EXIT | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

いろんな意味でいつもそばにいたやつがいなくなるというのは

辛いものである。

 

中学3年生のとき、クラス替えの悪影響により同じクラスの中で

仲がいいやつは約1名だった。

しかもそいつが登校拒否体質だったため、学校内で話す相手が

いない時間も決して少なくなかった。

 

話す相手がいないことよりも、いつも休み時間ひとりでポツンとしている

姿をみられるのがいやで、別に喉がかわいているわけでもないのに

教室をでて水飲み場にいったり、もよおしているわけでもないのにトイレに

いったりして時間を潰す辛さはおそらく経験した者にしかわからないだろう。

 

ただ、当時のオレの場合は単なる話し相手が学校にこない場合が多いという

孤独だったが、たとえば芸能界のような仕事で、ふだんずっと組んでいた相方が

急にいない状況になるというのも相当辛いものがあるだろう。

 

今の吉本の騒動をみていると、だいたいコンビの片割れが謹慎になっている。

今回の反社関連における一番の被害者はいうまでもなく詐欺にあわれた方々だが

2番めの被害者は謹慎を受けたコンビ芸人の相方だと思える。

 

ピンの仕事があればまだいいが、コンビの仕事だけだったらそのスケジュールも

バラされてしまったかもしれない。

 

今回の闇営業の件は背景がうやむやなので、今となっては若手が不祥事をおこした

といういい方は違うのかもしれないが、とりあえずコンビの片方がなにかやらかして

必然的に解散という被害をうけてしまったコンビは昔から存在する。

 

ちょっと前から「EXIT」というお笑いコンビをテレビで目にする機会が多い。

 

最初は、「ああ、よくあるチャラ男芸か。昔オリラジ藤森もやってたし、最近観ないけど『慶』

とかいうピン芸人もやっていたなあ」くらいの感覚で観ていた。

が、よくみると1人ははじめてみるが、もうひとりのほうはどこかで観た記憶があった。

しかも至近距離で。

 

名前を確認したら「りんたろー」。

 

 

そうだ。思いだした!

間違いない!

 

約3年前に友人から「大宮ラクーンよしもと劇場」のチケットをもらって出向き

そこのステージでみた彼だ。

 

劇場

(当時の画像より)

 

そのときの記事でも書いたが、当時6組くらいの若手が出演しててそのうちの

一組に「りんたろー」がいた。

 

でも、そのときはまだ「EXIT」じゃなく「ベイビーギャング」というコンビで相方も

違っていた。

 

オレ、最前列のいい席のチケットもらったので、すぐ目の前で「ベイビーギャング」

のネタを観ていた。

劇場という小ステージで最前列だったので、向こうも当然オレの表情やリアクションを

はっきり観れていたはずである。

 

ベイビーギャングのネタは正直オレのお笑い価値観とは合わなかった。

周囲の女子中高生の観客はみな、キャー!キャー!いいながら手を叩いて爆笑

していただけに、オレはずっとアシュラマンの冷血面(-.-)みたいな顔で観ていただけに

ステージ上できっと

「一番前の列でひとりだけクスりとも笑わないやつがいるな」

と思っていたかもしれない。

 

しかし、おどろいたのはそれからわずかしかたっていなかったときだ。

 

ベイビーギャングにおいて、りんたろーの‘相方’が不祥事でいきなり‘被告’に

なってしまった。

 

ベイビーギャングが必然的に解散となるのは結果報道を見るまでもなくわかった。

 

ファンでもなんでもないけど、本人に非がない解散はさすがに、りんたろーっていう

片方が可哀そうな気がしてこれからどうすんのかな、と思ったらその数年後、

新しい相方と新たな芸風を見つけたようで、なんとなくよかったなあと感じた。

それが「EXIT」。

 

ベイビーギャングのときとまったく違う芸風。

あのころはチャラ男芸の気配など微塵もなかった。

 

彼はきっとかなり根が真面目なんだろう。

だからチャラ男のなりふりを観てても、なんだか憎めない無理してる感がある(笑)

 

でも、なんかよかった。

オレはやはりチャラ男芸一般は好みじゃないんだけれど、前のベイビーギャングのとき

よりかはブレイクしているような気がするので、上から目線じゃないけど安心した。

いい相方を見つけたんだろうなって感じた。

 

お笑いネタついでにもう一組。

 

数か月前にこのコンビも営業で地元にきてイベントをやっていた。

 

 

 

ただ、申し訳ない。

彼らをネタにここから話をふくらますことができない……(笑)

 

ナナナナー ナナナナー

ナニも思い浮かばないー

 

こんな記事だけどとりあえず今夜も読んでくれて

ありがとう オリゴ糖。