早朝鈍行2019③ 居酒屋 三五郎@下諏訪 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

続き。

 

友人総合プロデュースのこの旅、2日目の夜は外のお店で夕飯を

かねてお酒を吞むという計画。

 

ひとっ風呂浴びて、とりあえず1本だけ吞んだあと、すこし様子を見たら

雨がやんできたようだ。

 

宿に「ごちそうナビ」という飲食店案内パンフがあり、ご主人がそれを見たら

いいとすすめてくれたので参考にする。

 

友人もサイトなどで前もって調べてくれていたので、照らし合わせて選ぶ。

 

またいつ雨がザアザアと降ってくるかわからないので、宿から近いほうがいい。

 

ということで、一軒狙いをつけた。

 

旅情気分で浴衣のままサンダルつっかけて、ヒタヒタと鳴らしながらゆくものいいが

これも雨にあうと足元から汚れてしまうので、私服に着替えて宿をでる。

 

地図で見る印象よりも驚くほどすぐのところにお店はあった。

 

『居酒屋 三五郎』

長野県諏訪郡下諏訪町御田町3159-1

観光協会のHP

 

 

角を曲がってすこし歩くと、急にふと自然にそこにある静かな夜の温泉街の

オアシス感がたまらない。

 

小宮浩信に1をたしたような名前の意味はなんだろうと思い、それがおそらく

350円均一だから「三五」なのだと気づいたのは帰りの電車の中だった(笑)

 

友人が先陣をきってくれて入店。

お店の女性の方が対応してくれた。

入口近くのテーブル席へ座ることに。

 

店内の様子。

カウンターの雰囲気や作りからして、どちらかといえば居酒屋よりもスナックに

近いかもしれない。

でも温泉街の酒場はこういうスナック的な空気があるほうがエッヂが効いてて

良い。

壁に掛かっている簾?もいい感じ。

 

 

メニューの1部。

ドリンクは350円均一じゃなかった。

あと、フードも1部500円くらいのもあった。

表記されていたから、まあいいか……。

 

 

 

では、改めて今度は宿の外で「生」で乾杯。

 

 

ああ、温泉街の静かな夜にふと入った酒場で飲む酒はどうしてこうも

美味いのだろう。

だれかその理由を学会で発表してほしい。

 

枝豆!と見せかけてフェイントで「茶豆」

そして「野菜炒め」

 

茶豆ってこれまでも数回しか食べたことないけど美味いな。

 

 

正式な名称は失念したが、なんというか、それはそれは「チーズウィンナー」的な。

 

 

 

連続だとは分かったうえでのさらにチーズ。

「チーズカリカリ揚げ」

そしておともは「レモンサワー」

温泉で水分が抜けていった体の隅々と五臓六腑に酸味がほとばしる。

 

 

すぐ横の壁にはアサヒスーパードライのキャラである福山雅治のポスターが

貼ってあったかと思えば、店内にかかっているBGMもずっと福山のエンドレスループ。

お店の人がファンなのだろうか。

 

世間一般が大好きなコミュニケーションとかいうやつで、ここでもお店の人がきたら

「あんちゃぁ~ん、小ぉ雪の気持ち、考えたことあンのかァ~? 」

とこれ以上ないクオリティの低さを誇る福山のモノマネで対応してみようかと思ったが

居酒屋だけに、ツマミ出されそうなのでやめておく。

嘘。お店のかたはとても丁寧で温かみある方々だったので、つまみだしたりなんて

絶対しませんので(笑)

 

壁のメニューを見回すと、友人の好きな「いぶりがっこ」を発見したので

教えるともちろん注文。

クリームチーズ添とかできますか?ときいたら丁寧にそれでだしていただいた。

感謝。

 

 

画像多くなるので撮影はしなかったが、このほかに串も数本いただいた。

 

美味しい夜だった。

三五郎さま、ご馳走さまでした。

 

食事が終わるころ、宿の近くにラーメン屋があることをサイトで発見して

美味しそうだったので〆で立ち寄ることに。

 

いってみたら宿のすぐとなりのとなり。

到着時と、さっき宿を出るときはまったく気づかなかったはなぜ?と思ったら

夜しか営業していないようで、オレらが三五郎へ向かったときはまだ夕方の

開店前で暖簾がでていなかったからだった。

 

お店の名は「宝華」。

今住んでいる市の隣りの小金井市にも宝華という店がありブログをはじめる前

にいったことがある。その後、国分寺や立川にも出店した店である。

 

そこと同じ中華で同じ名前なのが気になったが、サイトに「小金井の宝華で修行した人が

開店」とあると、友人が教えてくれた。

諏訪まできて地元近くの店が源流の店が宿のすぐそばにあるとは驚きの偶然。

 

本来この店の紹介は別のラーメン記事にわけようかと思っていたが、ちょっと

しくじった。

夜外観を撮影したら灯りをすかした暖簾しか映らなかったので、明日帰り際朝また

撮影すればいいかと思い、1枚とった画像を整理で消去。

 

そして朝見てみたら、暖簾もないただの民家だった。

夜しか営業していないのを忘れていた。

結果ラーメン1枚だけなのでこの記事内でアップ。

 

ラーメン(醤油味) 680円

 

 

呑んだあとの〆。

これまたいうまでもなく舌鼓。

 

小金井総本山および他の支店同様に、ここもまた油そばがウリでもあるようだ。

また来ることがあったら、今度は油そばを食べよう。

 

20時ごろ、宿へ戻る。

テレビをつけるが、テレ東系が入っていないようで出川の充電を観ることはできず。

同様にアド街ック天国も観られないのでTBS系で「世界ふしぎ発見!」をみながら、

男ふたりで

「海南江ちゃんもまだ不思議ハンターやっているのかあ、長いなあ。」

と語りあいながら時間は流れてゆき、なんだかんだで23時近くまで起きていて

それから就寝。

 

続く。