょっとした橋を渡る。

台風の爪痕か、下の川を見ると流れがまだ強く、水も濁っている。

 

田舎的な道を進んでゆくと、「万治の石仏」が見えてきた。

頭が小さく胴が大きい独特なフォルムだ。

 

 

手前には参拝のやり方が書かれた札が立っている。

下参照。

 

 

こういうのは嫌いじゃないので、動き自体に問題はないのだが、

オレは2つ以上のことをいっぺんにできないので、心の中で願いとなえながら

歩いているうちに、今何周目かわからなくなってしまう。

 

逆に何周回ったかをカウントしていたら、なにを唱えていたかわからなく

なってしまう。

 

もしかしたら2周しかしてないかもしれないが、とりあえず願掛けは遂行。

(気にしすぎ人間なので、あとから待っている人がいたら早く済ませないと

いけない気持ちにもなってしまう)

 

次回、帰路の最終章。