北海堂の「釧路名物B級グルメ スパカツ」 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

府中は駅前から大國魂神社にかけてけやき並木通りが伸びている。

 

数か月前に大國魂神社方面から駅のほうに向かって歩道を歩いていたら

前からスーツ姿の男性ふたりが楽しそうにしゃべりながら歩いてきて、

すぐ横をすれ違った。

 

「ん……?」

 

ふたりのうち、1人の男性のほうはどこかで見たことある。

だけど、瞬間に誰だかパッとでてこない。

 

いくらかエライ(とされる)位置にいた人のような。

以前のバイト先や職場の上司だっただろうか?

うーむ? どういう位置づけでなにをやっていた人だっけ?

 

すれ違ってから10歩も歩かないくらいのところで、なにをやっていた人か

思いだした。

 

そうだ。日本の総理大臣をやっていた人じゃないか。

 

普通にすれ違った男性は菅直○だった。

横にいた人はおそらく秘書とかだろう。

 

もともと多摩地区を拠点としている人だから、このあたりを歩いていても

決しておかしくはないが、かつてはこの日本のトップにいた人物も今や

SPもつかず、当たり前のように周囲の群衆に溶け込んで歩いているのだなあと

思うと、なんとだかしみじみしてきた。

 

まあ、それは本題とか関係ないのだが、そんな府中の駅前も新しくできた

ル・シーニュや、それに先駆けて建っていたフォーリスなどに来る客で

数年前に比べるとかなり賑わい、飲食店のテナントも増えてきた。

 

流鏑馬の記事のときにちらっと書いた井上昌己氏のミニライブは、そのフォーリスと

いう建物の1階のイベントスペースで開催されていたのだが、

そのイベントスペースのすぐ奥はフードコートになっている。

 

そのフードコート内ではないのだが、入口手前のテナントにすこし前から

北海道定食屋が入って気になっていた。同様に気になるメニューも。

 

なかなかゆくタイミングをつかめなかったが、この前やっといってみた。

 

『北海堂 府中フォーリス店』

詳しくはココ

 

 

正確に紹介するならば、

『産直仕入れ北海道定食屋 北海堂 府中フォーリス店』。

昔、西川貴教がTMレボリューション改めで、すごく短い期間名乗っていた

「the end of genesis T.M.R.evolution turbo type D」みたいに、ちと長いネーミング。

本店は北海道にあるようだ。

 

いつも夜に妙なテンションで、ダダダダーッ!と記事を書いているから、

同時多発誤字脱字が多く、翌日自分で改めて見直した際に気づき、

シレーっと修正しているオレだけど、「北海堂」の‘どう’が「道」じゃなくて「堂」なのは

もともとそういう字なので。

 

客層は若いアベックから年輩の夫婦まで幅広く利用されている。

もちろん、オレのようなひとり客もたくさんいる。

 

 

北海道の店というと、刺身系をイメージするがここは揚げ物や焼き物が目立つ印象。

 

ザンギ定食も美味そうだったが、オレが気になっていて頼んだのはこちら。

 

「釧路B級グルメ スパカツ」 880円

 

 

外のショーケースにあるサンプルを見て美味そうと思ったので。

B級グルメという響きにも惹かれた。

 

安く腹を満たすためというのもあり、普段パスタは家で茹でて食べるが、

今回外食したのは「トンカツ」に付加価値を見出したため。

 

全景が撮影できず申し訳ないが、牛の形をした熱い鉄板に盛られて提供される。

 

パスタはやや、細め。

ジュウジュウの鉄板で焼かれているために、下のほうはカリカリで歯ごたえがある。

縮れてない焼きそばっぽいかもしれない。

 

 

ソースは一見普通のミートソースだが、デミソース。

 

程よい柔らかさのトンカツはフォークとセットでそえられた箸でいただく。

この食べ方が正解なのかどうかはわからない(笑)

とにかくトンカツもソースもパスタも美味かった。

 

 

ボリュームもまあまあ。

女性にはちょうどいいかも。

男性はもうちょっと量多くてもイケるかと思う。

 

税込みで880円かと思ったけど、実は税込みで950円くらいだった。

でも満足した。

 

今度は定食も試してみたい。

 

 

※本記事中には、現代の流行表現において一部、不当・不適当と思われる死語が

ありますが、記事文章における文学性と趣きを考慮し、あえて意図的に使用いたしました。