塩SOBAクワトロ・バリエ | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

部屋番号をふるにあたって、101、102,103ときて、次はひとつ飛ばして105と

するホテルとかもあると聞いたことがある。

 

それだけ日本ではまだ「4」という言葉=‘し’(死)を連想されるというイメージが

根づいていることの証明だろうかとも思える。

 

そんな「4」(し)という数字だが、日本語だと演技悪い代名詞にされて悲惨なような

気もするが、これが英語だかどこだかの言葉で「クワトロ」となると、一転して

カッコいい響きになるため、ピザからカミソリの刃までそろって「4」という言葉を強く

アピールしてくるから面白い。

 

最近あまり歩いていなかった地元の道路をなんとなく歩いていたら、かつて

「麺奏研 紅BLACK」があった跡地に、麺奏研の新店舗ができていたのをしった。

 

『塩SOBAクワトロ・バリエ』

東京都府中市本町1-9-41

詳しくはココ

 

 

BLACKが今は駅前施設にルシーニュに移ったんだっけか。

とにかくそのあとに同じ紅系列の新店が出来ていた。

 

カウンター席は変わらず6席という狭いスペースだが、この系列のラーメンはほぼ絶品。

時間的にも待ち人数が少なく3番目だったので、せっかくだから並んでみた。

※画像は店を出た後にとったもの

 

クワトロというのは4。

バリエはバリエーションの略。

 

トッピングの異なる4種類の塩そばにくわえて、4種類の日替わり塩そばもあることが

店名の由来らしい。

 

券売機でみればこんな感じ。

 

 

この日の日替わり限定メニューは「姜」というものだったらしいが、

オレは基本である左上の塩SOBAで。

 

「塩SOBA」 750円

 

 

スープ表面の輝きを見た瞬間、食う前に「これは絶対美味い」と確信した。

そしてスープをすするとやはり大当たり。

 

個人によって好みのさはあると思うが、ちょうどオレが味わいたかった塩のスープだった。

年明けの病み上がり決死隊状態だから、こってり系よりもこういうシャープな味のスープで

スルスル入る細麺が食べたいと思っていた時に大歓迎な麺だった。

 

太いメンマに、色彩的にもぴったりな緑の野菜。

そしてこの色っぽいチャーシュー。

 

価格も足元を見てない妥当なとこなのが嬉しい。

 

ここ数年で食べた塩ラーメンのなかでは間違いなくベストの部類。

また行きたいと思う。